「一九〇五年」の彼ら 「現代」の発端を生きた十二人の文学者

「一九〇五年」の彼ら 「現代」の発端を生きた十二人の文学者

628円 (税込)

3pt

3.5

いまに連なる
日本人の「原形」がここにある

日本が日露戦争に勝利した1905(明治38)年、「いまにつながる日本が幕を開けた」。漱石や啄木、鴎外や露伴など著名文人12人の「1905年」とその晩年の姿を描くことで、現代的自我の萌芽や拝金主義の発現、海外文化の流入と受容、「表現という生業」の誕生といった現代日本と日本人の祖型、その成熟を探る意欲的な試み。

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「一九〇五年」の彼ら 「現代」の発端を生きた十二人の文学者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年08月05日

    日本の国民国家としての頂点は1905年5月27日である。
    という文章で、この本は始まる。
    この日は、日露戦争のヤマ場の戦い、日本海軍連合艦隊とロシア海軍バルチック艦隊の海戦の日である。日本人はこの戦いに固唾をのんだが、この国民的一体感の共有こそ、国民国家完成の瞬間である、と筆者は解釈している。また、...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年07月02日

    現代の出発点としての1905年--表現を「生業」とする文人たちの足跡と交流から、現代の祖型をスケッチ



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    日露戦争に勝利した一九〇五年(明治三十八)、日本は国民国家としてのピークを迎えていた。そんな時代を生きた著名文学者十二人の「当時」とその「晩年」には、近代的自我の萌芽や拝金主義の...続きを読む

    0

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