あらすじ
東京・中野に弁護士事務所を構える佐方貞人のもとに、警察から一本の電話が入った。さきほど逮捕した男が、佐方を弁護人に指名しているという。男は大学時代の同期・久保利典で、行きつけのクラブの女性から不同意性交等罪で訴えられたらしい。無実を主張する久保を信じ、事件の経緯を調べはじめた佐方だったが、女性が久保を嵌める動機が見当たらない。隠された接点があるはずだと二人の過去を探るうち、約20年前に香川で起きた、ある石職人の死亡事故が浮かび上がる。
感情タグBEST3
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著者が生み出した佐方貞人というキャラクターの特性に感涙。またいつか時間がゆっくりと取れるようになった暁には、読み返したいシリーズのひとつである。
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お久しぶりの佐方さん。
女性の立場で考えた時、どんなに憎い相手でも、貶める手段として自分の体を使うかな、とは思ったけど、それすら厭わないほどの恨みと憎しみがあったのかな、ともとれるなぁと思った。
ただ、相手をSNSで晒すことでもって制裁とするのなら、痴漢とか盗撮とか、そういうものでもよかったのかな、とは感じた。
あと、佐方さんが、被告人と既知の仲で、「こいつはそんなことするはずがない」から入ってるからこの流れになるんだろうけど、「こいつならやりかねないよなぁ」という気持ちが少しでもあったら、この展開は望めなかったのかもしれない。被告人はそこも分かってて佐方さんに依頼したのかな。佐方さんと一緒にいた時期の時分はそんなことしない人に見えたはずだ、と。
そのくせ色々言い淀んでたしな。言いたくない、みたいなこというし。ひどい立ち居振る舞いをしてたのも事実だったし。
とにかく被告人は悪いのはたしか。それは間違いない。……
と、読んで色々考えさせられるストーリー展開でした。佐方さん、次回作も待ってます。
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2つのストーリーが交互に綴られていきどちらもひきこまれてしまう。中盤でやっと伏線に気づいた時に現在進行のストーリーに融合する。裁判所の証人喚問の臨場感に再びひきこまれ涙してしまった。シリーズ続編が早く読みたくなりました。
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久々の佐方シリーズ!
やっと、回顧録の検事やなく、弁護士さんに戻って来た〜!
知り合いの弁護士が、逮捕!
クラブのお姉ちゃんをムリにホテル連れてって…
相手に訴えられ…
でも、合意の上やと…
イヤイヤ、それ以前にもう結婚してたら、あかんやん!( ˂˃ ‸ ˂˃)ジーーーッ
長い時の流れが、そうさせたのか、色々事情あり。
佐方さんが、コツコツ調べて真実に近づく…
この人は、弁護だけに収まらず、訴えた側まで…
「事実と真実は違います。目に見える事実だけではなく、事件の動機ー真実がわからなければ、本当に事件が解決できたとは思いません。私は藤本さんに、この事件の事実ではなく、真実を知ってほしかったんです」(本文より)
これや!!!
これが佐方さんや!
とことん、真実を追う!
この姿勢に訴えた側も!
こんな弁護士さん、おったらええな!
なんかあったら、頼りになるし!
また、次よみたいなぁ…
******【映画鑑賞】 (╬◣д◢)ジー******
金曜日から3連休なんで、いきなり木曜日から
「グレイ・ミッション」
観て来た!
第2週になると上映本数激減!
結構、好きやけどな。
計算尽くされた作戦。最悪の最悪を考えての計画とトレーニング!
まぁ、地味といえば地味やけど。
まさに、プロ集団!
ギレンホールさんも、カッコよかった〜!
今日も、ハゲの行こ!(^^)v
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面白かった!
不同意性行等罪で訴えられ、無実を主張する知人の弁護をすることになった佐方弁護士。
ここまで調べてくれるのかー!
万が一この先誰かに訴えられることがあったら、佐方弁護士に依頼したい!と思うほど感動!
