サンドラ・ヘフェリンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレドイツ人の父と日本人の母を持つ著者。
どちらが良いか悪いか押し付けではなく、さまざまな考え方がある、とのこと。
日本ではメイクはマナーで、社会でしていないと咎められる。反対に黒髪はそのままが推奨、染めるのは違反という風潮。
ドイツにはすっぴんという言葉がない。メイクがマナーではないから。髪色は自然にない色だけNG、あとは金髪黒髪茶髪何でもOK。メイクはしていないひともいる。
なるほど、私はドイツでならラクに生きられるなあ…
他の方のレビューにもある通り、ドイツのほうが合う、と思ってる方は多いのに、日本ではどうして実現できないのだろう。たまたま、私はアレルギーでメイクできないが、それ以外の、した -
Posted by ブクログ
日頃周りの会話聞いてると、その価値観って、日本の文化の中で出来上がってるもので、みんな自分自身の価値観を見直さないのかな?って苛立つ。この本の複数の点に共感した。印象に残ったのは、日本女性は自分で家事育児をやることが素晴らしいとされ芸能人は家事を外注してることを言わない、「結婚できる」「結婚できない」という言い方、努力をしてることが素晴らしい(私の解釈では苦労をしていることが素晴らしいという価値観)、日本は性別を意識しすぎで友達の男女が2人で出かけることを避ける、とか。ほかにもへえ〜と思うことがいくつか書いてあった。「週末には家事などではなく、心ときめくことをしたい」か。。そしてあとがきに結婚
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Posted by ブクログ
以前別著にて著者(日本在住24年目)のことを知ったが、今回は日本社会に蔓延る体育会系精神にメスを入れている。著者の主観が目立ってはいたが、ヘドバン並みの回数で頷いていたかも笑
早速内容を追っていきたい。
第一章:学校は「ブラック」の始まり
懸念材料の一つが組体操。学校側からの、組体を実施する事への同調圧力や皆で我慢しながら成し遂げるという感動の押売り。ほぼ毎年生徒が事故ろうが、やりがいを重視させる。
また、体育会系は言い換えると軍隊的。以降はブラック校則/部則やアルハラへと形を変え、精神は継承されていく。これじゃ終生、滅私奉公ですやん…
第二章:サンドラが見たヘンな職場
元職場での経験を -
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Posted by ブクログ
高知市内。駱駝別邸の塩タタキみたいな1冊。期待していた通りのことを、期待していた以上に教えてくれた。前回読んだ「極上の孤独」とかいうクソオナニー本の後だったから尚更なのか。知らなかったなーってことばっかりでとっても面白かった、というかタメになった。
読んでみて今一度思う。
もしもハーフに生まれ変われるなら、是非生まれ変わりたい。だってハーフであることの苦悩より、ハーフであることの喜びの方がはるかに大きいだろう。マイナスな話は「思い込みや偏見による人間関係の煩わしさ」にほぼ集約されているけど、裏を返せば、それだけ偏ってくれてるからひっくり返すのも簡単だということ。逆に驚かせてあげたら全てうま -
Posted by ブクログ
ドイツと日本の比較漫画があるなんて知らなかった!
こういう本の面白さは作者の頭の柔らかさ、好奇心の度合いにかかってるので、海外文化に詳しい人が誰でも面白く描けるわけじゃないんだよね。
その点ではこの2人の作者が作るものは面白いと思う。
ダーリンは外国人程突っ込んで考察してるわけじゃないけど、程よくさっくり読める感じ。
ドイツはなんとなく憧れの国だ。何だか無骨で格好良い。
でもドイツの国民性と言われてもピンとこなかった。欧州の他の国と比べて大きく違うのか?と。
ドイツ人はイタリアのビーチで裸になって怒られるなんて…(笑)
逆じゃないの!?
全体的には、ドイツ人はこうだ、というか、やっぱ欧米はそ -
Posted by ブクログ
日本人の日常が外国の人にとってどう見られているか?日本との違いを身近なところから描いたマンガ
めちゃくちゃおもしろかった!
満員電車で暴動が起こらないのは奇跡!とか
マスクしたら外国では強盗か重病患者と間違われるとか
日本人のFacebookの投稿写真は食べ物が多いとか
ドイツではくすっと笑いが嘲笑ととられるとか…
読めば読むほど「へ~!」な驚き満載。
あと笑ったのは…ロシアのモテ
女性の金色の腕毛が好まれるって!!
ファーのようだと褒められるそうよ~
で、ロシアの女性が好きな男性は…
がっちり体型の毛深い男らしい~
日本で悩む毛深い男たちよ~
ロシアへGO!! -
Posted by ブクログ
前作「満員電車は観光地!?」に続く原作者と漫画担当の二人による、今回はドイツ人に焦点を当てたカルチャーギャップ物である。
前作の感想で、どこか一つの国に焦点を当ててくれたならと感想を書いたが、その願いが叶って大変喜ばしい。一つ一つは前作と同じくジャブのように軽快に描かれているが、そうした方法で一つのドイツ人像を描き出すことに成功していると個人的には思える。
カルチャーギャップはもちろん、その背景にある文化や考え方、あるいは法律などに触れられていて、大変興味深い読み物だった。
実用性(ドイツの歯医者は合理的過ぎて注意が必要だとか)も含めて、星四つ半相当と評価した。共感したり、なんでやね