作品一覧

  • ユダヤ人と日本人 「新生ユダヤ国家は武士道に学べ」建国の父の遺言

    ユダヤ人と日本人 「新生ユダヤ国家は武士道に学べ」建国の父の遺言

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,200円 (税込)
    本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 著者・メッツィーニ氏は「建国の父」と呼ばれるヨセフ・トルンペルドールと 日本精神について最初に紹介した日本研究の第一人者 日本はナチスのユダヤあ政策と距離を置き、4万のユダヤ人を救った! 「ゴールデン・ブック」(ユダヤ民族基金)にその名を刻んだ樋口季一郎 “命のビザ”杉原千畝 その伝説と真実 二度イスラエルを訪問した安倍晋三 『アンネの日記』とアイヒマン裁判で日本人はホロコーストの真実を知る! 日本人はユダヤ人とどう向き合い接してきたのか 約150年にわたる驚きと瞠目(どうもく)の日猶関係史! 「イスラエル建国の礎は武士道精神!」―元駐日大使エリ・コーヘン 「教育や伝統、家族の絆、独立への想い、そして『選ばれた民』であるという考えなどは日本・ユダヤ両民族の『共通の価値観』とも言えるものだが、これらに加えてイスラエルと日本には多くの共通点があることが明らかになった」(著者・メロン・メッツィーニ) 「欧州でホロコーストの嵐が吹き荒れた時代、歴史的に反ユダヤ主義が存在しなかった日本は同盟国ナチス・ドイツの再三にわたるユダヤ人迫害要請に盲従せず、ユダヤ人を受け入れる政策を策定し、一貫してユダヤ人を公平かつ(他国と比較して)人道的に取り扱い、日本の勢力圏にいた4万人のユダヤ人が生き延びることができた」(訳者・岡部伸) プロフィールも入れてください 〈著者略歴〉 メロン・メッツィーニ(Meron Medzini) ヘブライ大学名誉教授。1932年生まれ。江戸末期から明治初期にかけての日仏関係に関する研究で博士号(ハーバード大学)取得。著書『ゴルダ Aの政治伝記』(2010)はイスラエル首相賞を受賞。日本近代史やイスラエル外交に関する著作・論文多数。また、1962年~78年の間イスラエル政府広報局長として歴代イスラエル首相レヴィ・エシュコル(1966~69)、ゴルダ・メイア(1973~74)及びイツハク・ラビン(1974~75)のスポークスマンを務めた。2016年、日本政府から旭日中綬章を受章。翻訳書として『日章旗のもとでユダヤ人はいかに生き延びたか ユダヤ人から見た日本のユダヤ政策』(勉誠出版)。
  • 「諜報の神様」と呼ばれた男 情報士官・小野寺信の流儀

    「諜報の神様」と呼ばれた男 情報士官・小野寺信の流儀

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻950円 (税込)
    「枢軸国側諜報網の機関長」と連合国側から恐れられた「インテリジェンス・ジェネラル」小野寺信は、なぜ、欧州の地で価値ある情報を入手できたのだろうか。それは、小野寺が人種や国籍、年齢、宗教などを越えて、あらゆる人たちと誠実な人間関係を結んでいたことと無縁ではない――(序章より)「インテリジェンス」の極意を体現した日本人武官「小野寺信」。イギリスの情報機関、MI5が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官といわれるこの男は、独ソ開戦や、アジアでの英軍の動き、原爆開発情報といった様々な重要機密にとどまらず、ヤルタ会談の直後には、ソ連がその3カ月後に対日参戦をするという情報まで掴んでいた――。第22回山本七平賞受賞の気鋭のジャーナリストが、丹念に第一級史料を調べ上げ、取材を重ねる中で、見極めることのできた真の愛国者「小野寺信」の流儀。 [目次構成]●序章 インテリジェンスの極意を探る ●第一章 枢軸国と連合国の秘められた友情 ●第二章 インテリジェンス・マスターの誕生 ●第三章 リガ、上海、二都物語 ●第四章 大輪が開花したストックホルム時代 ●第五章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関 ●第六章 知られざる日本とポーランド秘密諜報協力 ●第七章 オシントでも大きな成果 ●第八章 バックチャンネルとしての和平工作 *本書は、二〇一四年に刊行された『「諜報の神様」と呼ばれた男――連合国が恐れた情報士官・小野寺信の流儀』の副題を改題し、「文庫版まえがき」を新たに書き下ろして刊行するものです。
  • 至誠の日本インテリジェンス - 世界が称賛した帝国陸軍の奇跡 -

