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東京・中野に弁護士事務所を構える佐方貞人のもとに、警察から一本の電話が入った。さきほど逮捕した男が、佐方を弁護人に指名しているという。男は大学時代の同期・久保利典で、行きつけのクラブの女性から不同意性交等罪で訴えられたらしい。無実を主張する久保を信じ、事件の経緯を調べはじめた佐方だったが、女性が久保を嵌める動機が見当たらない。隠された接点があるはずだと二人の過去を探るうち、約20年前に香川で起きた、ある石職人の死亡事故が浮かび上がる。
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Posted by ブクログ
待ちに待った新刊。新しくなった神保町の三省堂でサイン会に参加できた!柚月裕子先生とお話できて名前入りサインしていただけて握手できて写真まで撮っていただいた。2つの物語がどうつながるのか気になって一気に読んでしまった。終わり方もとても好き。佐方シリーズであるが読んだことなくても楽しめると思う。
ある事件の裁判を舞台に、食い違う証言とそれぞれの事情が浮かび上がっていく。検事・佐方貞人は、一つひとつの証言を丁寧に追いながら、隠された真実と人々の“誓い”に迫っていく。 2つの物語が同時進行していく構成で、どちらにもすぐ引き込まれた。久しぶりの佐方シリーズだったが、その魅力はまったく色褪せず...続きを読む、むしろ円熟味が増していてたまらない。これまでのシリーズ同様、事実を積み重ねて真実に迫る展開と、揺るがない佐方の信念は健在。一方で、二つの視点が交差する構成や、それぞれの「誓い」に焦点を当てた物語はこれまで以上に深みがあり、より強い余韻を残す。 丁寧な人物描写によって人間ドラマのリアリティが際立ち、諦めずに地道な調査で真実に迫る姿に「佐方シリーズが戻ってきた」と実感した。法廷シーンの緊張感も健在で、小坂とのやり取りには思わずくすり。このコンビの今後にも期待したい。 真実が明らかになった後に突きつけられるのは、「正しさ」とは何かという問いだった。その答えは一つではないからこそ、読後もなお心に残り続ける。
佐方貞人シリーズ第5弾。 やっぱり柚月裕子さんの作品は最高です! 今回は佐方貞人が弁護士になってからの話。久しぶりの佐方貞人に感動しました。ボリュームも適度で、終始面白く、なんといってもラストが最高!これで、柚月裕子さんも直木賞を受賞してもらいたい!そう思える大作です! シリーズ通して読んでいない...続きを読む方でも、満足して楽しめます。オススメ!
佐方貞人 帰ってきましたね〜 16年ぶりの長編! 久しぶりに柚月さんのリーガルもの読みましたー(♡ω♡ ) ~♪ もう最高♡と言いたいところだけど、私もちょっと物足りなさを感じて★4.5ぐらいかな。 検事してた頃の佐方はなんとなく覚えているけど、こんなキャラだったかな〜?と思って...続きを読むしまった(^_^;) 私の頭のなかではよく中山七里さんのリーガルものとダブってしまうところがある。 だけどあの音楽の才能のある彼や、ちょっとキザでクールな弁護士と間違えることもないか。 16年前のことで忘れている部分が多いみたい(^_^;) しかし柚月さんの描く小説って深いところを突いてきますね! この小説の主張したいところは、おそらく帯にもあった 「事実と真実は違う。事件の動機ー真実がわからなければ、本当に事件が解決できたとは思いません」っていうところかな。 また佐方弁護士にお会いしたいです。
二つの話しがどこで繋がるのか、興味しんしんで読み進めた。 はじめはわからなかだったが、だんだんと分かってきた。想像した通り。 ただ裁判の段になって、あまりにも佐方の話しが出来すぎていて、こんなに上手く解明されるのかと少し疑問にさえ思った。 ただ一気に読み切ることができた。
佐方貞人シリーズ第5弾はシリーズ第1作以来の長編作品。 「最後の証人」ではヤメ検弁護士になりたての佐方だったが、今作では中野に事務所を開き、助手に小坂という女性を置いてベテラン弁護士の域にある。 不同意性交等罪で逮捕された大学時代の同期からの弁護の依頼。旧友を救うため、事件の真相を明らかにするべく...続きを読む奔走する佐方の姿が描かれる。 「罪は真っ当に裁かれなければならない」を信条に、青臭いまでの正義感で任務に邁進していた佐方が大好きで追いかけているシリーズ。 弁護士となった今もお金になる事件よりも興味を惹かれる事件を引き受けるポリシーで、法曹界では変人扱いされている。 だけど、小坂とのやりとりを見てると佐方キャラ変した?と違和感。女性を「おまえ」呼ばわりするような人じゃなかったはずなんだけどなぁ〜。 とシリーズとしての感想は置いといて、今作の感想。正直言って、晶が復讐として久保を選んだ必然性が弱いかなと。5歳の頃にチラッと会っただけ、2年で香川からいなくなった下っぱの弁護士を20年後に会った時わかるものかな〜。平尾弁護士の下働きしていた若手より、復讐するなら平尾本人か児玉社長だよな〜。 養母が事故に遭い、婚約者に破談された時期にたまたまクラブに久保が来たとかも出来すぎだし、そこでラスボスじゃなくて手下だった久保を陥れるというのが聡明そうな晶のすることじゃないような気がする。 ということで、設定に違和感があって没入できませんでした。 やっぱり佐方は検事時代が良かったな〜。
過去と今の事件が少しずつ繋がっていくのが面白かった。不同意性行為は2人きりの空間ではすごく複雑な問題で、女性側の主張が信じられやすいからたしかに冤罪になりやすそうだと思った。
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