ダン・アリエリーの作品一覧
「ダン・アリエリー」の「アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-」「アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ダン・アリエリー」の「アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-」「アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
富永朋信氏とダン・アリエリー氏の対談本。と言っても2人とも知らない方でしたが、めちゃくちゃ面白かったです。私たちの持っている不合理性について行動経済学者の視点でアリエリー氏が語ると言うのが大きな流れです。
不合理性と言うのは、例えば死後の自分の名声を気にしてしまうとか、ゴールした時の達成感を味わいたくて苦しいマラソンに挑戦するとか・・・確かに合理的に考えればそんなこと必要ないことを私たちは好きなんです。こう言った話をしているんですが、全ての話にクリティカルな答えが出てくるわけではないけれども、考え方を追っていくと、すごく勉強になります。
最後の方には企業の業績とアンケート結果の関連も出てい
Posted by ブクログ
行動経済学が理解できる本である。なぜか、最近この行動経済学が、かなり気に入った。この問題をどう行動経済学で考えるか?を考えるだけで、随分と視野が広がる。人間って、なんと矛盾した生き物であることだと思うが、そこに人間らしさがあるのだろう。
トランプを行動経済学で見てみると、 「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」や「America First(アメリカ・ファースト)」といったシンプルで力強いスローガンは、愛国心や自己防衛の意識といった感情に訴えかけ、国民に特定の行動(トランプ氏への支持など)を促すナッジとして機能し、支持を集めた。メキシコ国境問題を語
Posted by ブクログ
私は自分の行動を振り返ると、「なぜこうしたのか」「また同じことをしてしまった」「おかしいな」と後悔や不思議に思うことが多い。自分で判断し行動しているはずなのに、その理由を理解できないことがしばしばあった。
本書『予想どおりに不合理』を読んで、腑に落ちた。人間の行動は合理的ではなく、むしろ不合理さに満ちている。著者は数々の実証実験を通して、私たちの判断がどのように歪められているかを明らかにしている。その結果は「予想どおり不合理」であり、経済学で語られるような合理的な決断は存在しなかった。私たちは見えない力に操られているのではないかとさえ感じる。
本書で紹介されている不合理さはどれも共感できる