    至誠の日本インテリジェンス - 世界が称賛した帝国陸軍の奇跡 -

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ヤルタ密約を知り、北海道を守り、ユダヤ人を救い、アジアを開放した、帝国陸軍の知られざるインテリジェンスヒストリー! ヤルタ密約をキャッチした小野寺信、 2万人のユダヤ人を救い、北海道を守り日本分断を防いだ樋口季一郎、 F機関を率いてアジアを開放した藤原岩市。 3人の帝国陸軍軍人の共通項は“至誠”の諜報活動だった…。 かつての日本のインテリジェンス能力は世界屈指。 世界が称賛し、そして脅威に感じた、戦前の知られざるインテリジェンスヒストリーに学ぶ! ▼小国の情報士官と協力、連合軍を震撼させた小野寺信 ・「枢軸国側諜報網の機関長」と連合国に恐れられる ・ポーランド士官を庇うため英国の欺瞞工作に騙されたフリ ・共産党転向者ら梁山泊の「小野寺機関」 ▼ユダヤ人を救い、日本分断を防いだもう一人の「東洋のシンドラー」樋口李一郎 ・ユダヤ人救済したもう一人の人道的な軍人 ・白系ロシア人エージェントをソ連に潜入させる ・スターリンの野望を見抜き、独断で自衛戦争 ▼F機関を率いてアジアを開放した藤原岩市 ・諜報大国イギリスが脱帽した日本の完璧なインテリジェンス ・「独立できたのは日本が勇敢に戦ってくれたからだ」 ・連合国の戦勝史観から脱却してボース再評価 【著者プロフィール】 岡部伸 (おかべ・のぶる) 産経新聞論説委員。1959年愛媛県生れ。 1981年、立教大学社会学部卒業後、産経新聞社に入社。 社会部記者として警視庁や国税庁などを担当したあと、アメリカのデューク大学とコロンビア大学東アジア研究所に留学。 「グランド・フォークス・ヘラルド」紙客員記者、外信部を経て、モスクワ支局長、東京本社編集局編集委員。2015年12月から2019年4月までロンドン支局長を務める。 著書に、『消えたヤルタ密約緊急電』(新潮社、第22回山本七平賞受賞作)、『「諜報の神様」と呼ばれた男』『イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭』『第二次大戦、諜報戦秘史』(いずれもPHP研究所)、『新・日英同盟: 100年後の武士道と騎士道』(白秋社)、『新・日英同盟と脱中国 新たな希望』(馬渕睦夫との共著・小社刊)など多数。
  • 第二次大戦、諜報戦秘史

    第二次大戦、諜報戦秘史

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻850円 (税込)
    かつて大英帝国の覇権の源泉となったのが、卓越した情報収集と正確な分析力、つまりインテリジェンス(諜報・情報活動)であった。ロンドン郊外の英国立公文書館には、まさにインテリジェンスによって全世界から集められた政治、経済、軍事など、多種多様な情報が蓄積されている。筆者は約10年間にわたり、同館から数多の文書を入手し、研究を重ねてきた。先の大戦における日本の敗北は、「情報戦の敗北」といわれることがある。日本の諜報活動を裏づける「文書」を探し出し、読み解くことではじめてインテリジェンス復活への道が開かれ、大きな国益がもたらされるはずだ。英国立公文書館の所蔵ファイルが示す歴史の「真実」は、現代のわれわれにも多くの視点や教訓を与えてくれるだろう。人を欺くようなスパイ活動でも、根底に求められるのは誠実さであるなど、インテリジェンスの世界は奥が深い。正確な情報を得て、それを組織に活用するための要諦とは――。
  • 新・日英同盟と脱中国 新たな希望

