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Posted by ブクログ 2024年04月19日
朝廷での政争に敗れ、太宰府に流された菅原道真を描く、第2弾。
第1弾からだいぶ間が空いているので、この本を読むに当たって前作を再読しました。
そうしたら、最初に読んだ時よりもずっと面白かった。ありがとう、第2弾!
この第2弾では、大宰大弐・小野葛絃(おのの くずお)の甥であり、その仕事の補佐に当た...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月11日
実に面白かった。後半、物語にのめりこんで、朝の通勤、一駅乗り過ごしてしまった。(笑)
延喜の年号改元の詔の中で、自らのことを謀反人と表現され、そのことに猛り狂った道真が、唐物を、目利きしながら、次第に静かな目に世の中を見るようになる。それと併せて、中央から来た官人が、大宰府の政庁で唐物を密かに...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月19日
流謫の身である菅原道真の”その後”を描く、第二弾。
この巻では太宰少弐である小野葛根の眼から、献上されるべき唐物のすり替え事件の顛末が描かれる。
序盤で丁寧に状況や人間関係を描いていくのは、澤田さんのいつものやりかた。
読者にとってはありがたい一方、人によっては、もうちょっとテンポよく!と思う人も...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月30日
「泣くな道真」の続編。道真が太宰府に流されて5ヶ月。唐物の目利きという愉しみを覚えて落ち着いてきたかと思っていたら、延喜への改元の詔を読んで、あろうことか天皇の正式文書を怒りに任せて破り捨てて仕舞う。道真今日も元気です。
集英社「いきなり文庫」シリーズ。元はWEB連載だったらしい。前回は、キチンと...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月07日
昨年末に読んだ「泣くな道真」の続編。
道真が大宰府に流されてから5か月。
今回は道真よりもその行動に振り回される太宰少弐・小野葛根の右往左往を楽しむ話。いつの世でも宮仕えの身はつらいね。
その周囲で登場する生臭坊主の泰成、水城の門を護る三百樹、唐物商の善珠、相変わらず業突張りの幡多児など個性豊かな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月05日
澤田瞳子さんの初読みは、8年前に『泣くな道真 大宰府の詩』からだ。それから『孤鷹の天』『関越えの夜 東海道浮世がたり』『若冲』と読み継ぎ『火定』で(医療物が苦手)終わっていた。
本作は『泣くな道真 大宰府の詩』の続編となっていて期待は裏切られなかったが、前作のような驚きは少なかった。
道真が「人は...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月16日
前作『泣くな道真』がおもしろかったので
続きを読んでみました。
博多津通いで鬱憤ばらしができて
落ち着いた生活を送るようになった道真。
ところが、帝に献上された輸入品に
不審な点があるからと
京から役人が来ることになり
屋敷から出られなくなってしまうのだが。
いやいや(笑)
大人しくしてるわけな...続きを読む
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