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Posted by ブクログ 2012年05月18日
内田さんの本。個人的に、著者の本はハズレがない。
どんなことを語る時でも、自分にはできない視点で物事を見てくれるし、こんなに「むずかしそうなこと」を「平易に」語れる人はなかなかいない。
ページ数は少ないわけではないのにもかかわらず、すらすら読めて、かなり早く読み終わりました。知的刺激の宝箱みたいな本...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月05日
内田さんの二冊目のエッセイ集。
タイトルにしても内容にしても、初期のものだけあって、とにかく書きたいものを書きまくりましたって感じ。
良くも悪くも、内田さんらしさがすごく出てる。
p.168より
一七歳のある日私はいきなり「世界」を一望できるような包括的な視座に立ちたいという強烈な欲望に襲われた...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月21日
第1−3章は、自身のHPに発表されたエッセイや日記から編集したテクスト、そして第4章「『大人』になることー漱石の場合」は晶文社のwebに連載されたもの。
わたし自身の思考のデフォルトがおじさんなのか、違和感なく共感できる内容多し。時事的話題が多いけれど、一昔ふた昔ぐらいでは古びていないものばかり。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月14日
内田樹の「おじさん」的思考を読みました。10年前に内田樹が自分の意見をまとめたエッセイ集でした。学校で学ぶべきことは、知識ではなく、学ぶためのみちすじである。自分の中にピュアな自分自身が存在するというのは幻想であり、いろいろな弊害をもたらしている。破局が起きている中では、平常心の人を信じるな。学校に...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月02日
私が読んだのは単行本です。内田樹(たつる)著「おじさん的思考」、2002.4発行。軽い読み物と思いきや、何とも理屈っぽい作品、哲学の書でしたw。こういう見方もあるのかなという感想です。①大義名分を立てて戦争するより、大義名分のない平和にしがみつく方がずっとむずかしい。憲法九条と自衛隊、歴史上、もっと...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月07日
『ためらいの倫理学』(角川文庫)につづく、著者の二冊目のエッセイ集です。比較的短いエッセイのほか、漱石の『虞美人草』と『こころ』を著者自身の観点から読み解いた論考「「大人」になること―漱石の場合」が収録されています。
本書の「文庫版あとがき」には、伊丹十三のインタヴューにかんするエピソードに言及し...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月01日
文庫化されたのは02年ですが、内容は00年前後の著者のブログをまとめたものです。
今(17年)読んでも、著者の慧眼には、やはり脱帽します。時事ネタは、時の経過と共に、
大概は価値をなくしますが、著者の一部の内容は、経年劣化に耐えています。
第二章に「老人大国に向けてのロールモデル」という文章があり...続きを読む
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