作品一覧

  • 家族最後の日

    家族最後の日

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,870円 (税込)
    母との絶縁、義弟の自殺、夫の癌――。 写真家・植本一子が生きた、懸命な日常の記録。
  • かなわない

    かなわない

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,496円 (税込)
    育児日記『働けECD』から5年。写真家・植本一子が書かずにはいられなかった、結婚、家族、母、苦悩、愛。すべての期待を裏切る一大叙情詩。 2014年に著者が自費出版した同名冊子を中心に、『働けECD~わたしの育児混沌記』(ミュージックマガジン)後の5年間の日記と散文で構成。震災直後の不安を抱きながらの生活、育児に対する葛藤、世間的な常識のなかでの生きづらさ、新しい恋愛。ありのままに、淡々と書き続けられた日々は圧倒的な筆致で読む者の心を打つ。稀有な才能を持つ書き手の注目作です。

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  • 降伏の記録

    降伏の記録

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    末期癌を患った24歳年上の夫は、手術によって一命をとりとめたが、半年後に転移が見つかった。繰り返される入退院のなかで育っていく子どもたちと、ときおり届く絶縁した実家からの手紙。そしてある日、わたしは夫との間に、決定的な〈すれ違い〉があることに気がついたのだ……。
  • 愛は時間がかかる

    愛は時間がかかる

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,925円 (税込)
    「誰かのつらさに、大きいも小さいもない」3カ月にわたる、トラウマ治療の記録を書く。『かなわない』の著者による、4年ぶりの新刊!
  • コロナ禍日記

    コロナ禍日記

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    二〇二〇年春、新型コロナウイルスの流行により激変した私たちの日常。感染者・死亡者は日に日に増加し、経済活動は停滞、コミュニケーションも制限された。この未知なる状況の中で、人々はどんな生活を送り、何を思ったのか? 作家、漫画家、ミュージシャン、店舗経営者......日本および世界各地で暮らす十七人が、コロナ禍数ヶ月の日々を記録した日記アンソロジー。

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ユーザーレビュー

  • 家族最後の日

    Posted by ブクログ

    一気に読めた。
    どうやら廃刊になっているようだが、もったいない。
    著者の価値観・経済観・家族観に共感できるか否かを問うている書ではない。
    否と思った人は読むのをやめましょう。
    そこに異を唱えてどうなる書でもありませんので。
    本書も読み手を選びます。

    0
    2026年03月25日
  • 家族最後の日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    写真家の植本一子さんのエッセイ。っていうか、日記です。私も日記をつけていて、もう何年も同じ日付の過去の記録が読み返せるスタイルの日記を続けているのですが、やっぱり日記っていいよな、と思いました。私はノートに手書きをしているので、あまりたくさんは書けないけど、それでも読み返すと楽しい。この本を読んでもっと分量を増やして書きたいなと思いました。(たいていの人はそう思うハズ)。

    「家族最後の日」というタイトルで、最初の方に実家と決裂する話が出てくるので、あぁ、そういう意味なのかーと思ったら、夫さんが癌で入院したので、「えっ!!!そっち?じゃあ最後、もう死ぬの?」と思い、残りページが少なくなって、「え?あとこんだけだけど、突然死んだりする?涙!」と思いながら読みましたが、抗がん剤治療が始まって一区切りのところで本は終わりました。
    その後調べたら夫さんはやはり亡くなったようですが、この本のタイトルはやはり、実家との決裂を表しているようです。

    実の母娘がここまでこじれるって、本当につらいよな、と思います。そのことは別の書籍で書かれているようです。(読もうか、迷うな)。
    本書では、子供を連れて久しぶりに実家に帰った時に、お母さんが用意しているお寿司に手を付けないで「あとで食べるから置いといて」と言ったところから、お母さんがブチ切れて、「やっぱりもう二度と帰ってこない!」ってなるんだけど、私からすれば、それって著者の方が悪くないか?私が帰省する娘にご飯を用意して待っていた立場だとしたら、帰ってきてそれを食べもせず放置して、他のことし始めたら私だってブチ切れるわ!(笑)と思ったけど、違うのかな?まぁ、著者の他の本を読んでいないし、これまでの蓄積がいろいろあるのだろうから、同情しないといけないのだろう。

