サンドラ・ヘフェリンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルにもある「ドイツの女性はヒールを履かない」から、昨今のKuToo絡みの本かと構えて読み始めたが、そんなことはなく、寧ろ読んでいてリラックスできる内容だった。
筆者サンドラ・ヘフェリン氏も巻末インタビューに答えている門倉多仁亜氏も、ドイツ人と日本人のハーフであることもあり、多少の比較論はあるものの基本的には、自分は自分他人は他人、ストレスの少ない生活を選べばよくない?と優しく投げかけている。決して日本流を否定するわけではなく、ドイツだとこんな感じだけど、試してみれば?程度の内容で心地よかった。
ドイツでの就職(インターンシップ)の話や恋人の友達との繋がりの話など、海外に漠然と抱いていたイメージとは少し違っていて勉強になった。一概に、海外>日本と
言えないなあ、私には日本の方が楽でいいわ、とも思え、もっと自国に対して愛着が湧いた。ただし、今すぐ真似したいことも色々あったので(特にカルテスエッセン)、本書の趣旨通り、参考にして自分自身を労ろうと思った。 -
Posted by ブクログ
タイトルから手にした本。過去に〝フランス人は…〟という本を読んだけど、それに似た雰囲気のもの。
フランス人、ドイツ人、人種に関わらず、芯が通った生き方の紹介で、ドイツの人にもこんなに素敵な習慣があるのかと楽しみながら読みました。
タイトルのヒールを履かないというものは、ただのふれこみではなく〝ドイツ人は靴を大切に考えている〟と言うことがよくわかった。
私もなんとかの大足なので、日本では靴を選ぶと言うより履けるサイズのものを探して買うという感じ。ドイツへ行くことができたら、靴選びが楽しめるんだと想像するだけで楽しくなった。
この本を通して気付かされたこと、〝他人を見て幸せそう〟と感じる時は、そのシチュエーションへの憧れであるという事、そして自分の心の声に耳を傾けて〝何が幸せ〟かを考え沿って行動すれば幸せは近づいてくると…すーっと心に沁みた部分です。 -
Posted by ブクログ
2023/12/8~
メルカリ 800円
売って、またBOOKOFFで買い戻した 385円
おもしろかった、ドイツ人の価値観を知りたくて、最近ドイツ人の生活関係の本を読んでいる。
歩く文化でマネしたいけど、日本との気候が全然ちがうため、そこは参考になりませんでした。
歩くことを一番マネたかったので気づいてガッカリした。
ドイツと同じ気候になる時期(11~4月くらい)はあるので、その時期は取り入れたい。
・ヒールを履かない理由は、歩くのが好き
・同じ靴は2日連続で履かない 靴が傷まないように
・「フランス人は10着~」・・あれは嘘
・ビルケンシュトックの靴はおすすめ(イメージはヒッピー、労働者のイメージ)
・原始的、あるものでどうにかしよう!
・睡眠大事、7~8時間は寝る(人前で寝るのは無礼)
・化粧は特別な日だけ(普段はノーメーク)
・香りに拘る(香水クールウォーターマン)
・努力よりも才能
・向いてないことは諦める(諦め早い)
・同じ仕事をする(転職は7年に1度が目安)
・恋愛至上主義
・個人主義
・旅行至上主義
・人は人
・自分の意見や思いが優先 -
Posted by ブクログ
ネタバレドイツ人の父と日本人の母を持つ著者。
どちらが良いか悪いか押し付けではなく、さまざまな考え方がある、とのこと。
日本ではメイクはマナーで、社会でしていないと咎められる。反対に黒髪はそのままが推奨、染めるのは違反という風潮。
ドイツにはすっぴんという言葉がない。メイクがマナーではないから。髪色は自然にない色だけNG、あとは金髪黒髪茶髪何でもOK。メイクはしていないひともいる。
なるほど、私はドイツでならラクに生きられるなあ…
他の方のレビューにもある通り、ドイツのほうが合う、と思ってる方は多いのに、日本ではどうして実現できないのだろう。たまたま、私はアレルギーでメイクできないが、それ以外の、したくない、という意思が尊重されてもいいのに。
『ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方』
を読みたかったが、先にこちらから読んだ。
たぶんこれも自分が履きたければ履く、履きたくなければ履かない、かな、と思いつつ次に読もうと考えている。
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Posted by ブクログ
