大石静のレビュー一覧

  • オンナの奥義 無敵のオバサンになるための33の扉
    ほとんど、阿川さんの夫の話はのろけじゃんと、途中で気づいた。大石静さんの夫婦の話は、普通ではあり得ないことで、ぶっ飛びすぎてる。色々な人がいて色々な世界があるんだな。夫と妻どっちも変な人が結婚したのか。でも、価値観、似ている考えだから一緒にいるんだろうな。あと、更年期障害って本当に大変なんだなと思っ...続きを読む
  • オンナの奥義 無敵のオバサンになるための33の扉
    「真実はいつだって倫理とか常識とかの向こう側にある」(p.52 大石静さん)か、かっこいい…!阿川さんも好きだしと気軽に手に取った本でしたが、笑いあり感嘆ありで面白かった!
  • 四つの嘘
    高校時代、嫌いだった友人と、大人になってから心が通じ合ったりすることはそうそうないと思う
    それに現実の世界では、こうもドラマチックな出来事が次々起こることないよなぁ
    さすが大石静!

  • 文藝春秋2021年4月号
  • セカンドバージン
    万理江は私が最も苦手とする自己中心的でどこまでも嫌な女ですが、この小説には無くてはならない存在になっています。

    彼女の存在がある事でこの小説が面白くなっていると思いました。

    ただ、るいと行の関係については何となく浅い、物足りない感じが残ります。

    17歳も年齢差がある男女で、家族や仕事を犠...続きを読む
  • セカンドバージン
    中堅出版社の女性役員と金融庁キャリアとの不倫を軸に、様々な人を巻き込んで進む物語。
    ドラマのような展開だなと思ったけど、実際になっていたんですね。
    禁断の愛に身を任せ堕ちていく2人。 不倫の2人にスポットを当てるかたちで悲劇的に進んでいるけど、された側からしたらたまったものではないですね。
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  • 四つの嘘
    美波、満希子、詩文、ネリの四人の過去と現在が紡がれる。脚本家の作品だけあってストーリーが明確でスイスイと読めた。個人的には詩文の刹那的な生き方に引き込まれた。
  • セカンドバージン
    主人公2人の熱愛がメインなのに、2人が恋に落ちるまでの感情描写が少なすぎて薄っぺらく感じてしまった。まりえが物語の良いスパイスになっていたかも。行の失踪からシンガポールでもできごとも貴っすぎて...
  • セカンドバージン
    ドラマみたい。ちょっと展開早いし浅い。行がるいに惹かれていく過程をもう少し丁寧に書いてほしかった。女性が書いた女性だなあ、という印象。猫のレタス君はかわいいね。
  • セカンドバージン
    登場人物が飛び抜け過ぎてて、うまく感情移入出来なかった。キャラ濃すぎ。

    行も、金融業界を動かすエリートなのか、浅はかで自信過剰な人なのか、紙一重な感じで残念。素敵〜♥️って憧れたかったわ。

    シンガポールの夜はドラマチックで良かったのに。

    その後奥さんに突然離婚を切り出すなんてアホな事を……

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  • 四つの嘘
    女のどろっとしたところを書いた作品。
    人間の皮一枚下ではこんなことを考えているのだなぁと。
    そして詩文がそんな死に方選ぶかなぁと。
    文学少女ならもっときれいな死に方を選ぶような。

    後半になるにつれ、読後感さわやかに持っていこうとしている感じがしてなんか違和感。
    最後まで何か貫いてほしかったな。
  • セカンドバージン
    以前ドラマをみたことがありますが、ドラマ同様、原作本もまあまあ、楽しめて読めました。
    読みやすかったです。
  • セカンドバージン
    キャリアウーマンの主人公が息子と同世代の男性に恋をする。
    私は万理江の方に面白みを感じた。
    NHKでドラマ化されたが見なかったな。
  • 四つの嘘
    満希子、美波、詩文、ネリ 4人の同級生の物語
    それぞれの考え方でそれぞれの人生を歩んできた4人。
    違うようで実はみな根底にあるものは同じなのかもしれない。鏡に映った自分が本当なのか、虚像なのか…。
  • 究極のいい女
    なかなか、良い言葉で、うならせられる箇所があった。
    基本的には、わりと普通目の女性のエッセイ。
    クリエイティブな仕事に男性女性は関係ない、確かにそうだけど、
    感性の微妙な違いはあるのじゃないだろうか?
    その微妙な違いから生まれる何かがとても重要に感じている
    小生としては、ちょっと腑に落ちないかな。
  • セカンドバージン
    テレビドラマで話題となり、興味を持っていたので原作を。
    期待していたほどエロティックな描写はなく、主人公るいにも相手役・行にも魅力を感じられませんでした。
    るいは「出版界の鉄の女」などと呼ばれていながら、周りに流されてばかりいる……。
    行も何事にもいい加減で妻にも向き合わず、るいと出会ったのがチャン...続きを読む
  • セカンドバージン
    年を重ねた時にこうような小説を読むと、
    もう一度、胸がドキドキ、ワクワクするようなときめきを
    求めたいと思ってしまう。それが小説のいい所だと思う。

    《文中より》
    「交渉事は断られた時からスタートだって思ってますので、
    またご連絡します」
    「そういうの顰蹙(ひんしゅく)買いませんか?
    何度も言いまし...続きを読む
  • セカンドバージン
    キャリアウーマンな40代女性と有能な17歳年下の男性との純愛。
    多少強引なストーリー展開で力強く話が進んでいくのだけれど、そのままの勢いで残念な結末に持っていかざる得なかったかのか・・・。
    二人が惹かれあうまでも短く、二人で過ごす時間も短い。それでもお互いがお互いを必要とするような恋愛というのも出来...続きを読む
  • 四つの嘘
    他の人のレビューのように確かに昼メロw
    嘘というよりは女同士の友情の中の秘密の暴露といった感じかな。
    読み進むのに苦労はない程度の本かな。。
  • 四つの嘘
    女子高で同級生だった4人のどろどろとした恋愛と40代のその後のお話。
    お出かけの電車のお供に再読。

    ドラマっぽい。
    いかにもドラマっぽい。
    特にやっぱ詩文。
    最後になんだかみんなそれなりに良い人っぽく書かれていて、それがちょっと物足りない感じはあるかも。詩文には最後まで悪女っぽくいてほしかったとい...続きを読む