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Posted by ブクログ 2016年07月25日
写楽とはだれか?
その人物がその年の江戸に来ているのか
その確証もないまま執筆を開始したという作者のあとがきを読む限り、
ほんとうにその勘と執念だけで掴み取ったんだなぁ、と深い感動に包まれます。
以前いちど挫折してるから
読んだタイミングが良かったのかもしれない。
主人公の佐藤同様に
私も相当...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月23日
そもそも写楽の謎とは何か?をわかりやすく説明しながら、写楽の正体を解き明かす。
構想20年で資料収集した著者によって推論を交えた写楽の正体に迫る論理展開は、フィクションでありながらも、「もしかしたら本当に写楽はこの本の通りなのか?!」とさえ考えさせられる。
序盤の描写の生々しさが痛々しい。
ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月04日
島田荘司さん初読みだったけど、意外と読みやすいんだな。
美術史ミステリーという情報のみで読み始めたら、序盤でアリ・アスター作品かよという鬱展開があって驚いたけど、引き込まれた。
ただ、本格ミステリを読むのが久しぶりで、途中頭がこんがらがった…。
でも丁度そのタイミングでこれまでのまとめの章が入って...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月11日
名前を聞いたこともあるし、絵も見たこともある。
でも知っているようで知らない『東洲斎写楽』。
そもそも写楽別人説が色々語られるほどの謎の人物で有名ってのも初めて知った。
それ以外にも浮世絵で知っている有名どころ葛飾北斎や安藤広重、喜多川歌麿がある程度近い時代の人達で顔見知り的な存在であったことも。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月05日
作品は現代編と江戸編で構成される。現代編は元大学講師佐藤貞三が主人公で語られ、江戸編は出版元蔦谷重三郎。この二編が交互に語られ写楽の真相を追究する。
現代編は、佐藤貞三が事故で息子を失い、その後一緒に謎を追究する片桐教授と知りあうところから始まる。そして写楽のあらたな正体を提示していく。
江戸編は、...続きを読む
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