あらすじ
東京・中野に弁護士事務所を構える佐方貞人のもとに、警察から一本の電話が入った。さきほど逮捕した男が、佐方を弁護人に指名しているという。男は大学時代の同期・久保利典で、行きつけのクラブの女性から不同意性交等罪で訴えられたらしい。無実を主張する久保を信じ、事件の経緯を調べはじめた佐方だったが、女性が久保を嵌める動機が見当たらない。隠された接点があるはずだと二人の過去を探るうち、約20年前に香川で起きた、ある石職人の死亡事故が浮かび上がる。
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Posted by ブクログ
久々の佐方シリーズ!
やっと、回顧録の検事やなく、弁護士さんに戻って来た〜!
知り合いの弁護士が、逮捕!
クラブのお姉ちゃんをムリにホテル連れてって…
相手に訴えられ…
でも、合意の上やと…
イヤイヤ、それ以前にもう結婚してたら、あかんやん!( ˂˃ ‸ ˂˃)ジーーーッ
長い時の流れが、そうさせたのか、色々事情あり。
佐方さんが、コツコツ調べて真実に近づく…
この人は、弁護だけに収まらず、訴えた側まで…
「事実と真実は違います。目に見える事実だけではなく、事件の動機ー真実がわからなければ、本当に事件が解決できたとは思いません。私は藤本さんに、この事件の事実ではなく、真実を知ってほしかったんです」(本文より)
これや!!!
これが佐方さんや!
とことん、真実を追う!
この姿勢に訴えた側も!
こんな弁護士さん、おったらええな!
なんかあったら、頼りになるし!
また、次よみたいなぁ…
******【映画鑑賞】 (╬◣д◢)ジー******
金曜日から3連休なんで、いきなり木曜日から
「グレイ・ミッション」
観て来た!
第2週になると上映本数激減!
結構、好きやけどな。
計算尽くされた作戦。最悪の最悪を考えての計画とトレーニング!
まぁ、地味といえば地味やけど。
まさに、プロ集団!
ギレンホールさんも、カッコよかった〜!
今日も、ハゲの行こ!(^^)v
Posted by ブクログ
面白かった!
不同意性行等罪で訴えられ、無実を主張する知人の弁護をすることになった佐方弁護士。
ここまで調べてくれるのかー!
万が一この先誰かに訴えられることがあったら、佐方弁護士に依頼したい!と思うほど感動!
Posted by ブクログ
直接語られることはなかったけれど佐方弁護士の真の強さ、真面目に取り組む姿勢、そしてやさしさが感じられる一冊でした。
被害者、被告人、その周りの人、それぞれ想いがあるのはどの時代も一緒。だからこそ、この先も佐方弁護士のようにコツコツとそれぞれの仕事に取り組んでくれる人間を大切にしたい。
Posted by ブクログ
好きな作家の1人ではあるが、その作家の中でも久しぶりに良かった。
よく練られている。一筋縄ではいかない内容結果。後半一気に読み進めたくなった。
Posted by ブクログ
「最後の証人」「検事の本懐」「検事の死命」「検事の信義」に続く「誓いの証言」は、佐方貞人シリーズ第5弾です。
私が柚月裕子さんの作品をよく読むようになったきっかけは、今思えばこの佐方貞人シリーズのおかげだったかもしれません。
検事から弁護士へ転身した佐方貞人は、「罪はまっとうに裁かれるべき」を信条とする、一本筋の通った人物です。
佐方は、事実と真実は異なるものだと考えています。目に見える事実だけではなく、事件の背景や動機までを含めた真実を追い求めなければ、本当の意味で事件は解決したことにならない、そんな信念に基づいて行動します。
そして、その真実が明らかになることで、加害者にも被害者にもわずかな希望の光が差し込むような展開に、ページをめくる手が止まらなくなります。これからも末永く続いてほしい、大好きなシリーズです。
Posted by ブクログ
柚月さん作品のファンですが、佐方シリーズは別格。今回も痺れました。ストーリー展開は勿論のこと、最後、ちょっと締めで無理出るかなぁ、と思ってた点も、文子さんの事故で急展開。最後に何故久保だけ、他に許せないヤツいただろうと思ったところに勝也の真実。最後はまるで詰将棋でしたね。佐方シリーズは「贖罪」が根底のテーマにある気がします。小坂女史がいい味出してる。次の作品も多いに期待してます。
Posted by ブクログ
