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終戦時、日銀の地下倉庫から莫大な金塊が姿を消した。戦後の混乱と日本の復興を糧に膨れ上がったその資産の名は『M資金』。七〇年ののち、詐欺を生業とする真舟雄一の前に“M”と名乗る男が現れ、とてつもない計画を持ちかける。「『M資金』を盗み出してもらいたい。報酬は50億」待望の書下ろし超大作!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ 2016年01月10日
戦後日銀から盗まれた金塊。それは、戦後の企業勃興のために使われる資金となる。通称、M資金。表舞台には出ず、様々な噂、憶測を呼ぶ資金。
現在、そんなM資金を巡る詐欺で生活する詐欺師真舟雄一の下に、世界を救うためにM資金を盗んで下さい、との依頼が入る…。
物語はそこからスタート。ロッキード事件やリーマ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月19日
M資金を扱う小説・漫画を最近読んで興味を持った。M資金を解説する書籍は、入手できない状況だ。M資金を引き継いだ財団があった……それはM資金が実在するという証。それを下敷きに、M資金詐欺という古典的な手法で詐欺を行なう真舟と、実在とエビデンスを与えられた財団が接触する! 東日本大震災、アベノミクスとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月13日
根底の考えに実はとてもリアリティーがあり面白い。特にこのテーマは私も共感する部分も多くある。
金融資産を増やす事を、カードゲームのカードを増やす事と同じ感覚でいる。生きる為や生き甲斐の為に稼いでいるのではなく、ただその「ルール」の中で人が生かされているから。という考えは今の日本、時に若者の実態を如...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月17日
福井晴敏 著「人類資金1」を読みました。
終戦の日、日銀の地下金庫から莫大な金塊が姿を消し、戦後の混乱と復興を糧に膨れ上がったその資産の名は、「M資金」。ある詐欺師の前にとてつもない計画が持ちかけられる。
閉塞し混迷を深める世界に革命を起こす壮大なストーリーの幕開けとなる1巻でした。
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Posted by ブクログ 2013年11月08日
映画の原作ものであり、所詮、映画の枠中に囚われたものであろうと思って読み始めたが、最初は殆んど、M資金に関わるエピソードで終始、そこから序幕でやっと話が始まるので、映画はまだ見ていないが、やはり、単なるノベライズに終わらないのが作者らしい。序幕からは一気に作者節で、現状に対する怒りを作者特有の視点で...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月09日
世にも珍しい、映画と小説の同時進行。
で、期間限定のリーズナブルなお値段。
まるでデア〇スティーニとかの「初回はバインダー付きで〇〇〇円!」みたいな。
思わず1~3までまとめ買いしてしまいました。
中身はというと・・・、ふ~んM資金か・・・。
ファンドがなんたらかんたらで、リーマンショックがベン...続きを読む
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