作品一覧

  • ピジン・クレオル諸語の世界:ことばとことばが出合うとき
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    異なる言語が出合う、新たな言語が生まれる 言語学や文化人類学、音楽や写真など、さまざまな分野で活躍された著者が生涯にわたって追い続けた最大のテーマ、それが言語の接触によって生み出されるピジン・クレオル諸語。もととなる言語が何であれ、いずれも共通した文法構造が見られるなど、人間の言語を考えるうえで欠くことのできない視点を提供してくれます。世界各地で話されているさまざまな「ことば」に常に立脚点を置きながら、異言語接触と新しい言語の誕生をさぐる緻密な考察を積み重ね続けてきた著者による画期的な一冊。
  • 「食」の課外授業
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間にとって「食べる」とはなにか?「食べる物」と「食べられる物」の違いはなにか?文化によって食の制約があるのはなぜか?食べる上でのさまざまなタブーは、どのようなものか?日々行っている「食べる」ことと「飲む」ことについて、ちょっと視点を変えて見てみると…。文化人類学の視点から見た、驚きに満ちた人間と食の関係。

ユーザーレビュー

  • 「食」の課外授業

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    人間にとって「食べる」とはなにか?
    「食べる物」と「食べられる物」の違いはなにか?
    文化によって食の制約があるのはなぜか?
    食べる上でのさまざまなタブーは、どのようなものか?
    日々行っている「食べる」ことと「飲む」ことについて、ちょっと視点を変えて見てみると…。
    文化人類学の視点から見た、驚きに満ちた人間と食の関係。

    [ 目次 ]
    第1話 「食べる」とは何か
    第2話 「食べ物」は「文化」である
    第3話 食べ物とコミュニケーション
    第4話 食べ物と制約
    第5話 食べ物のフィールドワーク
    第6話 料理を「創る」
    第7話 「食べ物」の「伝統」を考える
    第8話 「食べ物」をめぐる「欲望

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    2011年05月30日
  • 「食」の課外授業

    Posted by ブクログ

    「食べる」という行為を文化人類学の立場から分析した本。「食べられるもの」と「食べ物」の差異の話から始まり、コミュニケーション論としての食、食とタブー、「伝統料理」の創出など、人間の文化的営みという観点から「食」を捉え直していく。単に食の話をするだけでなく、文化を分析する時の理論的枠組みの基礎の紹介などもあって、入門書としてよく出来ていると思う。「鮨を一皿に二貫置くようになったのはいつからか」「めいめい箸の習慣は世界でも珍しい」などの小ネタも面白かった。文章も平易で、中学生に読ませるのにちょうどよい。

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    2010年09月29日

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