柚月裕子の佐方弁護士シリーズの最新作でしたが、過去の事件と現代の事件がリンクするストーリーで、内容としては、ありえなくもない話で面白かったですし、ハッピーエンドの展開は良かったと思いますが、もう少し、どろどろさが残る苦い結末というのも良かったかもしれません。
Posted by ブクログ
やっぱり佐方さん好きだなぁ
シリーズ新刊出るのいつも楽しみにしています。
弁護士になった佐方が大学時代の友達の性犯罪弁護をすることになる。
自分のしっている友達の姿と今の評判の落差に戸惑いながらも真実を見つけていく。
読みながら何度も涙を流しました。
香川の最高級石材「蕃永石(ばんえいせき)」の存在も知りませんでしたが、その石を長年仕事としてきた職人の死と事件が絡み合う。
仕事に誇りを持って取り組む人達、時代の流れに逆らえず、埋もれていく人達…
助けたいけど、自分の家族のことを考えて助けられない悔しさ…それぞれがそれぞれの立場で苦しみながら生きている姿に胸が痛くなりました。
Posted by ブクログ
大学時代の同期である久保利典弁護士から佐方弁護士に電話が入り、自らが犯した事件の弁護を依頼される。
久保はクラブホステスのユウカから不同意性交等罪で訴えられ、逮捕されていた。
2人はバーに立ち寄り、そこでユウカがトイレに立った時、飲んでいたカクテルに薬物を混入され意識朦朧の状態となり、ホテルに連れ込まれて犯されたという事件だった。
勾留されている警察で佐方と接見した久保は、彼女と一夜をともにしたのは事実だが、あくまで合意のうえだったと主張する。
香川県の蕃永石は、全国的には然程知名度があるわけではないが、美しさでは類を見ない程で、採石した石を美しく仕上げるためには石職人の高度な腕が要求される。
職人の中でも一目を置かれる原じいは、両親を交通事故で亡くした5歳の孫娘・晶の面倒を見ることになり、溺愛して育てていた。
晶も原じいの仕事に憧れ、大人になったら石職人になると言い、原じいを喜ばせていた。
その原じいを心酔しているのが石職人の大橋猛で、亡くなった晶の父親と同級生だったこともあり、晶を思いやって娘のように接していた。
そのうちに蕃永町の蕃永石を巡って組織内に波風が起こり、原じいは石職人としての仕事を続けることが難しい局面を迎えることになる。
果たして久保の判決はどうなるのか⋯
佐方は久保の無実を勝ち取ることになるのか⋯
香川の蕃永町で起こった蕃永石を巡っての波風の問題と、久保事件との繋がりが浮かび上がってくる。
検察側の勝訴と世間は決めつけている事件だが、久保の弁護人である佐方は、やはりずば抜けての敏腕弁護士だった。
Posted by ブクログ
弁護士の推理もの。
様々な人間の欲や不幸が混ざり合った事件の解決にあたる主人公。
普通ここまで弁護士がやる?と思うくらい事件の真実を見つけるために奔走する。
最後は結構スッキリした
Posted by ブクログ
(4.0)
早い段階で「事実」は想像できたが、その想像以上のどんでん返しがあるのかと読み進めたが、そうでもなかったのはちょっと期待外れ。
でも、法廷シーンは手に汗握る展開でどんどん読み進めた。その後も出来過ぎ感はあるが、予想通り感動させてもらった。
Posted by ブクログ
シリーズ5作目。最新巻までたどり着いた!
このシリーズは、長編の方が面白い。
不同意性交等罪で訴えられた久保の無実を証明するために奔走する左方。20年前の香川での出来事と、どう結びついていくのかハラハラしながら読んだ。
流れから考えれば、必ず結びつくはずだとわかっているのに、二つの物語を並行して…という気分で読んでいた私。繋がりにやっと気づいた時は、一人で「あっ!」と声が出てしまった。気づくの遅いけど。
どんな時もぶれない左方は健在で、こちらも楽しく読めた。
Posted by ブクログ
久しぶりの佐方弁護士に夢中になって読んだ。
プロローグでの岩場で倒れた男と少女と不穏なやり取りがどこに繋がるのか、依頼を受けた佐方と蕃永町の丁場で働く大橋の目線で語られる。
昔ながらの職人と、事業を大きくしようと躍起になる2代目との軋轢って多そう。
原じいと晶の気持ちや苦労が踏みにじられた結果の不幸が堪らなくつらい。
不幸の連鎖過ぎてここまで追い詰められたら晶のしたことは責められない気もするし同じことをしたくなるかもとすら思える。
裁判での佐方の手腕が鮮やかだし晶へのフォローもさすがで後味もスッキリ。
面白かった!
