作品一覧

  • はじめての胃もたれ
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。フードライターの白央篤司さんが、加齢によって変化する心身をなだめながら、作って食べる日々を綴った手探りエッセイ。 「あなたの胃は、もう昔のあなたの胃ではないのですよ」 そう気づかせてくれたのは、牛カルビだった。 もうすぐ50歳。調子にのって食べすぎると胃がもたれる。お腹いっぱいが苦しい。量は変わらないのに、ぜんぜん痩せない……老いを痛感する日々がだんだん増えていませんか? 人生の折り返し地点を迎えて、いままでのようにいかないことがどんどん増えていく。でも厚揚げやみょうが、大根おろしみたいに、若い頃にはわからなかったおいしさを理解することだって同じくらいあるはず! いまこそ、自身を見つめ直して「更新」してみませんか? ----- 昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。老化は誰でも起こるもの、さっさと早いうちにセルフケアして、より良い状態をキープしていかないと時間がもったいない。人生で食事を楽しめる回数なんて、毎日減ってゆくばかりだ。しなくていい無理をして、あるいは調子に乗り過ぎて飲食して、胃もたれで週末を苦しんで過ごすようなミスは繰り返しちゃいけない。(と、書きつつも私はまだたまにやってしまうけれど……)それに、つらいことばかりでもない。食における好みの変化は、若い頃には分からなかったおいしさを理解できるようになる、という側面もある。「昔はこんなもの、全然好きじゃなかったのに」なんてひとり食卓でつぶやいてしまうこと、ないだろうか。食べたくなくなるもの、食べにくくなるものの数と同じぐらい、新たな好物が見つかっていくという豊かな道もあるのだ。(「はじめに」より)
  • 名前のない鍋、きょうの鍋
    5.0
    自宅にお邪魔し同じ食卓で一緒に鍋をつつくと、湯気の向こうにその人が見えてくる――名もなき鍋が雄弁に語る、それぞれのかけがえのない生活や思い、人生とは。大事な人の思い出が詰まった追憶の鍋もあれば、栄養バランスや手軽さを優先した合理的な鍋もある。「鍋とはこういうものである」という枠組みをはずし、鍋を通して人と語る18編。あなたの家の「名前のない鍋」は何を語ってくれますか?
  • 台所をひらく~料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 炊事担当の皆さま、今日もおつかれさまです。 おいしい、丁寧、正しい……さまざまな“べき”の間で揺れる 炊事担当の思いをすくい上げ、台所に立つ心を軽くするエッセイ&レシピ集
  • のっけて食べる
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    「これならできそう」がいっぱい!! のっけておいしい簡単レシピ98! ご飯はもちろん、蕎麦、うどん、パスタ、おかゆ、ピザ…などなど、「のっける」ことで新たなおいしさを発見できる「のっけめし」レシピ集。 お米料理研究家のしらいのりこさんとフードライターの白央篤司さんがCREAWEBにて毎日交代で綴ってきた365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録! 猛烈に疲れていてもおいしいものが食べたい時にピッタリな第1章「ただのっける」から、具材を切ればすぐに食べられる「ちょっと切ってのっける」、ささっと調理で「簡単に作ってのっける」、定番メニューをのっけて食べる「定番おかずのっけ」、手間を惜しまず美味しいハーモニーを楽しむ「ちゃんと作ってのっける」まで、難易度順にご紹介。 「なんちゃってのっけ」は、実際に揚げたり焼いたり調理をしなくても、のっけて混ぜ合わせることであら不思議、「なんちゃって〇〇」の味になるという、しらいさん&白央さんコンビだからこその遊び心溢れるおいしいレシピになっています。 お二人のおしゃべりや調理におけるヒントも満載で、楽しくおいしく、どんどんのっけたくなる、新感覚ののっけレシピ集です。 第1章 ただのっける (すじこ納豆のっけごはん/海苔のっけカレー/鮭バターのっけパスタ など) 第2章 ちょっと切ってのっける (カツオの梅トマトのっけごはん/アボカド・塩昆布のっけ茶漬け/きゅうり1本のっけトースト など) 以下、全7章 ※単行本版第7章に掲載されている各商品の案内用QRコードは、電子書籍版には掲載されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
  • にっぽんのおにぎり
    4.3
    1~3巻1,430円 (税込)
    鮭やおかか、つくだ煮やお漬け物…47都道府県のそれぞれの地方で愛されているおにぎり、その土地の食べ物でアレンジしたおにぎりを大きな写真とともに紹介しています。土地の歴史や風土も伝えてくれるまさにおにぎり風土記絵本。
  • ところ変われば食変わる――地元レシピ42 ジャパめし。
    3.8
    1巻1,386円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたにとって故郷の「ごはん・汁・めん」といえば? 例えば一言で、汁物、といっても、具沢山の味噌汁的なものもあれば、これが汁物?? と思うような摩訶不思議なものまで、地方ごとに千差万別といえるのが日本の郷土料理。そんな日本の各県が誇る地元の味を「ジャパめし」と命名。中でももっとも愛されている、ごはんもの、汁もの、めんの3大人気ジャンルにしぼってご紹介します。掲載した料理のレシピはもちろん、著者が地道な取材で蓄えたその県の食の特色 思わずうなるウンチクも満載。心安らぐ地元の「ジャパめし」は、故郷を離れていたって作って食べたいもの! 誰もが愛してやまない、見ておいしい、読んでおいしい、ジャパめしのオンパレード。日本のごはん、汁、めんってこんなにおもしろい!
  • 料理は妻の仕事ですか?
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    「朝ご飯、食べたばっかりなのに、もう夜ご飯の心配してる…」 「体調の悪い日くらい、誰かの作ったご飯を食べたい…」 1日3食、家族のご飯を作り続ける日々にもう限界! イラストレーターのアベナオミさんは、中1の長男、小1の次男、年少の長女の3児のママ。毎日仕事に追われながら休む間もなく家族5人分のごはん作りが待っている。 料理と一言でいっても材料の買い出し→仕分けして収納→献立を考えて調理→余った食材の保存→食器の片付けまで、と重労働。もうママ一人じゃ頑張れない…。 本書は、パパや子どもたちの自炊力を上げると共に、頑張り過ぎてしまうママの心に潜む「料理=愛情」という思い込みをはがし、日々のごはん作りから家族のカタチを見つめ直すコミックエッセイです。 日々の料理作りを抱えてしまう気持ちをおろし、共に生活する家族みんなの自炊力を上げてみませんか? それは料理を作る以前の、小さな一歩から始まります。
  • 自炊力~料理(レシピ)以前の食生活改善スキル~
    3.8
    「買い物に行き、その場で献立を考えられる」「食材の質と値段のバランスを考えつつ、買い物ができる」「買った食材と家にある食材を取り混ぜて、数日間の献立を作り回していける」「なおかつ栄養バランスを考えられる」――フードライターの著者は、上記の能力を「自炊力」と名付けた。テレビの料理番組の活用法から正しい買い物のテクニックまで、「自炊をはじめたい」人が、今日から取り組める食生活改善法を徹底網羅!
  • はじめましての旬レシピ 忙しくても、時間がなくても、季節のものを味わいたい!
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 季節の手仕事をやる時間はない。でも、季節をちょっと味わいたい。時間がない人でもできる、はじめての旬レシピや、少し目新しい新体験の旬レシピを集めました。ささっとできる、炒め物や日々のおかずはもちろん、保存もできるジャムなども。

