マッハとニーチェ 世紀転換期思想史

マッハとニーチェ 世紀転換期思想史

1,210円 (税込)

6pt

4.3

現象学、ゲシュタルト心理学、アインシュタインの相対性理論、ウィーン学団の論理実証主義、ウィトゲンシュタインの後期思想、ケルゼンの実証法学など、すべてマッハの影響下に生まれた。ニーチェの最後期の思想「遠近法的展望」もマッハの「現象」の世界と重なる。まったく交流のなかった物理学者と古典文献学者は、同時期に同じような世界像を描き、それが、十九世紀から二十世紀への思想の中心となった。世紀転換期思想を解読。(講談社学術文庫)

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マッハとニーチェ 世紀転換期思想史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年06月10日

    マッハとニーチェを中心に、世紀転換期のヨーロッパ思想史について論じた本です。

    著者の盟友だった生松敬三がヨーロッパ思想史にかんする名著を数多く残していますが、現象学やハイデガーの研究者として知られる著者もまた、この分野にかんする造詣が深く、それぞれの思想家の影響関係について綿密な考察が展開されてお...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月06日

     面白いのに、ちゃっちゃと読み終われない。現象学の始まりの世界がボンヤリ頭の中に浮かびつつある。
     ユクスキュル・マッハそしてニーチェ、その向こうにハイデガー、メルロ・ポンティが待っているらしい。
     いまのところはそんな・・・・、

     

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年05月06日

    はじめのうちは同著者の哲学入門書をいくつか読んでいたので理解できたが、やはり途中から着いていくのが辛かった。やはり哲学的修練を積んでいないと分からない。

    0

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