Posted by ブクログ
佐方貞人シリーズ5作目。
無実を主張する大学時代の友人に指名され、その主張を信じ、真実を突き止めてゆくという内容だった。
学生時代の思い出の中の友人と現在の友人、年月は人を変えてしまうのかと考えるような記述があった。
「変わるよ」と思う自分がいた。
大雨のシーンが章をまたいで、視線を変えて何度か出てきた。その後のストーリーは心情に訴える内容になる、と思い構えて読み進めた。
不憫な境遇と苦境にたたされた者達の心情に息苦しく感じたところで、合間に入る佐方と小坂のやり取りはいいクッションになる。
少し上手く行き過ぎる感もあったがストーリーのスピード感は相変わらずで希望を感じる終わりかたなど、読後感がいい。
このシリーズは、最後はどんな風に着地するのだろう。
これが終わりではなく、次があるといいなと思う。
Posted by ブクログ
さすが柚月さん、面白かったが、最後があまり納得できず。もう一展開あるのではと期待したが、藤本だけでなく勝也社長まで善人になるとは…。晶さんがかわいそすぎる気が。一点、疑問。札幌から小樽に向かって海が開けるのは銭函あたりからと思われるけど、水平線のかなたに本州は望めないのでは。
Posted by ブクログ
久々の佐方弁護士シリーズ。過去と現在が交互に、きちんとそれぞれの時系列どおりに進んでいくので、早い段階で事件の真相は分かる。あとは法廷でどのように明らかにしていくのかっていうところに期待があったが、わりと普通だった⋯。ほかの方の感想にもあるが、たまたま目についたとはいえ、この人を狙うか?みたいな⋯顔覚えてたんだーとか。
最後は救われる終わり方だったけれども、八方丸く収まる、無難な終わり方という気も。きっとおもしろいはずだ!と思っていた分やや期待外れ感は否めない。無難におもしろくはあった。
Posted by ブクログ
柚月さんの本は幾つか読んだけど、どれも暗かった…。この本は重苦しさはなくて読みやすくて、一気読み出来た。
でも、事件の動機が弱いかなぁ…若社長や大さんを嵌めるなら理解できるけど、少し関わっただけの若い弁護士を身を挺してまで今更嵌めるなんて、不自然に感じた。久保は復讐する相手では無いやろ!と思いました。
Posted by ブクログ
シリーズの前作を読んだのは随分前だから あまり覚えてないんだけど 佐方の魅力はもっと胸に込み上げる熱いものがあったような。今回はそれが感じられなかった。
それまでの不幸続きが嘘みたいなハッピーエンドもなぁ。2時間ドラマを見終わったような読後感だった。
Posted by ブクログ
面白かったです。
受けた案件を徹底的に調べて弁護する弁護士もの。
今回は弁護する人が、友人であり、同業の弁護士であり、弁護内容も厳しい。そんな案件に熱い弁護士が難問に挑む。出てくるキャラクター設定も個性があり、一気に読み進めました。
Posted by ブクログ
いいんだけど、先が読めてしまう。いい話に持っていこうとするあまり、筋がわかってしまい、驚きに欠ける。
文章自体は読みやすく、あっという間に読み終えるのだが、後にあまり残るものはない。
Posted by ブクログ
佐方シリーズ。読み始めた瞬間から嫌な予感がつきまとい、先を知りたいのに読み進めるのが苦しかった。
登場人物たちはそれぞれ揺るぎない信条を持って生きている。信念を持つことは簡単でも、最後まで貫き通すことは難しい。それでも自分の信条を曲げて生きることは、自分自身を少しずつ損なってしまうことなのだと、物語を通してひしひしと感じた。そして、シリーズを通して佐方が見せるぶれなさがいっそう際立ってみえた。
重く苦しい物語ではあったが、救いが待っていて、読後には静かな温かさが残った。
Posted by ブクログ
大好きな佐方貞人シリーズ♡
新作待ってました〜!!
強い信念を持つ 元検事の弁護士・佐方貞人
ある冤罪疑惑が浮かび上がる事件の
弁護を引き受けた佐方は
証言の食い違いや隠された矛盾に
違和感を抱きます
過去と現在が複雑に交錯するなか
真実と正義を求めて粘り強く
真相へ迫っていきます
とにかく佐方のブレない眼差しと
静かで愚直な正義感がカッコ良すぎます……!
華やかな弁護パフォーマンスはなくても
証言の「綻び」を見逃さず、感情に流されず
けれど人の弱さや痛みに誠実に
向き合う佐方の姿に
今回もシビれました〜!
ラストは少しキレイに
まとまりすぎな気もしますが…笑
大好きなシリーズを
読むことができて大満足です♪
Posted by ブクログ
久しぶりの佐方貞人シリーズで、読む方も気合が入った。
現在と過去の世界を章ごとに書き分けて、登場人物がどこで重なるのか楽しみにしていたら、そう来たかと膝を打った。やっぱりいつも悲しく泣けてくる話だけど、ちょっと動機やターゲットが大雑把かな。最後に入院しているおばさんの事故補償のやり方も、それは変じゃないかと思う。大団円に持っていく方向が若干安易な感じがして、星3個にしました。
Posted by ブクログ
展開がわかりやすく、正直序盤の方でそうかなーと思った通りだった。最後は割とハッピーエンド寄り。
きれいにまとまっていたように見えて、登場人物の心情がよく分からないところがあった。
佐方に大橋が協力するところがいまいちピンと来なかった。見逃してしまったのかもしれないけど。大橋は原じいに負い目があるから、アキちゃんに不利なるような証言をすんなりと引き受けるだろうか。そこらへんの心情は重要ではないのかもしれないが、現実味に欠ける気がした。
また、佐方から見た久保と、夜の街での久保の評価の違いがなぜ起こったのかピンとこない。香川での出来事以降、変わってしまったようだが、あまりに評価が違いすぎて、もう少し丁寧に描いて欲しかった。
Posted by ブクログ
理不尽である。犯行の動機がイマイチ説得力に欠ける。
ツッコミどころも多いが、読みながら何度涙したことか。まぁそれは個人的な事情に起因するので、誰しもが泣くような作品ではない。念の為。