    新・日英同盟と脱中国 新たな希望

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    元駐ウクライナ大使・馬渕睦夫と、元ロンドン支局長・岡部伸が、近現代史、インテリジェンスを交え真実の世界の姿を炙り出す。 ■日本が自由で開かれた世界秩序を守る ■2020年アメリカ大統領選挙は世界史的な大事件だった! ■EU離脱後のイギリスが最初に選んだパートナーは日本だった! ■近現代史が教えてくれる、北方領土問題の解決法 ■コロナ禍で明らかになったグローバリズムの危険な一面 ■サイバー空間の安全保障も「新・日英同盟」で対処せよ ■日本のファイブ・アイズ入りを阻む“親中派”という足かせ ■ルーズベルト政権にいたソ連のエージェントは200以上!? ■「騙すこと」を文化にしてきた中国に騙されるな! ■トランプもその名を口にした「ディープ・ステート」とは?
  • 賢慮の世界史 国民の知力が国を守る

    賢慮の世界史 国民の知力が国を守る

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻950円 (税込)
    国益を懸けた交渉、政策決定の裏にはつねにインテリジェンス(諜報・情報活動)がある。情報と報道のプロフェッショナルはどの点に着目して収集と分析、判断を行なっているのか。ロシアとの北方領土交渉の真相、新型コロナ禍を機に広がる中国の覇権主義への対処。アメリカの分断と混乱、イギリスのブレグジットとEUの展望。日本を守り、強くするための教育。いまこそ世界史の蓄積のなかに英知を求め、21世紀を生き抜くための賢慮(Wisdom)を導き出さなければならない。歴史に鑑みて時事を照らし、教養を実務に生かす極意を二人の知者が明らかにする。 ●第1章 北方領土交渉の危機 ●第2章 国際情報戦の要諦 ●第3章 イギリスとEUの確執 ●第4章 アメリカの混乱と日本外交 ●第5章 この国の未来を教育に託す
  • イギリスの失敗 「合意なき離脱」のリスク

    イギリスの失敗 「合意なき離脱」のリスク

    ビジネス・実用

    -
    1巻999円 (税込)
    ボリス・ジョンソン英首相誕生!! 産経新聞ロンドン支局長として現地の情勢を生で体感してきた著者が、在英3年半の経験を活かし、激動の国際政治の真実を読み解く。「EU(欧州連合)からの離脱期限である10月末までに、必ず離脱を実現する」。英国のボリス・ジョンソン首相は、こう公言してはばからない。世界経済への悪影響が必至の「合意なき離脱」をなぜ進めるのか。議会制民主主義の母国である英国が陥った極度の政治的な混迷。国論は分断され、ポピュリストが民意を支配する。かつて7つの海を支配した老大国の「失敗」から、令和の日本が知っておくべき「教訓」とは――。ブレグジット(英国のEU離脱)を決めた2016年の国民投票以来、産経新聞ロンドン支局長として現地の情勢を生で体感してきた著者が、在英3年半の経験を活かし、激動の国際政治の真実を読み解く。
  • イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭 EU離脱の深層を読む

    イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻850円 (税込)
    EU離脱派のオピニオンリーダー、ボリス・ジョンソン氏にとって、国民投票の結果は実は「誤算」だったという。彼には「僅差で敗北して存在感を高める」という思惑があったとされる。そんな離脱派の扇動により、英国の未来は変わった。残留派が6割を占めたスコットランドでは、イギリスからの独立を問う住民投票を行う意向もあり、スタージョン首相は実施の予定時期まで明言した。連合王国解体の危機といえる。そしてこの騒動で高笑いをしているのがロシアだ。ウクライナ問題に伴う、EUによるロシア封じ込めが困難になるからだ。そればかりかロシアがEU離脱プロパガンダを行なった可能性すら指摘されている。老大国の激震を、山本七平賞も受賞した産経新聞ロンドン支局長が緊急報告! (目次より)●キャメロンの危険な賭けと誤算 ●欧州各地で離脱ドミノ ●EU成立の経緯 ●独仏でもEU懐疑主義台頭 ●再び英露のグレートゲームが始まる
  • 「諜報の神様」と呼ばれた男 連合国が恐れた情報士官・小野寺信の流儀

