岩田洋季のレビュー一覧

  • ゲーム・オブ・ヴァンパイア

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    誰でも惚れさせる能力を持った半吸血鬼の命が、学園に潜伏する吸血鬼を探し出すミステリ作品。
    人狼ゲームのような雰囲気の、本格モノと言って差し支えないミステリ要素に、吸血鬼の設定や、登場人物同士の感情の取り込み方が見事で、中々に面白かったです。
    本格ミステリは、良くも悪くもパズルゲームのような淡白な印象な事が多いのですが、本作はパズルゲームでありつつ、解決に彼女らの感情が大きく関わっているのが良きでした。
    途中まで普通のラノベとして読んでた(読めてしまう点も凄いのだが)点がちょっと後悔。

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    2022年11月23日
  • 花×華(7)

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    めちゃくちゃ面白かった。  
    花も華も可愛くてニヤニヤが止まらない。  
    物語もいよいよ佳境で結末が楽しみ。  
    スキーやりたい。

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    2014年01月22日
  • 護くんに女神の祝福を!(5)

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     今回はドタバタなラブコメ+追いかけっこ。バトルの比重はやや小さく、物語がテンポよく展開されている。
     良い意味で小説的、もっと言うとライトノベル的な巻である。現実からはかけ離れているのだけど、現実の模写だけがリアリティではないのだし、こうした(リアリティを保ちつつも実に物語的な)お話は非常に好ましい。
     生徒会によるいじりは程よく(166ページの描き方はまさに理想的)、護くんの優しさを描いた230ページのシーンなどはベタながら秀逸。過不足ない内容だった。

     蛇足であるが、あとがきの記述には本当に感心した。プロだから当然とも言えるだろうが、二十歳の持つ意識としては非常に高いものであろう。

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    2013年07月20日
  • 護くんに女神の祝福を!(4)

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     どストレートな恋愛物である。第三者を挟むことで大きく揺らぐ物語は、もうどうしようもなく王道である。
     心にもない言葉で二人は傷つけあったね、と言えば山崎まさよしになってしまうが、心ある言葉で互いに傷つけあう二人には年甲斐もなくドキドキしてしまった。
     すれ違いというか、なんというか。二次元上では交差している二つの線が、三次元上ではまったく違った位置にいる感じで、しかも読者は一方の線しか追えないのだ。これだから一人称(正確には違うが)の小説は心憎いものである。

     中盤からは一度も手が止まらぬ展開には、とてもとても感じ入った。実に良い巻であった。

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    2013年07月10日
  • 花×華(5)

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    すごく・・甘いです・・・。
    しかし、最後にまさかのハーレムエンド推奨キャラが出てくるとは・・・。
    ここから最後どう話をもっていくのか、すごく気になる・・・。

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    2012年10月21日
  • 花×華(6)

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    素晴らしかった。最高だった。至高だった。至上だった。
    ラブコメとしても、人間ドラマとしても。
    素晴らしいライトノベルだと思う。

    願わくば、ハッピーエンドをば。
    どうすればハッピーなのか、難しい話だとは思うけれど。

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    2012年08月18日
  • 花×華(3)

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    今までで一番ラブコメ成分が多い第3巻。花派の私は大歓喜です。
    花と華さまの関係は良いですね。どっちも応援したくなるからタチが悪い(笑)。
    一方、主人公は大変ですな(笑)。どちらかに決めたところでアフターケアが尋常じゃないでしょう。二人の性格からしてもそれは分かりようものです。
    最終的にどちらか選ぶのかな。一筋縄では絶対に行かないだろうけど(笑)。

    花可愛かった!超可愛い!
    華さまも可愛かったよ!

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    2012年05月25日
  • 花×華(4)

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    今回は文化祭の話で、今までとは違った展開に・・・。
    前巻までにもフラグは立ってたけど、いよいよ明確になってきたものが・・・。
    しかしこれ、花ルート行きそうに思ってるのは自分だけだろうか・・・?

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    2011年10月19日
  • 護くんに女神の祝福を!(10)

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    9784840236829  293p 2007・1・25 初版
    〇内容は明かしませんが切ないです。少し泣いてしまいました。

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    2011年10月15日
  • 花×華(4)

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    ネタバレ

    これはアレですね、「ガラスの仮面」の正統後継者ですねw
    まさか「花×華」で、北島マヤと姫川亜弓の対決が再現されるとはw
    前巻までは華さま有利かと思っていましたが、この展開では
    花ちゃん確勝でしょう!女優としては!ってラブコメじゃあ、勝っても
    あんまし意味がねえっ!

