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Posted by ブクログ
思った以上に面白かったので4つ星予定を5つ星に変更。どこの国でもいじめがあって、自分とは違うものを排他してしまうのは、悲しいこと。子供がそういういじめをするのは、親の考え方の影響も大きいと思う。視野が狭いよ!と叫びたくなる。日本は特に同質文化だから、その傾向が強い。私は純ジャパ(と自分で言うことは今が初めてだけど)だけれども、他人と違う考え方やキャリアで、こういう異質扱いを受けた経験があるので、この排他的な感覚は何となく共感ができた。でも日本も昔より外国人も増えていろんな顔の人たちが周りに増えてきているので、日本人の意識もだんだん変わっていくのではと思う。
Posted by ブクログ
ステレオタイプ、固定観念…自分はそんなの関係ない!と思ってる人こそ読んでみるといいかもしれません。
「ハーフなんだから、美人(イケメン)でバイリンガル」というステレオタイプは、「日本人だからみんな勤勉で努力家しかも真面目」という事実とは異なった固定観念と一緒かもよ?という提言。
例えば、「アメリカ人は肥満である」というステレオタイプ。ジョークの世界では笑いを生むための重要な要素になりますが、だからといってアメリカ人全員が、巨大なウォルマートで電動の車に乗ってアイスクリームを買い漁ってるわけではもちろんありません。
自虐で言うのと人から言われるのでは違うのです。
「国籍はどこ?え、二重国籍は違法だよ!」とか言ってしまう、「アイデンティティは1つである」という思い込み。人にはそれぞれ生い立ちがあるわけで、それは決して「ハーフだからこうである」という集約はできないはず。ちなみに日本の法律では二重国籍、違法ではないそうです。
ハーフだということで「ご両親の馴れ初めは?」と聞く。初対面の日本人にいきなり両親の馴れ初めを聞きますか?
公共の場で「外国人は若い頃は美人(イケメン)だけど、劣化が激しいよね!」とか大声で言っている隣に、もしかしたら外国の血を引く人がいるかもしれないんです。
「○○なら××である」という論法は、もしかしたら他人を傷付けているかもしれない、そんなことに気がついた本です。
あくまで軽い文体で書いてあって非常に読みやすいですが、内容は重たいです。
自分の昔の発言を省みる機会にもなるでしょう。
Posted by ブクログ
本書で描かれている「純ジャパ」の人たちを見て嗤う一方で、私たちの中にもそういう一面がないとも限らない、いや"ある"ことを頭に留めておかなければいけない。要は、相手を何がしかの型に当て嵌めたりラベリングしたりせずに、ありのままの相手を見るように努めるべきだ、ということ。知らず知らずに相手を傷付け続けているのかもしれない。
また、国籍選択における「外国国籍の離脱の"努力"」=努力義務であるということを初めて知った。
あるとき、フランスと香港の帰国子女2人と帰国子女の話をちらっと交わしたことを思い出した。「帰国子女もいいもんじゃないよ」という趣旨のことを言われたけど、その真意を当時の自分は理解できていなかったと思った。ハーフと帰国子女は厳密には違うけれど、似たものを感じた。それと同時に、彼らを傷付けるような物言いをしていなかったかと不安になった。
・語学面や精神面で「アイデンティティが2つ」の人もいるのです。(P195)
・ハーフはなぜ「愛国心」を持ちづらいか(P200)
の下りでは、思わず唸った。自分が心のどこかで感じていたことが上手く言語化されていたからだと思う。
Posted by ブクログ
日独ハーフである著者が、自身や友人の体験をベースに、ハーフに関する課題を挙げている。我々日本人がハーフに対して抱いているイメージや取ってしまう行動、社会でのポジションなど。普段あまり耳にすることのない当事者からの問題提起を、ふんだんなユーモアを交え、新書として出していることから、読み易さは抜群。
ハーフだけでなく、在日外国人にも言えることが多数ある。
(※引用追記※)
内容は著者が運営するサイト「ハーフを考えよう」のコラムから抜粋したと思われる。先に上記サイトのコラムを読んだので、目新しいトピックは無かった。新書でページ数も限られているので仕方ないが、上記サイトのほうがバラエティに富み、内容も濃い印象。
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