日頃周りの会話聞いてると、その価値観って、日本の文化の中で出来上がってるもので、みんな自分自身の価値観を見直さないのかな?って苛立つ。この本の複数の点に共感した。印象に残ったのは、日本女性は自分で家事育児をやることが素晴らしいとされ芸能人は家事を外注してることを言わない、「結婚できる」「結婚できない」という言い方、努力をしてることが素晴らしい(私の解釈では苦労をしていることが素晴らしいという価値観)、日本は性別を意識しすぎで友達の男女が2人で出かけることを避ける、とか。ほかにもへえ〜と思うことがいくつか書いてあった。「週末には家事などではなく、心ときめくことをしたい」か。。そしてあとがきに結婚したら最初が肝心、いかに最初にハードルを下げるか、やっぱり頑張らないことが大事、と書いてあって、著者自身の経験かなと思った。
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Posted by ブクログ
以前別著にて著者(日本在住24年目)のことを知ったが、今回は日本社会に蔓延る体育会系精神にメスを入れている。著者の主観が目立ってはいたが、ヘドバン並みの回数で頷いていたかも笑
早速内容を追っていきたい。
第一章:学校は「ブラック」の始まり
懸念材料の一つが組体操。学校側からの、組体を実施する事への同調圧力や皆で我慢しながら成し遂げるという感動の押売り。ほぼ毎年生徒が事故ろうが、やりがいを重視させる。
また、体育会系は言い換えると軍隊的。以降はブラック校則/部則やアルハラへと形を変え、精神は継承されていく。これじゃ終生、滅私奉公ですやん…
第二章:サンドラが見たヘンな職場
元職場での経験をはじめ飲食店や某大手企業の社員を調査。
パワハラ、外国人技能実習生への不当な扱いと悪影響は幅広く…第一章の歪んだ教育が人格の一部となり、自然とブラックな環境を選ぶ。他者にまで精神論を強要するまでがセット。する方も哀れな社畜なんだ。
第三章:女性に冷た過ぎるこの社会
仕事に出産・育児・PTA・身だしなみに至るまで「女性にラクさせたくない社会」。本章での体育会系精神は「前例」と名前を変えている。
「彼女達が頑張れば頑張るほど、政治家は頑張らなくなる」ー 大丈夫じゃないのに前例に従ってこなしていると見られ、鵜呑みにされてしまう…(そこは見破って欲しいのだが…!)
致死量の気合なんか要らない。
第四章:外国人がカイシャから逃げていく
入社早々能力を活かせない部署に配属させられるから。外国人も同じスタート地点で当然という、「新人は玉拾い」論を日本の"カイシャ"はまんま導入している。
他にも原因はあるが、一貫して言えるのは"平等"を都合良く解釈していること。
第五章:「世代論」から抜け出せない人々
所謂「最近の若い世代は…」発言。「自分のことしか考えていない」と憤る旧世代に対し、むしろ今の若い世代の方が現実的な人生設計を図っていると肯定的な意見があるのは新発見だった。
第六章:ニッポンの明るい話
色々挙がっていたが、体育会系特有の上下関係に「良さ」を見出しているのも意外だった。バッチバチな実力社会よりも、年齢という明確な基準で区切るのは平和な生活の為には悪くない方法だという。それが陰湿でさえなければまだ平和なんだけど。
メスを入れるどころか一刀両断せん勢いだったが、やはり卓越した観察眼をお持ちである。
スポ根上等‼︎な体育会系は苦手なタイプだったが「これも体育会系⁉︎」と本書で思うことが多く、自分も毒されていると考え込んでしまった。
今の自分に違和感を覚える人が一人でも増えるだけで、この本の意味がある。 -
Posted by ブクログ
高知市内。駱駝別邸の塩タタキみたいな1冊。期待していた通りのことを、期待していた以上に教えてくれた。前回読んだ「極上の孤独」とかいうクソオナニー本の後だったから尚更なのか。知らなかったなーってことばっかりでとっても面白かった、というかタメになった。
読んでみて今一度思う。
もしもハーフに生まれ変われるなら、是非生まれ変わりたい。だってハーフであることの苦悩より、ハーフであることの喜びの方がはるかに大きいだろう。マイナスな話は「思い込みや偏見による人間関係の煩わしさ」にほぼ集約されているけど、裏を返せば、それだけ偏ってくれてるからひっくり返すのも簡単だということ。逆に驚かせてあげたら全てうまく進む。何もない没個性が仲間に入るのよりはるかにイージーモードだろう。
仮に外国語が話せて、しかも国籍が2つなんてあってみ?どんな旅券より素晴らしい!ひたすらに羨ましい!日本に生まれ日本人として日本人の世を生きるのも楽しいけれど、一度きりの人生をどう転んでもドラマティックにしてくれる幻の旅券、それがハーフだと思う。どう転んでも魅力的だわ。