    「諜報の神様」と呼ばれた男

    小説・文芸

    4.5
    1巻2,400円 (税込)
    イギリスの情報機関、MI5が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官がいた。第二次世界大戦時にストックホルム駐在武官を務め、ポーランドやバルト三国、ドイツの情報士官たちと「情(なさけ)のつながり」を結んで深奥部に迫る秘密情報を数々手に入れ、連合軍側から「枢軸国側諜報網の機関長」と恐れられた男――小野寺信である。小野寺は、独ソ開戦や、アジアでの英軍の動き、さらに原爆開発情報など、様々な重要機密を探り当てていた。さらに、ヤルタ会談の直後には、ソ連がその3カ月後に対日参戦をするという情報まで掴んでいたのである。なぜ彼は、欧州の地で価値ある情報を入手できたのか。それは、小野寺が多くの人々と誠実な人間関係を結んだからこそだった。さらに、彼が心底からの愛国者であったことが、他国の愛国者からも信頼される要因となったのである。日本人として誇るべき一人の情報士官の生き方に迫る、感動の書。
  • 真珠湾とヤルタ ソ連参戦情報に見る日独インテリジェンスの違い 【Voice S】

    真珠湾とヤルタ ソ連参戦情報に見る日独インテリジェンスの違い 【Voice S】

    ビジネス・実用

    -
    1巻100円 (税込)
    第22回「山本七平賞」を受賞した気鋭の歴史研究家が、「コミンテルンに侵された大日本帝国政府」の真実を暴く。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年1月号掲載記事を電子化したものです。
  • 消えたヤルタ密約緊急電―情報士官・小野寺信の孤独な戦い―

    消えたヤルタ密約緊急電―情報士官・小野寺信の孤独な戦い―

    ビジネス・実用

    4.8
    1巻2,475円 (税込)
    独ソ戦を予言し、対米参戦の無謀を説き、和平工作に砕身した陸軍武官・小野寺信。同胞の無理解に曝されつつも、大戦末期、彼は史上最大級のヤルタ密約情報を入手する。ソ連の対日参戦近し――しかしその緊急電は「不都合な真実」ゆえに軍中枢の手で握り潰された。連合国を震撼させた不世出の情報戦士、その戦果と無念を描く。

ユーザーレビュー

  • 「諜報の神様」と呼ばれた男 情報士官・小野寺信の流儀

    Posted by ブクログ

    連合国がおそれた、インテリジェント・オフィサー 小野寺信を描いたドキュメンタリーです。

    すさまじかった。読後、まず、思い浮かんできたのは、漢の軍師、張良でした。

    まさに情報こそが国家の生死を決する大事であることが、伝わってきます。
    教科書では無味乾燥に、無関係に並ぶ、戦争や事件が裏で巧妙につながっていることが感じられました。
    遠く離れた北欧・東欧の国々について、感謝の念が沸き上がるとともに、戦後日本が国土を保ちえた幸運を感じました。

    気になったことは以下です。

    ■インテリジェント・オフィサーの条件
    ・人種、国籍、年齢、宗教を超えた、あらゆる人たちとの誠実な人間関係
    ・祖国を失った人たちを友人としてサポートしたこと
    ・卓抜した言語力、ドイツ語、ロシア語
    ・オシント 情報分析の天才
    ・守秘義務を守ろうとした小野寺氏は本物のインテリジェント・オフィサーとして尊敬を集めた

    ■ソ連の脅威に対する周辺国の友情 ポーランド、そして、エストニア、フィンランド、ハンガリー、ドイツ
    ・満州でみたものは近代化したソ連軍であった。ソ連侮れず、ソ連とどう対峙するのかが、彼の脳裏へ組み込まれていく。
    ・フィン族はアジアの血が含まれていること、ソ連の脅威下にあることが日本に共感を生む
    ・地下に潜ったポーランド情報将校を救った小野寺の男気が、欧州へのインテリジェント網へとつながっていく
    ・オシント:米核兵器の開発を予測、小野寺の先見が、東欧にインテリジェンスへ伝達されてる

