大石静のレビュー一覧

  • 四つの嘘

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    話が進むにつれ、引きこまれていった。
    それぞれの視点での話があり、読みやすかった。こんな、ドロドロした話が好きだなぁ。

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    2014年08月04日
  • 四つの嘘

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    面白かった〜女の黒い部分がよく書かれてた。
    4人の女たちはみんな女性特有の要素を持っていて。妬み、羨望、当てつけ、優越感、奔放、諦めなどなどなど。
    それぞれめっちゃ共感するの。初恋の人をずっと思い続けちゃうどうしようもない心とか、若いイケメンにたぶらかされる気持ちとか、こいつ落としたいと思う気持ちとか、他人より優れていたいと思うどうでもいい自尊心とか。笑
    そういうどろどろした気持ちを女はみんな持っていて、それがこじれてうまく組み合わさってしまうと、人生が一直線に落ちていってしまう。
    こわいなー
    でもやめられない
    人生は一度切りだから、面白いことしてなんぼ。(と言っていられるのは今のうちかな、)

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    2014年06月10日
  • セカンドバージン

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    愛情と憎悪。表裏一体として、よく小説に登場する。この本もそうだ。

    そこに没入と諦観が交錯し、男と女の関係を浮き彫りにする。

    とにかく、登場人物の性格は極端だ。でも、誰にでもどこかしらで持っているものだろう。そこを際立てて表現しているので、印象深い。

    基本的に女性目線だ。男の私には理解できない点もあった。

    でも、この本を読んだら、平和に家庭を維持できていることの不思議さを感じた。

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    2013年11月25日
  • 四つの嘘

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    初めて大石静の本読んでみた。

    ニューヨークで1人の女性と1人の男性が死亡し、
    そこから絡み合う4人の同級生の女性の物語。

    死亡女性を含む女性は
    今でこそそれぞれの人生を歩いているが
    かつて20年前にお嬢様学校に通う同級生だった。

    恵まれた容姿をもって生まれながらも、実家の仏具店をついで専業主婦となったプライドの高いマキコ。

    恋に恋をし、初恋の人物と似た男と結婚しながらも最期はその初恋の人物と共に死ねた美波。

    文学少女であるが故に人生に早々から失望し、男と寝ることでしか生きる意味を見出せない悪女詩文。

    名医となり、仕事に生き、男性と大した関係を持たずに生きてきたネリ。

    それぞれの性

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    2013年09月14日
  • 四つの嘘

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    自分はどの女性とも少しずつ違うなと思うのだけど、共感できる部分はどの人にもありました。

    ストーリー展開もテンポが良く、読みやすい書き方でもあるので、あっという間に読み終えてしまいました。

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    2013年03月03日
  • セカンドバージン

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    ドラマできちんと見なかったので読んでみた。話しはスピーディにすぐ読める。最後は涙も出たが、よくよく考えると粗っぽいとこも目立つ。特に行の気持ちがつかめなかった。何にも本気じゃなさそうで…。最後はなぜあんな突拍子もない事件に巻き込まれるのか、死ななきゃならないのか、ちょっと分からない。でも泣けた。

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    2013年01月29日
  • セカンドバージン

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    分かりやすさとテンポの良さで一気読み。本人達は純愛でもやっぱり不倫の結末は悲しい。それでも女は強いなぁ。

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    2012年06月09日
  • セカンドバージン

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    すごくおもしろかったー!
    ドラマを観ていなかったので、ラストは衝撃でした。
    最後のフレーズ、「男は滅び、女は栄える」この言葉が印象に残りました。
    たしかにここにでてくる女性はみんな強い。
    この主人公は45歳です。ほうほう、私もまだまだ頑張れそうだわ(*´∇`*)

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    2012年02月23日
  • セカンドバージン

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    ネタバレ

    キャリアウーマンのるいが17歳年下の行と出会い、恋に落ちる物語。
    だが行は既婚者だった…。

    最近気になる大石静さん。
    どろどろのドラマを書かせたら右に出る人はいないですね。
    終わり方はちょっと…、ですが楽しめました。

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    2011年12月27日
  • セカンドバージン

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    女性は、一つのことに一生懸命になると、他のことが見えなくなる。

    そして、女性は、強くて怖い。

    ということを教えてくれる話でした。

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    2011年11月09日
  • セカンドバージン

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    話は面白かった。特に不倫相手のお子ちゃま嫁の描写が秀逸。最後の展開はちょっとなあ、という感じだが、全体的には面白かった。さすが大石静だと思う。

