作品一覧

  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻
    無料あり
    4.6
    全15巻0~880円 (税込)
    昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか――!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録!

ユーザーレビュー

  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

    無料版購入済み

    ペリリューとは何だろうな、と名前だけ知っていた頃から思っていましたがペリリュー島のことだったのですね。絵柄が随分可愛らしいにも関わらず、伝わってくる戦争の痛みに慄きながら読みました。悲しい、という感情すら贅沢に思われて、泣くに泣けませんでした。今世界中で右翼の動きが強まっている中、どうか一冊でも世に広まって、読んで欲しい漫画だと感じました。

    0
    2025年12月05日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11巻

    Posted by ブクログ

    星5つじゃ足りないと思えるくらいに傑作だった。
    おもろいと表現して良いのかわからんけどおもろかった。
    笑える箇所ひとつもなくて心がすり減る内容で戦争モノにありがちな一人で無双したり大逆転したりすることもなく淡々と人が死んでいく。

    デフォルメされた絵柄だから読めたけどリアルな絵柄だったらさらに読むのきつかったかもしれない。

    心がすり減る内容だったけど読んで良かった。

    0
    2025年11月10日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2巻

    Posted by ブクログ

    戦争で何かあったかとは一概には伝えられないがその一部を見れたような気がする。人がこんなにも簡単に死を迎えてしまうのかと心傷に浸る暇もないのがよく伝わってきた。戦争についてより詳しく知るためのいいきっかけになる本でした。

    0
    2025年10月06日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    兵士の語り。
    笑いながら同じことを繰り返す人。嘘みたいに勇敢な最期を話す人。
    悲しみの大きさが話を大きくする?

    仲間のいる鍾乳洞もまた背筋が寒くなる怖さ。

    けが人をおとりにしてどうにか水を手に入れる。
    残酷な作戦ではあるが、現場の兵士は仲間のためにと思っている。

    こんなのあんまりだ。みんなかわいそう。

    自分がこんな酷い死に方するなんて思ってなかったはず。

    0
    2025年09月12日
  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    父のように勇敢に死にたいと言った小山くんがスコールの後の空襲で足滑らせて頭打って死ぬ。

    小山くんの死を嘘くさく英雄談にして遺族に知らせる功績係。あれ?小山くんのお父さんも本当は?とんでもないことをしたしまったんじゃないか。

    たまたまそこにいてたまたま当たって死ぬ。突然に。さっきそこにいた人たちが。
    僕もあんなふうに死ぬかもしれない。

    虹の下の凄まじい轟音と悲鳴と叫びと。血と火薬の匂いと。どんな風景かと想像する。

    瀕死の仲間の銃の暴発で死ぬ分隊長。25歳。2人の子供。
    兵士にもいろんな人がいる。

    戦場のリアル。最後の一人まで戦い続ける任務。

    0
    2025年09月12日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!