    ■中国蒋介石と、ナチスドイツ、スターリンのソ連の脅威
    ・同盟国をもかく乱するナチスドイツの情報戦
    ・バルバロッサ、ナチスドイツのソ連侵攻を読む、対中国戦を終了させて、早期にソ連に向き合う工作は頓挫、中国での小野寺機関は解散へ
    ・蒋介石から小野寺へ送られた自筆の「和平信義」のカフスボタン

    ■小野寺をつないだ、ポーラントとの数奇な運命
    ・日露戦争の明石機関がロシア革命の背後に
    ・ポーランド孤児の救出をポーランドはわすれていなかった。
    ・「偉大なるサムライ」へ、連合国側となったポーランドから、敵味方を越えて、枢軸国である日本へインテリジェンスの親密な協力が

    ■杉原千畝は部下
    ・リトアニアのカウナスは、独ソ最前線の情報基地
    ・ポーランド将校を逃がすためのルートが、命のビザへ、6000人を超すユダヤ難民が日本経由でアメリカへ
    ・背後には、東欧にめぐらされた小野寺機関の支援があった

    ■日本の命運を決めたヤルタ会談
    ・日本の運命がきめられたのは、45年5月の2週間のわずかな時期であった。
    ・ポーランドの長年の厚意によってもたらされた、貴重な情報「ドイツ降伏後3カ月後にソ連参戦の報」は、大本営中枢部に伝わっていないかった
    ・だが、北海道を守ることができた。

    ■バックチャネル、スウェーデン王室の配慮
    ・スウェーデン国王の日本皇室への配慮、勝っているときにすでに和平工作の示唆が
    ・大戦中、中立国のスウェーデンは日本の情報活動を黙認してくれていた。
    ・和平には陛下を動かす以外に道はない。小野寺は、独自にスウェーデン王室ルートへ接近。
    ・小野寺の意をくんで、スウェーデン国王からアメリカ大統領トルーマンへ降伏、「国体護持」を伝えて頂いていた
    ・さらに、英国王室へも和平調停のきらいがあった

    目次

    文庫版まえがき 現代日本のインテリジェンス強化のために
    序章 インテリジェンスの極意を探る
    第1章 枢軸国と連合国の秘められた友情
    第2章 インテリジェンス・マスターの誕生
    第3章 リガ、上海、二都物語
    第4章 大輪が開花したストックホルム時代
    第5章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関
    第6章 知らぜざる日本とポーランド秘密諜報協力
    第7章 オシントでも大きな成果
    第8章 バックチャネルとしての和平工作
    あとがき
    主要な参考文献

    ISBN:9784569902975
    出版社:PHP研究所
    判型:文庫
    ページ数:432ページ
    定価:1000円(本体)
    発行年月日:2023年02月
    発売日:2023年02月15日第1版第1刷

    0
    2023年10月08日
  • 消えたヤルタ密約緊急電―情報士官・小野寺信の孤独な戦い―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「消えたヤルタ密約緊急電」
    〜情報士官・小野寺信の孤独な戦い〜
    岡部伸

    ヤルタ密約というのは歴史の教科書にも記載のあるヤルタ会談でアジアに関する戦後処理を下記の内容を3人で非公開で合意したものである。(一部抜粋)

    ドイツ降伏後3ヶ月以内に日本に参戦する
    樺太南部及び隣接島嶼をソビエトに返還
    千島列島をソビエトに譲渡

    アメリカ:ルーズベルト
    イギリス:チャーチル
    ソビエト連邦:スターリン

    当時、日本は和平交渉を不可侵条約を結んでいるソ連に仲介してもらうことで政府は考えていた。
    参戦する予定のソ連に楽観的希望が強くなっている時に上記密約情報を入手し、日本に打電した情報士官小野寺信陸軍少将の電報が公文書等に残っていなく、闇に葬られた。

