綿野恵太の作品一覧
「綿野恵太」の「「逆張り」の研究」「「差別はいけない」とみんないうけれど。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
タイトルを見た時は「逆張り批判」の本かと思ったが、「逆張りする人」と「『逆張り』だとレッテルを貼る人」の立場を両方分解していて、解像度が高かった。
著者がまだ35歳と若く、SNSの動向に精通していたため、強い実感をもち議論を受け入れることができた。
逆張り≒逆張り冷笑おじさん→冷笑→笑い、という流れで、笑いとリベラルの相性の悪さが論じられていて、「『笑い』は(笑われている)他者と自分を切り離さないと成立しないものであるから、弱者と寄り添うリベラルと相性が悪い」という主張はストンと腹に落ちた。
(茶化しの笑いと自然に出る笑いは少し毛色が違うという気はする)