立花併右衛門は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆組頭。権勢を誇った田沼意次の孫意明の死亡届を見て、12年前の田沼意知刃傷事件に疑念をはさむ。その帰路、何者かの襲撃を受け、隣家の次男柊衛悟を護衛につけるも、2人はすでに幕政の闇の渦中にあった。読み応え抜群、気鋭の新シリーズ開幕。2009年この書き下ろし時代小説がすごい! 第1位。(講談社文庫)

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
448ページ
電子版発売日
2011年07月08日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • 密封 奥右筆秘帳(一)
    通常版 1巻 648円(税込)
    立花併右衛門は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆組頭。権勢を誇った田沼意次の孫意明の死亡届を見て、12年前の田沼意知刃傷事件に疑念をはさむ。その帰路、何者かの襲撃を受け、隣家の次男柊衛悟を護衛に...
  • 国禁 奥右筆秘帳(二)
    通常版 2巻 540円(税込)
    天明の飢饉に苦しんだ津軽藩からの石高上げ願いに、奥右筆組頭立花併右衛門はロシアとの密貿易を疑う。国是である鎖国を破り、利権を握らんとするのは誰か。幕政の闇に触れる併右衛門を狙う者は数知れず。...
  • 侵蝕 奥右筆秘帳(三)
    通常版 3巻 540円(税込)
    将軍家斉の御台所 茂姫の輿入れから八年。時ならぬ外様薩摩からの大奥女中お抱えの報せに、奥右筆組頭立花併右衛門は不審を抱いた。禁制の密貿易発覚を恐れる薩摩藩は、併右衛門暗殺に奔る。護衛役の柊衛悟...
  • 継承 奥右筆秘帳(四)
    通常版 4巻 540円(税込)
    将軍家斉の四男敬之助が急逝し、尾張徳川家は後継を失う。思惑渦巻く江戸城を震撼させたのは、神君家康の書き付け発見という駿府からの急報だった。真贋鑑定を命じられた奥右筆組頭 立花併右衛門は、衛悟の...
  • 簒奪 奥右筆秘帳(五)
    通常版 5巻 540円(税込)
    権の魔に魅入られた者の業は深い。将軍家斉の父一橋治済、執政から外れた松平定信、御三家の一角水戸徳川家。将軍位簒奪を狙う暗闘は熾烈を極める。幕政の闇を知る奥右筆組頭立花併右衛門と危地を潜ってき...
  • 秘闘 奥右筆秘帳(六)
    通常版 6巻 540円(税込)
    立花家の一人娘瑞紀にもたらされた格違いの婿取り話。糸を引くのは奥右筆組頭を手駒にしたい松平定信か。苦悩しつつも立花併右衛門は、将軍継嗣最大の謎、家基急死事件の驚くべき真相に迫っていた。そして...
  • 隠密 奥右筆秘帳(七)
    通常版 7巻 540円(税込)
    一族との縁組を断り、松平定信を敵に回した立花併右衛門。だが愛娘瑞紀は、なんと縁談相手の旗本家に掠われてしまう。それでも定信は、将軍家斉(いえなり)の暗殺未遂事件の黒幕探しを併右衛門にあえて依...
  • 刃傷 奥右筆秘帳(八)
    通常版 8巻 540円(税込)
    「この間の遺恨覚えたか」と、衛悟のいない江戸城中で突然、刺客に斬りつけられた併右衛門は、脇差で受けるも鞘が割れ、白刃をさらしてしまう。殿中法度にふれた咎で、目付に捕らわれ、切腹、お家断絶まで...
  • 召抱 奥右筆秘帳(九)
    通常版 9巻 668円(税込)
    復権を狙う松平定信は、奥右筆潰しを画策。しがない武家の次男、柊衛悟にありえない新規召し抱えの話が。併右衛門の一人娘瑞紀との婚約もこれで消滅してしまうのか。筆を武器とする奥右筆の虚を衝かれてし...
  • 墨痕 奥右筆秘帳(十)
    通常版 10巻 668円(税込)
    鷹狩りで将軍を護った柊衛吾は、念願の立花家婿入りが決定的に。両家は加増に浴すも、併右衛門はこのまま奥右筆でいられるのか。復権に執念を燃やす松平定信は幕府転覆を狙う京からの刺客と手を結ぶ。異例...

