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東京・中野に弁護士事務所を構える佐方貞人のもとに、警察から一本の電話が入った。さきほど逮捕した男が、佐方を弁護人に指名しているという。男は大学時代の同期・久保利典で、行きつけのクラブの女性から不同意性交等罪で訴えられたらしい。無実を主張する久保を信じ、事件の経緯を調べはじめた佐方だったが、女性が久保を嵌める動機が見当たらない。隠された接点があるはずだと二人の過去を探るうち、約20年前に香川で起きた、ある石職人の死亡事故が浮かび上がる。
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Posted by ブクログ
好きな作家の1人ではあるが、その作家の中でも久しぶりに良かった。 よく練られている。一筋縄ではいかない内容結果。後半一気に読み進めたくなった。
「最後の証人」「検事の本懐」「検事の死命」「検事の信義」に続く「誓いの証言」は、佐方貞人シリーズ第5弾です。 私が柚月裕子さんの作品をよく読むようになったきっかけは、今思えばこの佐方貞人シリーズのおかげだったかもしれません。 検事から弁護士へ転身した佐方貞人は、「罪はまっとうに裁かれるべき」を...続きを読む信条とする、一本筋の通った人物です。 佐方は、事実と真実は異なるものだと考えています。目に見える事実だけではなく、事件の背景や動機までを含めた真実を追い求めなければ、本当の意味で事件は解決したことにならない、そんな信念に基づいて行動します。 そして、その真実が明らかになることで、加害者にも被害者にもわずかな希望の光が差し込むような展開に、ページをめくる手が止まらなくなります。これからも末永く続いてほしい、大好きなシリーズです。
佐方貞人シリーズ第5弾にして、第一作以来の弁護士編。 被告は人が変わってしまったのか?原告の行動の意図は?・・・何となく釈然としないままに読み進めたが、明らかにされる真相と結末に、単なる法廷劇ではない、静かなハッピーエンドだなと満足して読み終えた。 佐方自身の語られていないストーリーも続編に期待する...続きを読む。 26-12
シリーズ5作目。最新巻までたどり着いた! このシリーズは、長編の方が面白い。 不同意性交等罪で訴えられた久保の無実を証明するために奔走する左方。20年前の香川での出来事と、どう結びついていくのかハラハラしながら読んだ。 流れから考えれば、必ず結びつくはずだとわかっているのに、二つの物語を並行して…と...続きを読むいう気分で読んでいた私。繋がりにやっと気づいた時は、一人で「あっ!」と声が出てしまった。気づくの遅いけど。 どんな時もぶれない左方は健在で、こちらも楽しく読めた。
久しぶりの佐方弁護士に夢中になって読んだ。 プロローグでの岩場で倒れた男と少女と不穏なやり取りがどこに繋がるのか、依頼を受けた佐方と蕃永町の丁場で働く大橋の目線で語られる。 昔ながらの職人と、事業を大きくしようと躍起になる2代目との軋轢って多そう。 原じいと晶の気持ちや苦労が踏みにじられた結果の不幸...続きを読むが堪らなくつらい。 不幸の連鎖過ぎてここまで追い詰められたら晶のしたことは責められない気もするし同じことをしたくなるかもとすら思える。 裁判での佐方の手腕が鮮やかだし晶へのフォローもさすがで後味もスッキリ。 面白かった!
佐方貞人シリーズ5作目。 無実を主張する大学時代の友人に指名され、その主張を信じ、真実を突き止めてゆくという内容だった。 学生時代の思い出の中の友人と現在の友人、年月は人を変えてしまうのかと考えるような記述があった。 「変わるよ」と思う自分がいた。 大雨のシーンが章をまたいで、視線を変えて何度か...続きを読む出てきた。その後のストーリーは心情に訴える内容になる、と思い構えて読み進めた。 不憫な境遇と苦境にたたされた者達の心情に息苦しく感じたところで、合間に入る佐方と小坂のやり取りはいいクッションになる。 少し上手く行き過ぎる感もあったがストーリーのスピード感は相変わらずで希望を感じる終わりかたなど、読後感がいい。 このシリーズは、最後はどんな風に着地するのだろう。 これが終わりではなく、次があるといいなと思う。
シリーズものですが、これ単体でも十分楽しめました。ここまでやってくれる弁護士さんは現実にいないでしょうね。。。
好きな佐方シリーズ。事件の伏線はそうそうにネタバレしてしまうため、いつもの面白さにはかけるが佐方の行動とセリフが響いた。4.0
お久しぶりっす柚月さん お久しぶりっす佐方さん お久しぶりの柚月作品は、お久しぶりの「佐方貞人シリーズ」です このシリーズは全て読んでいます が、覚えていません(*ノω・*)テヘ ま、問題はなかったです 面白かったので 弁護士ものと言えば、ちょっと前にシチリー先生の「御子柴シリーズ」を読みあ...続きを読むさりました 御子柴と洋子さんの関係性がすきです それと同じぐらい佐方と小坂さんの関係性もすきです 洋子さんも小坂さんも仕事ができる優秀な事務員さん で、雇い主である御子柴と佐方には強気な態度 でも、お節介やき 何かと共通点の多いふたり ( ゚д゚)ハッ! 弁護士もので面白い作品には優秀な事務員が必要だということか!
ホステスの女性に薬を飲ませて暴行したことで訴えられた弁護士の久保から、佐方のもとへ弁護の依頼が入る。久保は被害者と関係を持ったことは認めたものの、合意の上であったことを主張。かつての友人であった久保を信じることに決めた佐方は、被害者には久保に対する怨恨があるのではと考え調査を進めることにする。重厚な...続きを読む読み心地の法廷ミステリです。 世間からのバッシングがもっとも多い性加害問題。無実の立証がこれほどに難しいものはなかなかないので、被害者と加害者の繋がりをたどるしかありません。しかし被告人はもとよりその弁護士もまた風当たりが強い中で、地道な調査に邁進する佐方と、口うるさいながらも頼りになる小坂のコンビが頼もしいです。めちゃめちゃいいコンビなのでは。 その調査のパートと交互に織りなされるのは、香川での石職人たちの物語。この物語が事件とどうかかわってくるのかはある程度読むとわかるのですが、そこからの展開が圧巻。この悲劇の原因が誰にあったのかということよりも、どのようにすれば彼ら彼女らが救われるのか、を考えて動く佐方が素敵です。「困っている人を助けるために弁護士になった」という久保の思いは、絶対に佐方の中にもあるはずですもんね。
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誓いの証言
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柚月裕子
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