    それは置いといて・・・
    著者はフリーランスで写真家として仕事をしながら、二人の子育てをし、夫さんの癌が発覚して毎日の生活を一生懸命に暮らしていく。何か特別なことがあるわけでもないが、その日々は本当に尊い。そして大変だ。とても、共感する。
    娘がサンドイッチを食べたいというから、コールスローサラダを挟んで作ったら、「卵サンドが良かったと言って泣かれる、苛ついてもしょうがないから作り直す、奇跡的にゆで卵があって良かった」とか、そういう記述にいちいち共感して泣きそうになった(笑)。あるよね、そういうこと。そして自分が、余っちゃったのを食べるのよ。

    他にも共感したことメモメモ↓
    全てを支えてくれる人などいない、いろんな人からちょっとずつ支えてもらってなんとかやっていく

    赤ちゃんを怒鳴っちゃうんです、自分が怖いんですと泣きながら話したら、臨床心理士の先生は言いました。子どもを産むと、それまで封じ込めていた家族関係の蓋が開くことがある。突如噴出する怒りに戸惑うこともあるのだと。「でもね、悩んでいるお母さんはいいお母さんよ。問題は、自分が正しいと信じている人なの。」
    ↑これは日記の中の、雑誌のコラムからの引用。

    0
    2026年03月05日
  • かなわない

    Posted by ブクログ

    これは、ものすごい本だった。
    日記、実録だとはしらずに読み始め(すみません)、読み進めるうちにあれ?これは本当にこの人がこの世に存在していて、日々を綴ってる?え、こんなにあっけらかんと自己開示できることってある?それを出版??と混乱。まさにかなわない、と思った。人の個人的な、秘密であるはずの日々の日記を読ませてもらっているうちに話はカウンセリングへと移り、なぜか前提も全然違うのに私の悩みにも流れ弾で響く言葉があり驚き。
    出産前に猛スピードで読んだので、いつかまたゆっくり読み直したい。とにかく凄い。

    0
    2026年03月01日
  • 愛は時間がかかる

    Posted by ブクログ

    ○ちゃんの話聞くと私の悩みなんて素っ気なく思える、と言われると私が抱えている悩みトラウマは大きなものだと感じて、さらに傷ついていた。
    でもそんな事はなく、皆が持っている悩みと同じだと思える。
    今後カウンセリングの仕事もしたい。

    0
    2024年09月18日
  • 愛は時間がかかる

    Posted by ブクログ

    星5なのは植本さんのエッセイを続けて読んだおかげかも。
    頭がすごく追体験、答え合わせしたような感覚。
    以前エッセイで、植本さんはそんなこと考えちゃうのか…と思ったところがカウンセリングによって過去の記憶と結びついていることを再確認し、解消していく。
    とてもスッキリするし自分も前向きな気持ちになる。
    自分がこう人と付き合いたいという理想と乖離があるから悩むわけだが、傷つけ傷つけあう関係も悪いというわけではなく。
    みんな必ずしも矯正しないといけないものでもないんだろうなとも思う。

    それにしてもカウンセリング、トラウマ治療ってすごい。
    EMDRという方法、やってみていないから、そんなことで過去の埋もれている記憶が引っ張り出せるの?と思う節はまだ少しあるが、こんなにも植本さんに効いているのであれば、理にかなっているんだろうな。
    効くかどうかは個人差はあれど。
    読み始めたものの難しくて積読しているケアについての話も近いうちに読みたいなと改めて思った。
    周りの人をカウンセラーの方のようにケアできたら、それもとても嬉しいことだなとも思った。

    0
    2024年06月17日

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