決戦 奥右筆秘帳(十二)

Posted by ブクログ 2013年10月26日

筆の戦い・・・最後の決戦
あんなに求めた将軍職は幻想でしかなかったのか?
虚しい設定の中人物を動かす小説本来の面白さ
終わっちゃった・・・

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決戦 奥右筆秘帳(十二)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月25日

完結してしまいました。宿敵との最後の戦いは⁇なところもありましたが、面白いシリーズだったと思います。

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決戦 奥右筆秘帳(十二)

Posted by ブクログ 2013年06月15日

ずっと楽しく読み継いできたが、とうとう完結してしまった。もちろん結末は最初から決まっているようなものだが、主人公の成長と、周囲の者との関係の深まり、それになによりも剣戟シーンが面白くてたまらなかった。

読み終えてしまうと・・・。楽しみが塞がれたようで悲しい。

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墨痕 奥右筆秘帳(十)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年07月15日

典膳いいなあ。「人の心の深淵を見なければならぬ」「生きていればこそ、守れるのだぞ」。越中守、覚蝉、伊賀と決着が付いてすっきりした。次回は新展開かな。楽しみ。

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召抱 奥右筆秘帳(九)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月11日

読書には他にする事が無いから読む本と、何を差し置いてでも読みたい本の二種類がありますが、私にとって本作は正に後者に当たります。本シリーズは、徳川十一代将軍家斉を取り巻く陰謀に巻き込まれる奥祐筆組頭とその警護に雇われた隣人剣士(今は娘婿に内定)の話ですが、今回は成長著しい娘婿の柊衞悟の剣戟が冴え渡って...続きを読む

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継承 奥右筆秘帳(四)

Posted by ブクログ 2009年07月20日

なぜか上田秀人は面白い。奥右筆という通好み?のポストに集まる徳川を揺るがしかねない政治的陰謀、超絶の剣豪というお約束の設定で、陳腐だとも思えるのだが、はまってしまった。それぞれのシーンが、まるですぐ横で見ているかのように展開されるテンポの良さを感じる。

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決戦 奥右筆秘帳(十二)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年07月18日

いよいよシリーズも終了。
既に前作位から、様々な陰謀も謀略も少しずつ淘汰され、伊賀も甲賀も朝廷もリタイア。

一橋VS将軍というシンプルな図式で一気にラストまで走る。もうすこし盛り上がってもいいような気もするが十分に最後まで楽しめた。

主人公たちが亡くなったわけではないので、史実の合間で活躍する彼...続きを読む

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天下 奥右筆秘帳(十一)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年07月01日

今までは様々な陰謀の中で翻弄されながらも戦う二人の姿がメインであったっが、ここ2冊ほどはその設定はかわっていないものの、完全に将軍暗殺という陰謀のみ。

ただそれを画するのが三者三様で、そのたびに併右衛門と衛悟は命を狙われる羽目になる。
ストーリーの流れがシンプルになった反面、話に勢いがあってこれは...続きを読む

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密封 奥右筆秘帳(一)

Posted by ブクログ 2018年04月15日

上田作品を初めて読んだ。
歴史に疎いので、登場人物の将軍や老中などがよく分からずに読んでいたが、
途中で調べたりして、すっかりハマってしまった。
主人公だと思っていた衛梧がやられそうになり、アレ主人公はやはり祐筆の
隣のおじさんかしらと思ったり、ドキドキハラハラ。

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密封 奥右筆秘帳(一)

Posted by ブクログ 2017年03月06日

知り合いの人から、おもしろいという推薦を受けて読んだ本でしたが、確かに期待を裏切らないおもしろさでした。
江戸時代の幕府行政・政治がとてもリアリティに溢れていて、そちら方面にはほとんど知識のなかった僕には実におもしろかったことと、剣劇場面では真剣勝負のディテールが良くできていて、読んでいて手に汗握り...続きを読む

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