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商店街にあるちいさな喫茶店は、悩みを抱えた人間たちの大きな心のよりどころだった……。あることで人を殺してしまった『珈琲屋』の主人・行介と、行介のかつての恋人・冬子、幼馴染みの島木を軸に描かれる人間模様。今作では、5歳の今日子が店に預けられることから始まる。――様々な人間が交差して織りなすドラマのひとつひとつが心に沁みる連作短編集。
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Posted by ブクログ
池永陽さんのデビュー作走るじいさんが絶版になってて、尚更読みたい今日この頃。もう初めて珈琲屋のカウンターに座る=訳ありの構図が出来上がって 必ず人を殺した顔を見たいと言う 出だしのフリから途中色々な物語挟んで最後にラスボスの小木曽登場の流れだが、わかっているけど充分に共鳴出来るんだがなぜだろう 美沙...続きを読む母の電話に駆け出す2人の場合で終わりとか気になる所だらけで、キョンちゃん危険な場面に出るなよと思うのに出て来るって〜純喫茶トルンカの次に読んでみたけどどちらも美味しい珈琲だろうし、トルンカでは作業の様子も入れてたなぁ。キョンちゃんのアイスを買っている康介もいいね
久しぶりにシリーズを読んだけれど、いつもどおりだ♪いろんな人がいろんな悩みを持って、珈琲屋を訪れ、悩み解消する方向へ(^^)今回の注目人物は今日子ちゃん!最初から最後まで登場しているんだけれど、登場するたびに私の心を鷲づかみにするなんて(゚д゚)恐ろしい子!!
ちょっとこまっしゃくれたキョンちゃんと冬子の関わりが微笑ましい。 ラストが上手く行き過ぎというか綺麗にまとまり過ぎている気がする。まだ続きがあるのか?続編待ってます。
「コーヒー屋」を営む行介と店を訪れる人の話である。悩みを持った人たちが、殺人した行介をひと目見る為「コーヒー屋」を訪れる。そこには冬子 木島が大体おり悩みを持つ人の話を聞く。考えながら、結果は良い方向に向かい悩みも決着する。自分1人で抱え込まないで信頼できる人に話すこと気持ち的に楽に成るそうしないと...続きを読むストレスが溜まり、心も体も疲れるそして顔も。
池永陽『珈琲屋の人々 遠回りの純情』双葉文庫。 シリーズ第7弾。 毎度、毎度似たようなパターンに飽きて来たし、宗田行介と辻井冬子の賞味期限も既に切れてしまったような気がする。 自らの犯した罪を許せずに自らの幸せに背を向けて生きる宗田行介と未だに行介が好きでたまらない辻井冬子のじれったい恋の行方...続きを読むと、悪い男に騙された訳ありの女性や女性との関係に悩む情けない男性が『珈琲屋』に持ち込む数々の相談事や事件が描かれるのは、何時ものパターン。 どんな理由があっても殺人はいけないことだと思うし、離婚のために不倫するなど言語道断。最初は行介と冬子の気持ちが解からんでもなかったが、シリーズを重ねるうちに2人が幸せになれないのは当たり前ではないかと思うようになった。というのが賞味期限切れという意味だ。 過去に犯した殺人の贖罪の念に苛まれ、自らの幸せに背を向けて暮らす喫茶店『珈琲屋』の店主である宗田行介。かつて、行介の恋人だったが、親に言われて止むなく結婚し、行介が忘れられずに出戻って来た辻井冬子。町内会一のプレイボーイで名を馳せる島木。この3人を中心に、人を殺したことで、何故か様々な相談を持ち込まれる『珈琲屋』を中心に展開される人間模様。 今回は『珈琲屋』に母親が書いたと思われる手紙 を携えて、僅か5歳の今日子と名乗る幼女が迷い込んで来る。冬子は今日子が行介の隠し子ではないかと疑うが、6年前といえば行介はまだ刑務所に収監されており、疑いの目は島木に向けられる。島木も身に覚えがあるようで、今日子の母親が誰かを探ろうとするが…… 本体価格780円 ★★★
きょんちゃんはほんとに可愛げがないが、そういう子もいますよね。当たり前のようにお世話してもらうのは理解できないけど。島木さんの子ではないかという疑惑が解明されないまま物語終了。シリーズがまだ続いてこの先わかるのか? 設定上しょうがないのかもしれないけど、訪れる人に自分たちの訳あり状況をすぐにぶっちゃ...続きを読むけるのも違和感があるかな。こうすけと冬子の今後が気になるから読み続ける気持ちではありますが。
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