赤井三尋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
老猿とクリーンスタッフはおもしろかった。
なーんか話が続きそうな感じもあったので、
短編だけど、あとでいろいろ繋がってくるのかと思いきや、
最後までバラバラなただの短編集だった。
特に老猿の方は、もうひと事件ありそう感ありありだったので残念。
三十年後と青の告白は、
うーん、ちょっとだらだらした印象。
三十年後は、ラストがあんまり好きじゃなかった。
ラストの花曇りは結構好き。
これは実際の人をモデルにしている、と考えていいのか?
広島での碁の対戦ってのはきいたことがある。
これは、ちょっとしたショートムービーな気配。
短編集です、と言われれば納得するしかないんだが、
なんだかまとまりのな -
Posted by ブクログ
ネタバレ私たちの世代にとって、詐欺師のお話といえば、1973年公開、ジョージ・ロイ・ヒルの手になる「スティング」に止めを刺すだろう。
当時最も脂がのっていたニューマンとレッドフォードを主演に軽快な音楽をバックに展開される洒脱なコンゲーム。
作中の人物を騙しながら、観ている私たちも見事に騙された、血生臭さとは無縁の、究極の頭脳戦・心理戦は、この種のお話しは斯くあるべしという最高のスタンダード。
この本にあまり期待しちゃうのも気の毒だけど、読むほうとしてはそういう背景もある訳ね。
さて、そうして読み始めたこの本、世間知らずの俊介くんがモタつく序盤がちょっとかったるいものの、戦前の大阪の街や商売の雰囲気があ