あらすじ
東京・中野に弁護士事務所を構える佐方貞人のもとに、警察から一本の電話が入った。さきほど逮捕した男が、佐方を弁護人に指名しているという。男は大学時代の同期・久保利典で、行きつけのクラブの女性から不同意性交等罪で訴えられたらしい。無実を主張する久保を信じ、事件の経緯を調べはじめた佐方だったが、女性が久保を嵌める動機が見当たらない。隠された接点があるはずだと二人の過去を探るうち、約20年前に香川で起きた、ある石職人の死亡事故が浮かび上がる。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
柚月さん作品のファンですが、佐方シリーズは別格。今回も痺れました。ストーリー展開は勿論のこと、最後、ちょっと締めで無理出るかなぁ、と思ってた点も、文子さんの事故で急展開。最後に何故久保だけ、他に許せないヤツいただろうと思ったところに勝也の真実。最後はまるで詰将棋でしたね。佐方シリーズは「贖罪」が根底のテーマにある気がします。小坂女史がいい味出してる。次の作品も多いに期待してます。
Posted by ブクログ
佐方さんはいい人だなぁ
被害者 加害者という見方でわなく
どっち側の見方もきちんとした考え方をできる人
最後の 「申し訳ありません」は この人もいろんなこと抱えていたのかぁと 苦しくなった
Posted by ブクログ
(4.0)
早い段階で「事実」は想像できたが、その想像以上のどんでん返しがあるのかと読み進めたが、そうでもなかったのはちょっと期待外れ。
でも、法廷シーンは手に汗握る展開でどんどん読み進めた。その後も出来過ぎ感はあるが、予想通り感動させてもらった。
Posted by ブクログ
さすが柚月さん、面白かったが、最後があまり納得できず。もう一展開あるのではと期待したが、藤本だけでなく勝也社長まで善人になるとは…。晶さんがかわいそすぎる気が。一点、疑問。札幌から小樽に向かって海が開けるのは銭函あたりからと思われるけど、水平線のかなたに本州、ロシアは望めないのでは。
Posted by ブクログ
久しぶりの佐方貞人シリーズで、読む方も気合が入った。
現在と過去の世界を章ごとに書き分けて、登場人物がどこで重なるのか楽しみにしていたら、そう来たかと膝を打った。やっぱりいつも悲しく泣けてくる話だけど、ちょっと動機やターゲットが大雑把かな。最後に入院しているおばさんの事故補償のやり方も、それは変じゃないかと思う。大団円に持っていく方向が若干安易な感じがして、星3個にしました。
Posted by ブクログ
展開がわかりやすく、正直序盤の方でそうかなーと思った通りだった。最後は割とハッピーエンド寄り。
きれいにまとまっていたように見えて、登場人物の心情がよく分からないところがあった。
佐方に大橋が協力するところがいまいちピンと来なかった。見逃してしまったのかもしれないけど。大橋は原じいに負い目があるから、アキちゃんに不利なるような証言をすんなりと引き受けるだろうか。そこらへんの心情は重要ではないのかもしれないが、現実味に欠ける気がした。
また、佐方から見た久保と、夜の街での久保の評価の違いがなぜ起こったのかピンとこない。香川での出来事以降、変わってしまったようだが、あまりに評価が違いすぎて、もう少し丁寧に描いて欲しかった。