    国家戦略に関する重大な情報を得ながらも不都合な真実は封殺され、活かされなかった。
    著者は同様の日本官僚型組織は現在も多いと指摘する。

    消えた電報を他国の公文書(イギリス、アメリカなど情報公開されたものには当時、日本の暗号解読された電報などの記録もある。)
    を著者が読み解く。

    インテリジェンスの必要性の再認識と諜報の神様と言われた小野寺信氏について、とても興味深く面白い本でした。

    ちなみにロシア語で「ツシマ」という言葉があり意味は「格下の相手に不覚をとる」

    0
    2022年09月26日
  • 第二次大戦、諜報戦秘史

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦における情報戦(ヒューミント工作)がオムニバス形式でとっつきやすく、また内容も分かりやすく示されている。

    シンガポールでの日本の優れた諜報工作、インパール作戦へのチャンドラボースの影響(ボースの熱意に押された部分もあるが、その後のインド独立の源流になったと今では評価)、終戦決定前の国体護持に関するアイルランドとアフガンからの電報、小野寺スウェーデン武官の活躍、GHQと共産主義者の蜜月など。

    但し、自分的に珠玉だったのは、第六章の戦時に陸軍中心にソ連崇拝・幻想化が進んでいたこと、第七章にあるように、その裏でスターリンが着々と対日参戦の準備を秘密裏に敷いていたことだった。

    いずれにしても悲しいのは、筆者がこの情報を探りあてたのが英国の公文書館であるということ。敗戦時に日本は焼却してしまったが、英国にはきちんと残されている。

    また、何よりも舌を巻くことは、英国は米国以外の敵味方含めてほぼ全ての暗号をブレッチェリーパークの暗号解析施設で解読していたこと。従って、本書のソースには、英国の電報のほか、日本・中華民国・ドイツ・中立国の電報も登場する。情報分析というのはこういう風に情報を多層に組み合わせてやるものだと思い知らされました。

    1
    2022年02月26日
  • 「諜報の神様」と呼ばれた男 連合国が恐れた情報士官・小野寺信の流儀

    Posted by ブクログ

    明石元二郎と小野寺信を学んだ瞬間、日本近代史への見方が180度変わってしまった。なぜ戦争に負けたか?とか、日本のリーダーシップの問題云々だとか、もはや論じることに1mmの価値も感じない。

    0
    2021年08月12日
  • 消えたヤルタ密約緊急電―情報士官・小野寺信の孤独な戦い―

    Posted by ブクログ

    [孤人奮闘]「ドイツの敗戦から3ヶ月後、ソ連は日本に対して攻め入って来る」。日本が敗戦まで把握していなかったとされるそのヤルタの密約を、欧州に張り巡らせた情報の網から入手し、日本に打電していた男がいた。しかし、その電報が届いたという記録は残っておらず、結果として日本はソ連の対日参戦を許してしまう......。インテリジェンスの世界で「神様」と呼ばれた小野寺信という知られざる人物と第二次世界大戦中の諜報の内幕を描ききった衝撃のスクープ作です。著者は、北方領土返還交渉などの取材も務められた岡部伸。


    「ここまでよく調べたな......」というのが正直な印象。岡部氏が綴らなければ歴史の彼方に消えてしまったであろう、小野寺と東欧諸国の密なつながりなどは、読みながらスゴいスゴいと体温が上がっていく感覚を覚えてしまいました。公開情報を湛然につなぎあわせていきながら、情報の網をたぐりよせていく様子は一級のミステリーを読んでいるよう。手に取った瞬間はその分厚さに驚いてしまうかもしれませんが、それに見合った、いや、それ以上の濃い内容であることを保証します。


    小野寺の情報に対する繊細さと打って変わって、日本中枢の情報に対する無頓着ぶりは眼に余るものがありました。「こうあってほしい」という願望に合致するように情報を取捨選択してしまう様子や、作戦が事実に基づかずにくみ上げられていってしまう様子は、怖さをとおりこして諦念すら覚えてしまいました。外交における情報の重要性が声高に叫ばれる今だからこそ、ぜひ手に取っていただきたい作品です。

    〜自前の情報を持つことこそがインテリジェンスの大原則なのである。〜

    著者の執念に拍手☆5つ

    0
    2013年10月04日

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