配信予定・最新刊

作品一覧

  • 私たちは意外に近いうちに老いなくなる
    NEW
    4.0
    ★ノーベル賞/大隅良典氏推薦! ★老化研究の最前線は、本当のところいまどうなってるの!? ★オートファジーの世界的権威が分かりやすくご案内! これまで権力者も、どんな大富豪も手に入れられなかった「老いない体」、私たちは手に入れられるのでしょうか?  老化は複雑な現象なので、さまざまな面があります。それを各分野の専門家に取材してなるべくわかりやすく解説したのが本書です。 本書は、ノーベル賞級の活躍をする教授陣に吉森先生が取材し、現在の研究の最前線をわかりやすく解説したものです。 細胞老化、免疫、皮膚、NMNなど10のジャンルを紹介。「老化の敵は『慢性炎症』」「できるだけ紫外線を浴びないようにする」「オートファジーは脳も守る」「NMNは点滴で入れるのは危険」「100歳以上生きる人は、病気を起こす遺伝子をそもそもあまり持っていない」など。 分かりやすく、豊富な図解で説明しているので、生命科学の基本的な知識も、楽しく読んでいるうちに身につきます。
  • LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義
    4.2
    1巻1,870円 (税込)
    世界的生命科学者であり、ノーベル賞受賞者の共同研究者でもある著者による、 入門から最先端まで、生命のことがわかる一冊! 2016年ノーベル生理学・医学賞受賞大隅良典氏、元日本マイクロソフト社長成毛眞氏推薦!! 科学が発展しすぎた時代に、まどわされず、自分で考えるための基礎教養 人生100年と言われる時代ですが、それはただ寿命が延びただけの話。 寝たきりやアルツハイマーで何年も過ごさなければならないのが、いまの現状です。しかし、生命科学は「死ぬ寸前まで健康でいる」ために日々発展しています。 この本は、世界的生命科学者が、細胞の話といった生命科学の基本から、抗体やウイルスの話、そして、最先端の知見を、極めて分かりやすく教えてくれる本です。 どんな病気も「細胞」がまず悪くなることなので、基礎である細胞の理解をまず足掛かりに、この本を読み終わるころには、さまざまな「体」にまつわることが理解できるようになっています。 筆者は、2016年にノーベル賞を受賞して話題になって「オートファジー」の世界的権威でもあります。 オートファジーがわかれば、「細胞を新品にする機能」=「アルツハイマーや生活習慣病をなくす可能性がある」ことになるので、必然的に病気の最先端研究まで知ることもできます。 昔は医療にそんなに選択肢がなかったので、知らなくてもよかったのですが、現代は、医療はもちろん、生活にも生命科学は入りこんでおり、いちど学んでおかないと自分で判断ができません。 この本を読み終わるころには、正しさを見抜く力、エセ科学やニュースにまどわされない力もきっと身についているはずです。
  • 生命を守るしくみ オートファジー 老化、寿命、病気を左右する精巧なメカニズム
    値引きあり
    3.6
    1巻550円 (税込)
    2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏と共にオートファジーの研究に携わり、この分野の第1人者としてさらにオートファジーの役割やさまざまな病気や老化などとの関連を解明し続けている著者が、この細胞の驚きのメカニズムを詳しく解説します。 私たちの体の中では、タンパク質の分解と合成が毎日繰り返されていますが、その細胞のリサイクルシステムとも言えるしくみを担う主なものにオートファジー(自食作用)があります。オートファジーの発見自体は1950年代とかなりさかのぼりますが、生命にとって非常に重要な役割を果たしていること、そして、さまざまな病気と関係があることがわかってきて注目が集まるようになりました。 この本では、まずオートファジーを理解するために、細胞の中の世界ーー数多く存在する袋や膜のしくみや、物質を輸送するメカニズム、そこで何が行われ、どういう意味があるのかーーなどを丁寧に説明します。また、ノーベル賞に結びつく研究がどのように進んでいったのか、臨場感と共にその様子を紹介します。 さらにオートファジーが生体にとって極めて重要で多岐にわたる機能を持つこともわかってきました。主要な3機能、栄養源の確保、細胞成分の新陳代謝、有害物質の隔離除去を中心に取り上げます。また、オートファジーはどのように分解するべきものを認識するのか、その秘密に迫ります。 後半では、がんなどさまざまな疾患とオートファジーの関係、予防や治療に結びつく可能性について触れます。また、著者が発見した、年齢と共に増加しオートファジーを抑制して老化や脂肪肝に関わっていると考えられるルビコンというキーになるタンパク質について詳しく紹介します。 老化や健康寿命、病気、免疫といった身近な問題の鍵になるかもしれないオートファジーの研究をあらゆる角度から語る1冊です。
  • 不老長寿の食事術 オートファジーで細胞から若返る
    4.0
    “最新の生命科学×栄養学”、人生100年時代を乗り切るための「体と食」の教養 「無理なく、無駄なく食べて、オートファジーも活性化できる。 そうした食事術や生活習慣をオートファジー研究の最前線から紹介します」(「はじめに」より) クルミ肉味噌冷やし麺/鮭ときのこのチーズ入り味噌鍋/エビとブロッコリー、しいたけの炒め物/カニ缶としいたけ、豆腐のとろみあん/納豆とチーズの海苔焼き/さくらエビ入り味噌焼きおにぎり/納豆味噌ドレッシング/レンチンしいたけ/鮭とオリーブ、マッシュルームの蒸し焼き/ターメリックライスとカレー/赤ワインのゼリー/鮭缶の簡単卵とじ/ベリーヨーグルト・・・etc. 細胞と体の若返りを刺激する食べものがわかった―― 毎日の食生活に取り入れたいお手軽レシピを公開! 第1章 オートファジーが不老長寿をもたらす 第2章 オートファジーを高める食品と食べ方の基本 第3章 毎日食べたいオートファジーレシピ 第4章 美しい肌と病気に強い体を手に入れる 第5章 生活習慣でオートファジーを高める!
  • マスター・ビルダー 体は細胞が建設する
    NEW
    -
    1巻2,860円 (税込)
    生命は遺伝子の設計図通りに作られる―― ケンブリッジ大学で長年、遺伝学を研究してきた著者は、 そうした「遺伝子中心主義」に異を唱える。 双子でさえも指紋が違ったり、心臓が左に配置されるといった現象は DNAでは説明できないからだ。 実は、ただの体の構成要素とみなされている細胞こそが、 環境を読み、自律的に組織を創り出す「真の建築家」だという。 これまでの常識を覆す、細胞科学の最前線。

