吉森保の作品一覧
「吉森保」の「私たちは意外に近いうちに老いなくなる」「LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「吉森保」の「私たちは意外に近いうちに老いなくなる」「LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『未来の科学者たちへ』という著書で大隈先生が紹介していたアヒル先生こと吉森保先生。オートファジーの権威。読みたかった本なのでテンションが上がる。また、本書の大まかな中身はYouTubeでも見ることができる。事前に動画を見ていたが、理解が更に深まった。
科学における相関関係と因果関係の話から入る。遺伝子操作ができるようになったことで、因果関係をはっきり示すことができるようになった。対照群がないものは、エセ科学とみなされても仕方がない。査読は匿名が原則だが、最近では実名でもいいと言う学術誌も増えているとか、質の良い論文かどうかを判断する指標は、他の論文にどれだけ多く引用されたかと言う被引用数だと
Posted by ブクログ
「オートファジー」発見の功労者の一人でもある吉森先生の本なので、当然「オートファジー」一色と思っていた。
ところが、本書は”生命科学の講義”と言った趣があり、そもそも論として生命科学という分野についての説明や、科学的思考法についてなど、大枠の説明から入っていく。
後半はさすがにオートファジーの話になるが、それを発動させる方法については軽く触れられているだけであった。
しかし、それこそがある意味科学者的な態度で、まだ有意な研究結果が出てないのに、断食が良いとか言いきっていないところが却って信頼できる。
(16時間の断食がオートファジーの発動には必要という本や説明を多く聞くが…)。
読んでいて