夏目漱石「こゝろ」を読みなおす

夏目漱石「こゝろ」を読みなおす

792円 (税込)

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欧化政策、村共同体の崩壊、新しい価値観の波-。現代にも似た転換期の日本、明治後期という時代を、「先生」も「私」も「K」も、それぞれの立場で必死に生きました。その心の揺れ、やむにやまれぬ行為の中にこそ、今をより深く生きるための、思いがけない光が潜んでいます。再読・精読の至福のうちに、どうかそれに出会ってください。漱石の「こゝろ」を、私たちはこれまで、ほんとうに、読んだといえるのだろうか。

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夏目漱石「こゝろ」を読みなおす のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    『こゝろ』を読んだのは高校2年生の頃だった。『こゝろ』だけでなく、漱石の小説は高校生の時分に1年7箇月かけて全て読破した。私の骨髄の奥には漱石がある。 30年経ち、いまこの評論を読んでまた改めて『こゝろ』を読んでみたくなった。「私」よりも寧ろ「先生」に近い齢となった今、受け留める印象もまた変わってい

    0
    2010年10月30日

    Posted by ブクログ

    自分が読んでて気付かなかった見解や新しい見方などができて面白かった。
    「こころ」はいいなあ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石「こヽろ」について、成立と構造を述べたのち上・中・下の展開に沿って論。新書版なので持ち運びがしやすく、なおかつすっきりとしている。

    上における「私」と「先生」について、鎌倉の海でバシャバシャと泳ぐ私/ぷかりと仰向けに浮かぶ先生などから、「私」と「先生」のあいだにあるずれのようなものを探る。

    0
    2013年07月28日

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