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    2011年11月02日
  • 四つの嘘

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    高校時代の同級生4人、22年後を舞台にした群像劇。

    小説らしい小説と言うか、正しい小説と言うか、もちろんいい意味で。

    途中までは非常に素晴らしかったですが、だからこそ、3人の心を通わせるために用いたエピソードが安易に感じられました。

    詩文の人生観、死生観は見ていて気持ちよかったです。
    そういう意味でも正しい小説です。

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    2011年09月13日
  • 四つの嘘

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    4人の女の話。

    一気にスルーっと読んでしまった。

    詩文とネリの気持ちが、なんかよくわかっちゃった自分が、なんだか悪い女に思えてしまったのだけど、だけどなんだか・・・その二人の気持ちが手に取るようにわかってしまう。


    4人の子供がまた同じような境遇で育っちゃうところもまた面白いんだけど。
    歴史が繰り返すというjか、詩文の子は、やっぱり血を引いていたのね、みたいな感じで。


    ネリと詩文の気持ちが良くわかったんだけど、その中でもなんか詩文のことが手に取るようにわかってしまう。
    手に入れてしまうと、興味がなくなってしまったり。
    刺激を常に求めてしまう、そんなところがなんとなく。

    そして美波の

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    2011年05月08日
  • 四つの嘘

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    ドラマを見てから原作を読んだ一冊。

    全然違う性格の同級生、女4人の20年後。
    その中の1人の死をきっかけにそれぞれの嘘が露呈し始める…

    自分と重なって見えてくる人物像がきっとあるはず。
    あなたの嘘は・・・??

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    2011年03月06日
  • 四つの嘘

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    嘘をついてプライドを守りながら、周りの目を気にして自分と比べながら、自分だけの幸せを探そうとしている。そんなめんどくさい女子が描かれている。
    そうか。ドラマになってたのか。永作博美の詩文は観たかったな。

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    2011年02月07日
  • 別れられないよね?

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    面白かった。大石静って知っている気もするけど、よくわからない。男?女?っていうレベルで知らなかった。答えは女。このエッセイは週刊ポストの連載を収録したもの。ということで、読者は男性ということで書かれているが、女性が読んでも面白い。オオイシさんが「女の多くは、指の長い男が好きだし、私もそうだ」と書いている。「セカンドバージン」でもこのセリフ出てきて、「そう!そう!」とうなづいていた私。うー思考(嗜好?)が一緒だわ。「長くなくても繊細な手つき、表情のある手つきの男は、女が好きだし、探究心が旺盛だ」だって。うん、うん、そうかもね!とさらに深くうなづく私。さて、男性諸氏はこの「手」に関する考察(という

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    2011年09月03日
  • セカンドバージン

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    ドラマと同時進行で読んでいます。
    演出で省かれていた、行間が描かれています。
    物語がとかではなく、ドラマが好きなので活字で読みたくなったため購入しました。るいの台詞の中で「17歳も年下の都合のいい女になるなんて私のプライドが許さない」というのが一番好きです。この発言があるからこそ、それからの彼女の生き方が面白のだと思ってます。

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    2019年01月16日
  • 四つの嘘

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    2年前に読んだはず・・。
    4人の女の人のキャラクターがはっきりしていたから、どの人物にも感情移入しやすくて読みやすかった。
    どの女性も魅力的だけど、多分「妖艶な詩文いいなぁ~」って思う人が多い気がする。かっこいいから。
    どんな状況でも人をうらやんだり妬んだりするんじゃなくて自信を持っていけたらいいなぁ・・。

    ストーリーは最後がちょっとがっかりだったけど、もしかしたらミステリーなのかな?って想像するとちょっと面白い。

    だって死体を確認する云々の場面が結局あいまいなままだったし・・だんなさんが何かを隠してるように感じたけど
    そこはさらっと流してしまえば別にミステリーでもなんでもないかな★

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    2010年08月21日
  • 四つの嘘

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    淫乱に生きるしかない詩文。平凡に生きるしかない満希子。仕事に生きるしかないネリ。平凡に生きるはずだった美波。かつて私立女子校で同級生だった四人はそれぞれ別の人生を歩んでいたが、美波が四十一歳で事故死したことから、運命が絡みあう。残された三人の胸に愚かしくも残酷な「あの頃」が蘇り、それぞれの「嘘」が暴き立てられていく―。

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    2010年06月23日
  • 四つの嘘

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    【求めてくれる男を捜しつづけるのよ。忙しくなるように。】

    単純に同級生4人の話かと思ったら、そんなことはなくそれぞれ思惑が絡み合うミステリっぽい。

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    2010年05月05日