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理解不能な授業、放置されるいじめ、退学勧告、隠される不祥事、裏口入学に青田刈り――。公立不信をあおる受験産業と結託した、私立中高一貫校の実態を白日の下にさらす。
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Posted by ブクログ
中学受験ブームは、少子化を生き残るために私立学校と受験塾が手を組んだプロパガンダによるものであり、ゆとり教育やいじめ問題をことさらに取り上げて親の不安をあおったり、データをゆがめて比較対象とならない部分で公立と私立を比較するなど不当表示まがいであるので、その点をよくよく注意して、子供を私立中高一貫校...続きを読むに入れれば安心といった誤解をしないよう親もよく考えるべし、という内容の本。 著者がかつて受験産業の内側にいたこともあり、極めて説得力がある。塾と学校に高い授業料を払うのだから、本当に気をつけないと。ただ、情報の非対称性があって、どれだけ注意できるか、気付けるかは分からないが。
塾はビジネス、私立学校だってビジネス、という当たり前のことを忘れないようにしようという教訓は得られるものの、序盤はあまり面白くなく、これは前著のほうが良かったなぁと思っていたのだが、最後の数章が素晴らしかった。 本当に理解するということはどういうことか、勉強を作業だと思って無駄な時間を使っていない...続きを読むか、というのは、まさにその通り。だけど、多くの子供たちはそういう勉強をしているのではないだろうか? (108)
前著「中学受験の失敗学」が面白かったので手に取りました。1.8歳児を持つものですが、マイノリティな側の意見として受験という本質を自分なりの解を出すために非常に参考になりました。特に塾はわんこそばのようにカリキュラムを進める一方、子供が基礎ができていない場合は一向にその後の講座が分からなくなる「つまづ...続きを読むきの飽和」は頷くこと多かったです。塾も私学もビジネス面でアクションを進めることはある意味当然であり、色々な事情を知った上で最適解を模索続けなければならなさそうです。
加熱するブームとその裏にある公立不信についての本。 今の公立学校の不信ならば、猫も杓子も私立が良いというわけでもなく、やはり中堅校以上でないと期待ほどの効果はないのだろうか。 ともあれ、今の受験はブーム、ゲーム感覚になりすぎている感じはある。そのあたりはもう少し冷静に考えたりするべきだと思うのだ...続きを読むが。
周りでも中学受験をする子供がいるが、何を目的にして受験するかがわかっている子供は少ない感じがある。昨今の中学受験ブームが公立不安を煽り、受験を勧める業者側の都合もあるのだとこの本から読み取れた。 何が本当に子供たちのためになるのか、親が踊らされずに本気で考える必要があることも教えられた。
[ 内容 ] 「お値打ち校」に本当に値打ちはあるのか?理解不能な先取り授業、スタンドプレーの学校改革、蔓延するいじめ―受験産業と私立中高一貫校の黒い霧。 [ 目次 ] 序章 何やらおかしなことになっている 第1章 そのアドバイスを疑え!―中学受験を勧めるために中学受験を勧める言葉たち 第2章 「教...続きを読む育」は教育のためとは限らない―少子化時代のパイの奪い合い 第3章 学校は子どものためとは限らない―受験終了組が語る私立中高一貫校落胆エピソード集 第4章 語られない中学受験のデメリット―「開成合格→東大」の対極にあるもの 終章 中学受験ブームの歴史的現在から何を学ぶか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
中学受験人口が毎年増え続ける中で、受験する意味をもう一度確かめてみる。 公立は荒れているというが、では、私立だったらいじめや学校崩壊は避けられるのかといえば、そんなことはないそうだ。 勉強面でも、ケアの度合いが違い、大学付属校ならではの先取り授業も魅力だという話をよく聞くが、実際、塾に通わずに、上位...続きを読むでいるのは至難の業らしい。 落ちこぼれて、学校を去らなければいけなくなった例も少なくはないそうだ。 そう考えると、わが子の受験に関しても不安になる。
2013年6月20日 "どうしたって優劣がつくことを目標に掲げながら、過剰な親の期待に警笛を鳴らし、無条件の肯定による子どもの自尊感情の育成を促すところに、最初から無理があるんじゃないのか?" "子どもの成績を伸ばすためにいくら「褒め」ても、子どもの自尊感情は育たず、...続きを読むむしろそんな親の「本当の期待」や「コントロール欲」を見抜かれてしまい、自尊感情とは逆の感情が育ってしまう。"
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