ユーザーレビュー

  • LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義

    Posted by ブクログ


    ネットで誰もが多量の情報に触れることが可能となった昨今、科学的な見地で情報を取捨選択する必要性が問われる。
    研究に携わることのない人にも、科学的な考え方から著者の研究であるオートファジーについて分かりやすく解説してくれる。仮説と検証が科学の基本、断定する人は科学的に怪しい、という全ての現代人が肝に銘じるべき内容に富む。

    0
    2024年08月06日
  • LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義

    Posted by ブクログ

    『未来の科学者たちへ』という著書で大隈先生が紹介していたアヒル先生こと吉森保先生。オートファジーの権威。読みたかった本なのでテンションが上がる。また、本書の大まかな中身はYouTubeでも見ることができる。事前に動画を見ていたが、理解が更に深まった。

    科学における相関関係と因果関係の話から入る。遺伝子操作ができるようになったことで、因果関係をはっきり示すことができるようになった。対照群がないものは、エセ科学とみなされても仕方がない。査読は匿名が原則だが、最近では実名でもいいと言う学術誌も増えているとか、質の良い論文かどうかを判断する指標は、他の論文にどれだけ多く引用されたかと言う被引用数だと

    0
    2024年07月20日
  • LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義

    Posted by ブクログ

    コロナもあってなんとなく手に取った1冊。大当たり。細胞についての本を読むのは初めてだったけれど、とても分かりやすく、生命の複雑さ、合理的さ、凄さに感動した。老化を遅らせる可能性が高いオートファジーを発見した吉森先生、これからもますます頑張ってください!

    0
    2023年04月07日
  • LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義

    Posted by ブクログ

    論文の情報がどのように精査されるか、論文に載っている情報は正しいのか、など、基本的な部分から教えてくれる。
    自分が得た情報が正しいのか正しくないのか判断する方法は、学校ではなかなか教えてくれない。
    そこを教えてくれるから、大学1、2年生から読んでほしい。

    また、最後の余談であるが、40年ほど続けた現在の研究に関したことで、著者は60歳を過ぎてから起業したそうだ。
    何歳からでも、なんでもチャレンジできる、と思わせてくれる。

    もちろん、本書のテーマである生命科学の部分もわかりやすく書いてあり、理解しやすかった。

    0
    2023年03月17日
  • LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義

    Posted by ブクログ

    「オートファジー」発見の功労者の一人でもある吉森先生の本なので、当然「オートファジー」一色と思っていた。
    ところが、本書は”生命科学の講義”と言った趣があり、そもそも論として生命科学という分野についての説明や、科学的思考法についてなど、大枠の説明から入っていく。

    後半はさすがにオートファジーの話になるが、それを発動させる方法については軽く触れられているだけであった。
    しかし、それこそがある意味科学者的な態度で、まだ有意な研究結果が出てないのに、断食が良いとか言いきっていないところが却って信頼できる。
    (16時間の断食がオートファジーの発動には必要という本や説明を多く聞くが…)。

    読んでいて

    0
    2022年10月06日

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