プロフィール

  • 作者名:夏井睦(ナツイマコト)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1957年
  • 出身地:日本 / 秋田県
  • 職業:医師

東北大学医学部卒。著書に『これからの創傷治療』、『さらば消毒とガーゼ 「うるおい治療」が傷を治す』、『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』などがある。医師であり専門は形成外科。「創傷・熱傷の湿潤療法」を世間に広めた。

作品一覧

  • マンガ『炭水化物が人類を滅ぼす』~最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!~
    完結
    4.3
    全1巻880円 (税込)
    ベストセラー『炭水化物が人類を滅ぼす』が女性向けコミック版としてパワーアップして登場! 若い頃、ダイエットに挑戦しては失敗を繰り返し、以来ダイエットを封印してきた女性マンガ家が、糖質制限の理論に衝撃を受けチャレンジしてみたところ……体重だけでなく不調もことごとく改善の大成功。専門家への取材や体験者への聞き取りも交えながら、糖質制限の理論や有効性、実践法をマンガでわかりやすく解説する。夏井睦氏監修。
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~
    3.7
    1巻924円 (税込)
    ベストセラー『炭水化物が人類を滅ぼす』から4年、待望の続編。前作で未解決だった諸問題を解決し、糖質制限実践者の大規模アンケート結果を公開。さらに糖質セイゲニストの立場から、全生命史、全人類史を読み直すという新たな試みに挑む。「糖質まみれの近・現代人」による研究は初期人類(糖質ゼロ)の姿を見誤っている。19世紀的知識の呪縛から脳を解き放ち、糖質に支配された生活から人生を取り戻すべく、縦横無尽に語る。
  • 傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学~
    5.0
    1巻924円 (税込)
    ケガをしたら消毒して乾かす、が世間の常識。しかし実は消毒は「傷口に熱湯をかけるような行為」であり、傷は消毒せず乾燥させなければ、痛まず早くきれいに治るのである。今注目の「湿潤治療」を確立した医師が、理論や治療法を解説。なぜ大病院では痛みと後遺症を強いる旧来の治療が行われるのかを検証。さらに生物進化の過程を辿りつつ見直した、皮膚という臓器の持つ驚くべき能力について、意欲的な仮説を展開しながら解説する【光文社新書】
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~
    4.6
    光文社新書のロングセラー『傷はぜったい消毒するな』でも有名な「湿潤療法」のパイオニアが、自ら体験した糖質制限ダイエットをきっかけに、栄養素としての糖質の性質や、人類の糖質摂取の歴史、カロリーという概念やその算出法のいいかげんさ、ブドウ糖からみえてくる生命の諸相や進化、さらには糖質からみた農耕の起源について、新説を展開しながら様々に考える。著者の元に寄せられる糖質セイゲニストからの体験談も紹介。
  • 患者よ、医者から逃げろ~その手術、本当に必要ですか?~
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    著者は傷やヤケドの湿潤療法の創始者だ。植皮手術が必要とされる熱傷患者でもほぼその必要はなく、傷跡も痛みも少なく治療できるのはもはや疑いのない事実だが、大病院の形成外科や皮膚科では未だ酷い治療が行なわれている。なぜ医者は古い治療に固執するのか。豊富な症例写真や証言を交え考察。また痛みと全身性合併症をめぐる新発見、創感染や骨髄炎、院内感染などの闇に切り込み、さらに生物の進化史の新説も独創的に展開する。
  • 医療の巨大転換(パラダイム・シフト)を加速する―糖質制限食と湿潤療法のインパクト
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    パラダイム・シフトはもう誰にも止められない! 医学は、異端が主流になる戦いの繰り返しで進歩してきた――。 「糖質制限食」と「湿潤(しつじゅん)療法」のカリスマ医師が、原因と結果を取り違えた非科学的な医学界に警鐘を鳴らし、新しい医学常識と良い医者の条件を明らかにした対談! [本書の主な内容] ●専門医は自己批判できない ●歴史上の巨大転換「地動説」 ●根拠がなかった医学常識 ●原因と結果を取り違えている医者たち ●医者は科学を忘れている ●消毒は人の細胞を殺す ●傷を乾かすと細胞は干からびる ●カロリー制限食の限界 ●生活習慣病に広く糖質過剰の影が ●大学病院から逃げてくる患者たち ●大規模な組織ほど変われない ●マスコミは新しい治療法の危険性を過大評価する ●巨大転換はバトルで加速する ●インターネットは巨大転換を10年で完了させる? 付記1 糖質制限食の考え方とやり方 付記2 湿潤療法の考え方とやり方
  • やせたければ脂肪をたくさんとりなさい ダイエットにまつわる20の落とし穴
    4.3
    従来のダイエットに多い「カロリー制限」「低脂肪食品」「有酸素運動」はすべて無意味だった! 「タンパク質と脂肪が豊富で炭水化物が少ない食物」を好きなだけ食べて、心身の健康を高めるダイエット法を紹介する。英国ベストセラー。