    いままで一番おもしろかったです。てゆーか、ガラスの仮面を
    読み返したくなりました。ここんところの新刊読んでねーし。

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    2011年09月20日
  • 花×華

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    作者の岩田さんは、わたしの中では“想いを描く作家”と認識されている。
    その作者の力量発揮の一作。
    前シリーズが重苦しかったので、こういう明るい作品を待っていた。
     
    かわいい女の子二人にいきなり告白されて、その二人と映画を撮ることになると言う、なんとも実にライトノベルらしい展開。
    でも、ただのラブコメではなくて、主人公たち三人のそれぞれの心の傷や挫折を背景にそれでも、前に進んでいこうとする意志を、愛しい人を肯定していく力強さを、愛しい人に肯定される喜びを、これでもかと描き出す姿は、本当に、読んでいて素敵。
     
    また、映画という映像美を文章で表現しようとする作者のその姿勢にも感心する。
     
    読み

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    2010年12月04日
  • 護くんに番外編で祝福を!(4)

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    エメレンティア祭りな番外編

    久々に護くんシリーズを読んだけど、
    やっぱりいい!
    内容は、エメレンティアの来日話が中心で、
    それこそこれでもかと言うぐらいベタなラブコメなんだけど、
    そんなほんとにたわいない学園生活のドタバタを、
    いつもどおり、優しく、強い、想いを描いている。
    好きだなあ、こういうの。

    ちなみに今回、護くん史上一番えっちいのでは?(笑)

    まだまだ続編が期待できそうで、
    まだ楽しみが続くのが嬉しい。

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    2010年12月02日
  • 護くんに女神の祝福を!(6)

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    ある意味、二人を暖かく見守っていてくれた生徒会長の卒業式。

    そして、エメレンツィアの宣言。

    物語の核でもある人の別れともあってつらい話になるかと思ってましたが、あれよあれよ、こんなラストに、とても楽しまされている自分がいる。

    さてさて次はどうなるやら...。

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    2009年10月04日
  • 護くんに女神の祝福を!(4)

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    前巻は妹がきたと思ったら、今度は本家本元の兄貴が登場。そして絢子に....。そして、護は....。

    今回は護を成長させた話になった。本当に今回の話で俺の中でだいぶ株をあげました。

    でもあの兄貴はなかなかのキャラなので再登場を望む!

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    2009年10月04日
  • 護くんに女神の祝福を!

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    新世代のエネルギー・ビアトリスに憧れていた護は日本で唯一ビアトリスの事を教える高校に転校した。そして登校初日に出会った学園一有名なお嬢様からの突然の告白!!さてこの後、護はどうなってしまうのか?大人気ラブコメディ!秋よりWOWOWでテレビアニメの放送が決定しています。

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    2009年10月04日
  • 護くんに女神の祝福を!

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    灰色のアイリスの岩田さんによるラブコメ。
    ものすごーく強烈。
    笑わずにはいられない…と思う。
    現在第六巻と番外編発売中。
    そろそろ…動き出すようですね?
    生徒会も刷新されますし。どうなることやら〜。

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    2009年10月04日
  • 天才ひよどりばな先生の推しごと! ~アクティブすぎる文芸部で小生意気な後輩に俺の処女作が奪われそう~

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    ネタバレ

    いやあ実に岩田さんらしいお話だわ。

    もう最初からテンションマックスで好き好き言ってるのが実に分かりやすい^^
    ダブ花以来大体この路線だよなあ。
    まあ好きだけど。

    ストーリー的には押しかけ編集者のヒロインが主人公に物語を描かせようとする展開は、『文学少女』を例に出すまでもなく何度か見たことのある題材。
    そこにがっつり小説執筆作法が展開されるのはちょっと新鮮だった。
    三幕構成かあ。個人的には起承転結の方が分かりやすいし書きやすいのだけど。

    さてバリバリ続く体だけど続編はあるのかな?

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    2024年10月16日
  • ミニチュア緒花は毒がある。

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    1冊。
    大晦日、ビールしこたま飲んでる最中にラストの激白シーンにぶつかったので、泣飲みながら読んだ。
    でも、酔いがさめて
    主人公には正直言っていくら好きだからと言っても他人の嫌がる事をする嫌なやつとの感情が最初湧いた。
    また、緒花も"理由"があったとしても、それにその"理由"とやらも酔いがさめて見れば極めて自己中なもので、それで他人に罵詈雑言とは
    作品中、度々出る"災害"に「相模原障害者施設殺傷事件」を想起した。あの事件への心無い言葉への対決が作品にあったなら、薫にデレる前の緒花の周囲への態度が与えた影響も語るべきでは…それで精神を病

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    2023年12月31日
  • 午後九時、ベランダ越しの女神先輩は僕だけのもの2

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    最初から好き好き言ってたらいつの間にか終わっていた^^
    と言う一巻全て好き好きだらけの物語。
    なんだかなあ(笑)

    前巻では多少なりとも恋の障害や起伏があったのだけど、この巻ではもうほんと最初から最後まで二人の如何に相手を嬉しさで恥ずかしくさせるか勝負みたいな展開で、もうね、ここまで割り切ってストーリーなんか有ってなきもの、つきあい始めた恋人たちを描いてくれたらもう満腹ですよ。
    思いっきりニヤニヤさせてもらいました。

    しかし、この終わり方はもうこの巻で終わりなのかな?
    これ以上はラノベ的にはヤバイ気もするしなあ^^

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    2021年08月18日
  • 午後九時、ベランダ越しの女神先輩は僕だけのもの2

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    ん!?

    この独特な表現方法は結構来るものがある。
    癖の強い表現は、好き嫌いが分かれ易いとはオモウケド、個人的には好きな方に分類される。
    あとがきが無かったので情報処理は無いけど、次巻も出ますよね?
    それだけが気掛かり。

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    2021年05月08日