夜果つるところ

夜果つるところ

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

3.9

執筆期間15年のミステリ・ロマン大作『鈍色幻視行』の核となる小説、文庫化。「本格的にメタフィクションをやってみたい」という著者渾身の挑戦がここに結実・・・・・・! 遊郭「墜月荘」で暮らす「私」には、3人の母がいる。日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。身の回りのことを教えてくれる育ての母・莢子。無表情で帳場に立つ名義上の母・文子。ある時、「私」は館に出入りする男たちの宴会に迷い込む。着流しの笹野、背広を着た子爵、軍服の久我原。なぜか彼らに近しさを感じる「私」。だがそれは、夥しい血が流れる惨劇の始まりで・・・・・・。謎多き作家「飯合梓」によって執筆された、幻の一冊。『鈍色幻視行』の登場人物たちの心を捉えて離さない、美しくも惨烈な幻想譚。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

夜果つるところ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恩田さんの文庫の新刊かな、と読み始める。カバーが両面印刷で、途中から返してみると、昭和初期に遊郭で育てられた女の子の怒濤の経験を語る別の作品で、ページを捲る手が止まらない。『鈍色幻視行』へと続く。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    『鈍色幻視行』に登場した小説『夜果つるところ』。作中に登場した本を、まるまる1冊新しい物語として書いてしまう大胆さに脱帽。ブックカバーの仕掛けも素敵。

    この作品はすらすらと読みやすく、読後感もすっきり。耽美で残酷、ホラー要素も入った世界観、好きだなぁ。『鈍色幻視行』の中では映像化しようとすると事故

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    恩田陸「鈍色幻視行」の作中に出てくる架空の物語を書籍化した、いわゆる作中作
    ゴシックで耽美な世界観は恩田陸さんの十八番
    ホラー、ミステリーもあり、これを鈍色幻視行の完成までの間で仕上げたとは思えないクオリティ
    後半の怒涛の展開で一気読み必至 
    これは良い作品でした。
    個人的には、表紙がリバーシブルな

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ



    遊郭「墜月荘」に暮らす「私」には、名前も、生年月日も、そして自分が男なのか女なのかさえ分からない。

    三人の「母」に囲まれながら、「交流部」や「料理部」など、館の中で繰り広げられる異様でおぞましい出来事を目にし、経験していく「私」。その無垢ともいえる視線を通して描かれる人間の欲望や狂気、そして少

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    「戦争というのは、歴史の本の中の出来事であり、過去の出来事だと思っていた。本の中に書かれていることはもう終わってしまったことなので、これから先も戦争というものが起きる、ということが信じられなかったのだ。」p192

    過去読んだことのある恩田さんとは趣向が異なり、少し面食らった。でも、読んでいるうちに

    0
    2026年08月05日

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんの世界観凄すぎです。
    これから先何が起こるのか気になりページを捲る手が止まらなかったです。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『鈍色幻視行』の作中作品
    カバーも架空の作家飯合梓の物もついてる気合いの入れよう
    幻想的な小説で世界観にどっぷりつかれた。
    3人の母と過ごす主人公とその舞台である堕月荘
    幻想的な雰囲気がたっぷりただよっていて面白かった。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。『鈍色幻視行』の作中作。『鈍色幻視行』とは独立した小説として十分味わい深い。「妖艶で耽美な幻想小説」という口上にふさわしく、この世界に迷い込んだような映像体験を感じられて、映像化へ誘う『鈍色・・・』への引きもたっぷり。文庫あとがきに創作の経緯やデザイン等の裏話があり嬉しい。カバーは表裏が恩田陸

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『鈍色幻視行』の作中作として登場した『夜果つるところ』が、実際に一冊の作品として書籍化されたもの。
    遊郭「墜月荘」で暮らす人々の日常や、そこを訪れるさまざまな人々との触れ合い、そして徐々に浮かび上がってくる惨劇を描いた作品です。
    読んでいて強く感じたのは、非常に幻想的で、どこか夢の中を漂っているよう

    0
    2026年09月27日

夜果つるところ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

恩田陸 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す