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直接語られることはなかったけれど佐方弁護士の真の強さ、真面目に取り組む姿勢、そしてやさしさが感じられる一冊でした。
被害者、被告人、その周りの人、それぞれ想いがあるのはどの時代も一緒。だからこそ、この先も佐方弁護士のようにコツコツとそれぞれの仕事に取り組んでくれる人間を大切にしたい。
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一見何の関係もなさそうな2つの事件が交互に並行して語られる。それが後半を前にしてつながっていく驚き。
最後はちょっと無理やり,悪者はいなかった的な話に持っていった感じがした。
しかしやはり柚月裕子さんの作品は,そして佐方シリーズはめちゃくちゃ面白い。
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弁護士佐方シリーズだが、シリーズとばしてこの本から。なので、佐方と小坂の関係性がいまいちよくわかってない。
佐方は、不同意性交等罪の容疑者であり、佐方の同期でもある久保から無実を証明して欲しいと依頼される。
佐方が事件を調べるのと並行し、蕃永石の加工をする職人大橋目線で、ある老人が組合のトップとの意見の相違から、職を失いある事件が起きるまでが展開していく。
久保は無実なのか、本当に彼女は睡眠薬を飲まされ行為を行われたのか、事件の裏にある真実とは?
そんなことがあったら、復讐したくなるなぁと彼女に同情した。ようやく幸せになれるって時にどん底に落とされ、そんな時に過去の不幸の元凶の1人が現れしかものうのうと自分の欲を満たそうとしている。許せないと思う。
最後の法廷、明らかに有罪であろうと思われていたのが、それぞれの証人の証言により、覆されていく。明確な証拠はないが、無罪であろうと思わせる手腕はすごい。
そして、晶が救われてよかった。加害者も被害者も救える弁護士なんだ。他の作品も読んでみよう。
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訴えられた弁護士が、安藤晶さんとどう繋がっているのか、興味深く一気に読んだ。
いくら申し訳ないと思ってお墓参りなどをされても、原じいへの仕打ちは酷すぎて、許す気にはなれないなぁ…
晶さんには、幸せになってほしい!
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面白かった、特に公判のシーンは読みながら緊張して手に汗をかくくらい
そしてラストは少し泣けました。
しかしやっぱり児玉勝也許せないしあのやり方は絶対間違っている憎しみが収まらない
Posted by ブクログ
佐方シリーズ、やっぱ好きだ
一気読みしてしまった
晶の復讐したくなる気持ち
分かるけど、それを行うために
あの行為を行うのは…
どんな気持ちで抱かれていたのか
ラストは綺麗にまとまった感が少し
あったけど、それも良し!
はやく続編読みたいなぁ
Posted by ブクログ
「佐方貞人」シリーズ・ヤメ検弁護士がまた厄介な案件を請け負った。物語の始まりは、警察からの一本の電話からで、逮捕された弁護士が佐方に弁護依頼をしてきたのだ。弁護士?依頼者は佐方と大学時代の同期・久保利典で、行きつけのクラブの女性から不同意性等罪で訴えられたらしい。
佐方が代表を務めている弁護士事務所といっても弁護士は一人だけの個人事務所だ。
シリーズの第一作「最後の証人」以来の弁護士役ですね。二作目から「検事の本懐」「検事の死命」「検事の信義」と続きました。なんとまあ僕は、前作の末尾に、「事実は、真実ではない!」と書いているが、この小説の帯の裏には「事実と真実は違います」と書いている。どっちやねん。勿論、事件が違うから結果も違ってくるのは当然のことですが…
なんだか面白ろ!
事務員は、小坂千尋という。都内にある法科大学院の夜間に通っており、実家からの仕送りなしに弁護士を目指して勉強しているしっかり者の事務員だ。しかして「佐方が依頼を受けるか否かの基準は、持ち込まれた相談が自分の興味を引くかどうかにある」と書いていた。これでは、小坂に小言を言われる・報酬依頼を受ける目安になるのは当然なのに!
