東洲斎写楽

東洲斎写楽

660円 (税込)

3pt

3.0

江戸の人々を魅了する華麗な役者たちの世界の奥で、ひそかに毒の笑いを笑う謎の男。日本芸術史における最大の謎を秘めた絵師・写楽。寛政6年(1794年)から翌年にかけての10ヵ月のあいだに、役者絵など145点の版画を描き残して忽然と姿を消した写楽とは、実は誰であったのか? 演劇評論の俊英が、役者絵に描かれた歌舞伎を徹底的に検証。驚異的な発想と実証によって、まったく新しい観点から歴史の闇に光をあてる長編力作。消えた天才画家の正体に迫る衝撃の書!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歌舞伎の批評家として知られる著者が、東洲斎写楽の謎にいどんだ本です。

    著者は、従来の写楽研究が、写楽の作品を「絵を見る」という観点からのみおこなわれてきたと批判します。著者によれば、写楽の作品は美術品ではなく、役者の似顔絵と彼の出演した芝居の物語を表現しています。それゆえ、「写楽を読む」すなわち歌

    0
    2022年08月22日

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