ユーザーレビュー

  • 患者よ、医者から逃げろ~その手術、本当に必要ですか?~

    Posted by ブクログ

    前作(傷はぜったい〜)と重なる部分も多いですが、こちらも名著です。包み隠さず教えてくれるなつい式湿潤療法には、困る人を助けたいという医療人の心が詰まっています。いつかの怪我・火傷のために永久保存で覚えておきたいです。

    論文や既存の医療の概念をぶった斬って生化学をベースに説明してくれているので、どこを読んでも納得感しかありません。

    0
    2022年04月29日
  • 患者よ、医者から逃げろ~その手術、本当に必要ですか?~

    Posted by ブクログ

    今受けている熱傷治療に疑問を持つ人は読むべき。きっと納得できるはずです。

    熱湯による火傷から今日で11日目。自身で応急処置、翌日近所の皮膚科を受診。しかし、そこは火傷は専門外だったらしく美容系。スタッフの手際の悪さに呆れて、翌日「やけど」の文字があった皮膚科を受診。ここは医師の診断も素早く、看護師の処置も手際よく俊敏だったので、ひとまず安心した。しかし、負傷3日目にして化膿そして高熱が出た。幸い、処方された抗生物質が効いたのか4日目朝には解熱。患部にはクリーム状抗生物質をガーゼ塗布。ここから激痛との戦いが始まった。当初は疑わずにいたが、3回目の診療にて疑問を持つ。そして、この本を読んで逃げる

    0
    2021年04月04日
  • やせたければ脂肪をたくさんとりなさい ダイエットにまつわる20の落とし穴

    Posted by ブクログ

    炭水化物を減らす食事の、効能を様々な研究結果からまとめたものである。

    この本では、
    ・カロリーは等価ではないこと
    ・同じカロリーでも脂肪になるものとならないものがある

    などといった話をまとめている。

    参考論文も丁寧に引用しており、大変勉強になった。


    ●目次
    落とし穴1 食事制限によるダイエットはうまくいかない
    落とし穴2 カロリー制限は減量を失速させる
    落とし穴3 カロリー制限は病気にかかりやすくなる
    落とし穴4 低脂肪食は減量に効果なし
    落とし穴5 体重はカロリーの数値だけでは決まらない
    落とし穴6 炭水化物で満腹感は得られない
    落とし穴7 肥満の原因は「頭のなか」にある
    落とし穴

    0
    2019年08月15日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~

    Posted by ブクログ

    ■インスリンは脂肪調達係
    ・野生動物や先史時代の人で「血糖値は下がることはあっても上がることがなかった」のであれば,「血糖値を上げるホルモンが5種類なのに下げるホルモンは1種類(インスリン)だけ」というのは不思議でもなんでもなくなる。それどころか血糖降下専用ホルモンは生物には全く必要なかった。
    ・インスリンの本来の機能は何か。
    ・インスリンの作用。
    ①グルコース輸送(筋細胞や脂肪細胞でのグルコースの取り込み促進)
    ②糖代謝(グリコーゲン合成・解糖促進,糖新生抑制)
    ③脂質代謝(脂肪合成促進,分解抑制)
    ④成長促進(タンパク質合成促進,分解抑制)
    ・要するにインスリンは「タンパク質合成とそれに必

    0
    2019年01月26日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~

    Posted by ブクログ

    この本はタイトルにある通り「最終解答編」となっている通り、前作は私の読書記録によれば、2013年10月頃に読んだことになっています。今から四年程前、脂肪やカロリー過多が肥満の原因になると思っていた私は大いに衝撃を受けたことを記憶しています。特に私の大好きな、麺類・パン・果物に糖質が含まれていて、摂取制限リストに入っていたのは、その情報が正しいと頭では理解できたにも拘わらず大いにショックを受けました。

    それ以来、それらをキッパリと止めていれば、今頃スリムな体型に変身できたのかもしれませんが、相変わらず、パスタ・近所の美味しいパン屋さんのパン・月一で楽しみにしているフルーツは続けています。これら

    0
    2018年02月25日

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