読書は楽しい。
逮捕された旧友を救うため、弁護士・佐方は事件の“真実”に迫る。
圧倒的に不利な裁判・こんな証言が許されるのか疑問に感じた。
今回は、何とか報酬が得られますように(笑)
あらすじ!原稿枚数制限で書けない。後は面白かったから読んでね。何なんこのコラムは!逮捕された旧友を救うため、弁護士・佐方は事件の“真実”に迫る。
圧倒的に不利な裁判・こんな証言が許されるのか疑問に感じた。
今回は、何とか報酬が得られますように(笑)
あらすじ!原稿枚数制限で書けない。後は面白かったから読んでね。
何なんこのコラムは!
Posted by ブクログ
柚月裕子の佐方弁護士シリーズの最新作でしたが、過去の事件と現代の事件がリンクするストーリーで、内容としては、ありえなくもない話で面白かったですし、ハッピーエンドの展開は良かったと思いますが、もう少し、どろどろさが残る苦い結末というのも良かったかもしれません。
Posted by ブクログ
やっぱり佐方さん好きだなぁ
シリーズ新刊出るのいつも楽しみにしています。
弁護士になった佐方が大学時代の友達の性犯罪弁護をすることになる。
自分のしっている友達の姿と今の評判の落差に戸惑いながらも真実を見つけていく。
読みながら何度も涙を流しました。
香川の最高級石材「蕃永石(ばんえいせき)」の存在も知りませんでしたが、その石を長年仕事としてきた職人の死と事件が絡み合う。
仕事に誇りを持って取り組む人達、時代の流れに逆らえず、埋もれていく人達…
助けたいけど、自分の家族のことを考えて助けられない悔しさ…それぞれがそれぞれの立場で苦しみながら生きている姿に胸が痛くなりました。
Posted by ブクログ
大学時代の同期である久保利典弁護士から佐方弁護士に電話が入り、自らが犯した事件の弁護を依頼される。
久保はクラブホステスのユウカから不同意性交等罪で訴えられ、逮捕されていた。
2人はバーに立ち寄り、そこでユウカがトイレに立った時、飲んでいたカクテルに薬物を混入され意識朦朧の状態となり、ホテルに連れ込まれて犯されたという事件だった。
勾留されている警察で佐方と接見した久保は、彼女と一夜をともにしたのは事実だが、あくまで合意のうえだったと主張する。
香川県の蕃永石は、全国的には然程知名度があるわけではないが、美しさでは類を見ない程で、採石した石を美しく仕上げるためには石職人の高度な腕が要求される。
職人の中でも一目を置かれる原じいは、両親を交通事故で亡くした5歳の孫娘・晶の面倒を見ることになり、溺愛して育てていた。
晶も原じいの仕事に憧れ、大人になったら石職人になると言い、原じいを喜ばせていた。
その原じいを心酔しているのが石職人の大橋猛で、亡くなった晶の父親と同級生だったこともあり、晶を思いやって娘のように接していた。
そのうちに蕃永町の蕃永石を巡って組織内に波風が起こり、原じいは石職人としての仕事を続けることが難しい局面を迎えることになる。
果たして久保の判決はどうなるのか⋯
佐方は久保の無実を勝ち取ることになるのか⋯
香川の蕃永町で起こった蕃永石を巡っての波風の問題と、久保事件との繋がりが浮かび上がってくる。
検察側の勝訴と世間は決めつけている事件だが、久保の弁護人である佐方は、やはりずば抜けての敏腕弁護士だった。
Posted by ブクログ
弁護士の推理もの。
様々な人間の欲や不幸が混ざり合った事件の解決にあたる主人公。
普通ここまで弁護士がやる?と思うくらい事件の真実を見つけるために奔走する。
最後は結構スッキリした
Posted by ブクログ
さすが柚月さん、面白かったが、最後があまり納得できず。もう一展開あるのではと期待したが、藤本だけでなく勝也社長まで善人になるとは…。晶さんがかわいそすぎる気が。一点、疑問。札幌から小樽に向かって海が開けるのは銭函あたりからと思われるけど、水平線のかなたに本州は望めないのでは。
Posted by ブクログ
後日、社長も苦しんでいて立場上仕方なかったという設定は無理やり過ぎて到底受け入れられない。
偶然とはいえターゲットが久保になったのも腑に落ちない。
久保は事件当時は単なる助手的立場だと思うのだが。
そもそも、いくら地方とはいえ1企業の影響で県内全てに婚姻や就職、人生にまで影響があるなんて時代錯誤も甚だしい。昭和じゃあるまいし。地方なめるなと言いたい。
Posted by ブクログ
大好きなシリーズ。
夢中で読み、あっという間に読破。
最終的にはハッピーエンドだけど、気分悪い。
こんなに不幸が積み重なる展開に違和感しかない。
社長が陰で苦しんでたことを知るのも、なんか違和感。
Posted by ブクログ
えっ16年ぶり⁉︎なんですね!
