翳りゆく夏

翳りゆく夏

764円 (税込)

3pt

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。第49回江戸川乱歩賞受賞作。(講談社文庫)

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翳りゆく夏 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年05月02日

    面白かった。以外な犯人、犯行。しかし、誰もが
    、子に対する想いは一緒なんだな。朝倉さんの、能力。私ももちたかった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月01日

    これほど「何も起きていない」ミステリーは珍しい。事件の真相に迫る話ながら、今はホントになにも起きていない。話の展開もスムーズで中だるみせず、強引さのない最後。面白かった。

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    Posted by ブクログ 2015年08月02日

    WOWOWドラマWで映像化されたドラマを先に見て
    よく出来ていると感銘を受けたので
    原作にも手を出してみた。

    読みながら思ったのは、ドラマ版は
    驚くほど原作に忠実に作られているのだなということ。

    つまるところ、話の筋が全く一緒。

    話の筋を再確認するだけだったが、
    序盤を過ぎて事件当時の描写から...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月21日

    最後まで読んで「あぁ・・・!」となる作品。

    過去に起きた誘拐事件の関係者が大手新聞社に新卒内定。
    その事実が記事となって明るみになったことから過去にさかのぼって、事件の真相に近づいていく窓際社員。

    単なる誘拐事件ではなかった、切ない人の心理が巧みに表現されており推理小説というジャンルを超えた楽し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月17日

    第49回江戸川乱歩賞を受賞。

    犯人の家族について改めて考えさせられる作品でした。
    罪で問われるのは、その本人だけなのに・・・。家族というだけで。だけど、これが現実。

    20年前の新生児誘拐事件について新聞記者が事件の真相に迫っていきます。記者とともに事件について少しずつ分かっていく展開なので、読み...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月20日

    東西新聞社に入社が決まったのは20年前に嬰児誘拐殺人事件の犯人が父親の娘朝倉比呂子だった
    その事実がどういうわけか週刊誌に取り上げられ、東西新聞は何としてでも比呂子を入社させようとする。
    しかし、比呂子は入社後に噂されるのがつらいと入社辞退を考える。
    それを覆そうと、20年前の嬰児誘拐事件についても...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月23日

    江戸川乱歩賞受賞作という小説だったので買った一冊。

    20年前の事件を再調査する話

    登場人物が多く、話もちょっと複雑な話だなと思ったが、文章がわかりやすくよみやすかったので、理解力のない自分にも話の内容がよくわかった。

    意外な人物が犯人だった

    ただ残念なのは、事件の真実はわかったが、それに関わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月17日

    物語の本筋の前の段階が長くて、ちょっとしんどかったけれど主人公の梶が核心に近づくにつれて、読むスピードも加速した。いくつかの出来事が重なってあの様な結末を迎えたのは不幸でしかないし、真相を知ったところでスッキリはするけど、救われる人があまり居ない感じなのも悲しい。

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    Posted by ブクログ 2017年03月08日

    20年前に起きた誘拐事件。
    容疑者は逃走中に死亡し、誘拐された子供の行方はわからないまま事件は終わった。
    大手新聞社に容疑者の娘が内定したが、週刊誌にスクープ記事として掲載されてしまう。
    内定を辞退しようとする娘に対して、新聞社の社主は思いとどまるように説得をする。
    同時に、当時の誘拐事件の再調査を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月14日

    20年前起こった誘拐事件の犯人の娘が、新聞社に入社、と記事が掲載される。
    内定者の朝倉比呂子を入社させるため、社は過去の誘拐事件を洗う。

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