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試合に出ること。
それを当たり前のことのように描いているスポーツマンガは、やはりフィクションだと感じてしまう。
『ダイヤのA』は野球エリートを集めた強豪校を舞台にした高校野球マンガである。甲子園に出ることはとても難しいことだが、甲子園を目指すチームで試合に出ることは、同じくらいに難しいことだ。甲子園のアルプススタンドで声を張る3年生が美しいのは、彼らの中にはチームの誰よりも練習をして、それでもベンチの18人に入れなかった男がいるからである。
試合に出られない悔しさが高校球児を大人にするし、レギュラーを奪うための努力が青年を男にする。そんなことを、このマンガは教えてくれる。そして「そこ」を描くことが、プロ野球ではなく高校野球を描く意味なのだと、私は思う。(書店員・アンコウ)
ムービングボールとボールの出所が見えないフォーム。今では当たり前のように使われているが、当時は斬新だった。一時話題になったが、いつの間にか消えた某野球マンガのジャイロボールとは大違い。
Posted by ブクログ 2014年02月03日
クリス先輩との距離はすこーし近づくも、「自分の持ち味」が分からずマウンドを降ろされる栄純。
一方、実力は認められるものの、ケア不足から人差し指の爪を割り、二軍へ戻された降谷。
「マウンドに立てない」辛さを噛み締めながら、二人はタイヤ引きの基礎練に励むのであった。
降谷くんは、クールっていうんじゃな...続きを読む
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