一気読み(^^)
今回は、旧友の疑惑を晴らすために、佐方貞人は飛び回ります!
ヤメ検の弁護士となった彼、警察から弁護人指名の連絡が…彼は大学時代の同期だった…
行きつけのクラブの女性から不同意性交等罪で訴えられたらしい…
無実を主張する彼、調べれば調べるほど、大学の時の彼とは違う一面が、、、何があったのか?
女性が彼を嵌める動機も見当たらない…
なぜ?彼女は何を考えているのか?
2人の接点はどこに…約20年前の出来事が…
Posted by ブクログ
話の展開や人物の心情などが丁寧に書かれていて、非常によくできた作品だと思う
が、よくできているがゆえに、この程度の関係の人間に対してここまでするのかな、というご都合主義が少し残念
Posted by ブクログ
シリーズ5冊目。今回の佐方はリアルタイムな弁護士。大学の同級生で友人だった久保弁護士から不同意性交等罪の弁護依頼を受ける。
香川県の蕃永石の新旧交代に生じた軋轢や小さなコミュニティの排除等により不遇な運命を背負った晶が事件の発端。
裁判シーンは読み応えがあったが、ターゲットを久保にした理由や婚約者との別れの理由等々いくつか腑に落ちないところがあったな。令和の事件なのにどこか昭和感が漂うノスタルジックな一冊。
Posted by ブクログ
佐方貞人シリーズ第5弾
大学時代の同期で弁護士の久保利典が行きつけのクラブの女性に不同意性交等罪で訴えられた。
佐方貞人の仕事は素晴らしかったが
もう少し刺激が欲しかった。
温かい話しでまとまってる感じはするが、冷静に考えたら久保利典はクソだな( ; ; )
続編が出たら又読むと思う‥
Posted by ブクログ
久々の佐方弁護士シリーズ。過去と現在が交互に、きちんとそれぞれの時系列どおりに進んでいくので、早い段階で事件の真相は分かる。あとは法廷でどのように明らかにしていくのかっていうところに期待があったが、わりと普通だった⋯。ほかの方の感想にもあるが、たまたま目についたとはいえ、この人を狙うか?みたいな⋯諸悪の根源を狙うべきでは。え、こんな下っ端?しかもずっと顔覚えてたんだーとか。
最後は救われる終わり方だったけれども、八方丸く収まる、無難な終わり方という気も。きっとおもしろいはずだ!と思っていた分やや期待外れ感は否めない。無難におもしろくはあった。
Posted by ブクログ
柚月さんの本は幾つか読んだけど、どれも暗かった…。この本は重苦しさはなくて読みやすくて、一気読み出来た。
でも、事件の動機が弱いかなぁ…若社長や大さんを嵌めるなら理解できるけど、少し関わっただけの若い弁護士を身を挺してまで今更嵌めるなんて、不自然に感じた。久保は復讐する相手では無いやろ!と思いました。