図書準備室(新潮文庫)

図書準備室(新潮文庫)

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作品内容

なぜ30歳を過ぎても、私は働かず母の金で酒を飲んでいるのか。それはあの目に出会ってしまったから。中学の古参教師に告白させた生涯の罪を、虚無的に冷笑しつつ、不敵な価値転倒を企てる野心的表題作。級友たちの生け贄として凄惨ないじめの標的にされた少年が、独自の「論理」を通じて生存の暗部に迫る、新潮新人賞受賞作「冷たい水の羊」を併録。気鋭の作家、鮮烈のデビュー作品集。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2019年08月09日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

図書準備室(新潮文庫) のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2012年08月16日

    「図書準備室」「冷たい水の羊」の2編入り。「冷たい水の羊」、すごすぎた。いじめられっこの主人公は「いじめられたと感じたらそれをいじめ」といういじめの定義を採用し、「自分はいじめられていない」とし、ひたすらいじめを受け続ける。いじめの内容もかなり陰惨な部類に入る。主人公はただただ自分の中の論理でいじめ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月02日

    ◯図書準備室、冷たい水の羊ともに、まず表現の面でエンターテインメントを感じた。
    ◯図書準備室では、現在の語りと当時の行動のギャップに驚き、冷たい水の羊では、凄惨なイジメの描写に驚く。
    ◯しかし、その先に、それぞれの生きることに関する論理がある。あるのだが、なかなか読み解けず、その分心惹かれた。

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    Posted by ブクログ 2018年10月08日

    デビュー作と二作目/ エッセイの文章が綺麗で読みやすいから読んでみたが、これはものすごく挑戦的だ/ 図書準備室に至っては、延々独白で自分の歪みっぷりを幼女に聴かせているだけの話で、その読点を駆使して文章をつなぎ形容しまくる文体は、たとえば節が十もあるヌンチャクを紙面に並べているようで、また表現されて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月25日

    「逃げてからどうするの?」従兄の幼い娘に問われ「逃げつづけるしかない」と、答える主人公。たとえそれが辛く虚しい行く末だとわかっえいても、逃げはじめたらそこに終わりはなく、逃げ続ける人生が死ぬまでつづくのかな?

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    Posted by ブクログ 2014年10月15日

    <「冷たい氷の羊」について>
     いじめがストーリーに絡んでくる小説は読むのが難しいなと感じる。凝視すべき点は本当にそこなのか?と疑いつつも、気が付けばそっちに目が行ってしまう。いかにも寓意がたっぷり込められていそうで、読書の流れを勝手にぶった切ってしまう。
     主人公の視点がはまった。狭溢な世界の中で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月09日

    まだ全部読んではいませんが


    やはりこの人は凄い人なのだな、と
    読めば読むほど
    惹かれていくから不思議です

    多分自分の中にも彼と同じ狂気が宿っていて
    呼応してるんだと思います

    作者紹介の顔を見て
    知っている人の瞳にとても似ているなといつも思う
    彼ほどぎらぎらはしていないけれど

    彼も
    彼の書く...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月04日

    ご本人から想像していたとおり、頑なな難しい人間の奥深くを表現してると思う。若い時分、落ち込んでるときに読む本かなと思う。

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    Posted by ブクログ 2012年08月24日

    初めて田中慎弥さんの書いた物を読んだ。テレビで姿を拝見して想像していたとおりの文体。自分の好みの文体だけれど、少しもたもたしているのが気になってしまった。芥川賞を受賞した作品も読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2012年07月24日

    2編とも、読んでいる間はけして気持ちいいものではない。というか、不快のレベル。劇的でもないし最後まで不快さが払拭されるほどのことも起こらない。ただ、表題作はいろんな解釈が出来る(私だけ?)し、「冷たい~」は主人公がそれまでとは違う形で明日を楽しみに?待てる終わり方。大々的でないところが返ってリアリテ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月24日

    「図書準備室」・・・「なぜ30歳を過ぎても、私は働かず母の金で酒を飲んでいるのか」という言い訳と屁理屈を延々と語る主人公。その才能は、商売になりそうです。
    「冷たい水の羊」・・・いじめシーンがショッキング。経験あるのか想像力で書き上げたのか。作者の筆力に圧倒される。

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