ユーザーレビュー

  • 自炊力~料理(レシピ)以前の食生活改善スキル~

    Posted by ブクログ

    これまでの自炊生活ではあまり減塩に気を配ることがなかった(もう少し上の年代の人が気にすることだと思っていた)ので、これからは栄養バランス、野菜をたくさん摂ることと同じくらい気をつけたいと思った。

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    2025年05月12日
  • 料理は妻の仕事ですか?

    Posted by ブクログ

    たまたま見かけた本だけど、料理に対してネガティブになっている人、家族が料理しない人に対して寄り添ってくれる漫画だった。
    そうなんだよ、料理って毎日の事だから疲れるんだよ…!

    内容はフードライターの白央篤司氏が著者達主婦の悩みを解決に導くもの。
    アベナオミさんの絵柄は可愛くてほっこり。
    読み進めていくうちに、自分の中では料理に関しての固定観念が強かったんだなぁ、と新しい気づきを得た。
    また、夫が料理しない(できない)、自分が料理するのが苦手だけど作らざるをえない…現代社会を生き抜く上で多くの家庭がぶち当たる壁ではなかろうか。
    その悩みに対し、ヒアリングしながら「こうしていくといいかも?」「こん

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    2025年04月09日
  • 名前のない鍋、きょうの鍋

    Posted by ブクログ

    鍋を通じて、その人の人生を描く。
    個人的にはもう少し深掘りしてほしいような気もしたが、取材する鍋の美味しそうなことと言ったら。
    どの鍋も実際に食べてみたくなった。あと、昆布や鰹節で出汁を取る人が多くて驚いた。食って好みがある分、家庭の文化が出やすいものだと思う。自分の家で教わった料理、あるかなあと読み終えて考え直した本だった。

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    2024年05月20日
  • 名前のない鍋、きょうの鍋

    Posted by ブクログ

    鍋を通してその人がどんな人か見えていく本。同じ鍋でも作り方や入れる材料がそれぞれ違うのが興味深い。鍋料理は人間性が現れる料理だと思う。

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    2024年02月14日
  • 台所をひらく~料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集

    Posted by ブクログ

    (わたしが思うには)めちゃくちゃ良本。唯一無二のレシピ本、エッセイ本だと思う。
    時間が流れていくままに逆らわない、何気なく明るい生活がみえる。完璧じゃなくていい小さな毎日をただ積み重ねていけば、自分や家庭ができてゆくという安心感がある。
    文章も上手で、読んでいる時間がご褒美になるような本。

    第3章の、家事や炊事担当としての料理についての文章は、最初正直現代でかつ男性だから書く文章かなと思った。名前のない家事の優劣や食べる側のメンバーへのお願い事項って、今までのおばあちゃんお母さんたちは相手を諦めながら自分が当たり前にやってきたことで、もしおばあちゃんお母さんが同じように本書いてたらわざわざ書

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    2024年01月25日

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