室町は今日もハードボイルド―日本中世のアナーキーな世界―(新潮文庫)

室町は今日もハードボイルド―日本中世のアナーキーな世界―(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

日本人は昔から温和なんて大嘘! 僧侶はデスノートで武士を呪い殺し、ゲス不倫には襲撃で報復。暗殺、切腹、えげつない悪口……。私たちが思い描く「日本人像」を根底から覆す、荒々しく図太く、自由に生きる室町人たち。現代の倫理観とは程遠い中世という“異世界”を知り、常識に囚われがちな私たちの心を解放する! 「室町ブーム」の火付け役による痛快・日本史エンタメ! 対談:ヤマザキマリ。

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室町は今日もハードボイルド―日本中世のアナーキーな世界―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    NHKで前に「タイムスクープハンター」って番組があって、その時代考証してた人の本。
    あの番組が好きだったので読んでみた。

    室町時代って印象が薄かったけど、なかなかバイオレンス。

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    忍たま乱太郎がマイブームで時代背景を知りたいと思って読んだ。面白かった。海賊の話があり、なかなかハードだったため「あれ?兵庫水軍(忍たま)ももしかしてあこぎな面があるのでは?」と思ってしまった。名を籠める話が特に好きだった。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    タイトルが良いですね!まず。
    戦国時代の前にあたる頃って、ちょうど興味が持続しないと言うかあまりパッとしない気がする。貴族と武士、それ以外は貧しい、ということくらいだった室町の知識が広がりました。

    タイトルに遜色ない奇抜な内容があります。
    切ない人身売買や、思わずおっかねーと叫びたくなるものまで、

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    歴史は相性が悪く、読んでいてすぐ眠くなってきてしまうが、この本は実に面白い。一見、現代の日本人からするととんでもない、室町時代の日本人がコミカルに紹介される。
    一見、と書いた。たしかに今の尺度からするととんでもないが、当時の尺度からすると当たり前の行動、合理的な、至極真っ当な考え方だったのであろう。

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    中世の日本の状況を如実に示してくれる面白い著作だ.非常に楽しめた.罵倒語が今以上に流通していたこと、いろいろな職業を持った人が住んでいた集落があったこと、部落同士の激しい戦いが繰り広げられたこと、枡にも様々な容量の違いがあったこと、三つの年号が同時に存在していたこと、浮気した男性を女性たちが集まって

    0
    2025年02月07日

    Posted by ブクログ

    面白おかしい物語調なのかと思って買ったが、キチンとした文献を一つ一つ分かりやすく、現代の例えも交えて解説した本だった。すごく面白かった。播磨国風土記など、地元に近い土地の文献も出てきて親しみやすかったし。地主の横暴に耐える小作人と、お上の顔色ばかり伺うエライ人、と言うステレオタイプな昔の印象を覆され

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    高野秀行さんとの共著、辺境の怪書なんとかいう本がとても楽しく読み進められたのでこちらも読んでみた。
    私の中では鎌倉、室町時代から戦国時代にかけてのイメージといえば、ガチャガチャしてて登場人物多くてとにかくガラ悪いって感じでした。
    そのあたりの時代を研究してらっしゃるこの本の著者、清水克行さん。
    結果

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    少し前に購入したのですが、読み終えるまで時間がかかりました。面白いんですが、1章読み終えるとなんとなく満足しちゃって次へ次へとならなかったので。

    住んでいる場所や納める管轄によって枡の大きさが違うって面白い。とは言え一般庶民もなかなかしたたかに生きていたんだな、というのも垣間見えて面白かったり。寺

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    当たり前のことだけど、どんな時代にも色んな人がいたんだなぁと。こう言う話を補足的に聞きながら日本史の勉強をしてみたかったなぁ

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「世界の辺境とハードボイルド室町時代」という書籍で、著者の高野秀行と対談をされていた大学教授の清水克行さんの著書。

    出典の古文書を明らかにした前書よりもアカデミックなアプローチで室町時代のやばさが紹介されていた。改めて室町時代は面白いと思ったし、本書に室町時代はドラマ化しやすいヒーローがいないため

    0
    2025年04月28日

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