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Posted by ブクログ
一気に読み終わってしまった。トラウマ治療について、大きなトラウマを持っている人のみが受けるものかと思っていたけれど、植本さんもおっしゃっているように、トラウマに大きいも小さいもないのだ。自分の過去を乗り越えたい、自分を変えていきたいと望む人全員が治療を受けることができる。
トラウマの内容が仔細に語られているわけではないけれど、治療を受けるに従って自らの思い込みやパートナーへの執着を手放していく植本さんの強さに涙が出た。過去の嫌な出来事は、忘れていることも気づかないくらい自分の記憶の奥底に沈められているから、それを取り出して向かい合うのは本当に辛いこと。
でも、今のままではいけない、パートナーとの未来を願い、パートナーがもしいなくなったあとでも自分と子供たちが元気よく生きていけるようにと強く願い、覚悟した人は強い。実際は書かれているようなサラリとした感じではなかったのかもしれないが、着々とトラウマを乗り越えていく姿に感動しました。
トラウマ治療について書いたこの本を出版すると決めてくださって本当にありがとうございます。
Posted by ブクログ
一子さんの本は、多分全て読んでいる。
そして、この本にはサインしてもらったんだー。文学フリマで。
ありがとう、一子さん。
なんだか友だちのような気持ちで、これからも応援しています。
Posted by ブクログ
一子さんってどこまでも嘘がない人。
ここまで曝け出しても人と関わる事を止めない人を見ると希望さえ感じる。
B&Bの柴山さんとの対談も合わせて拝見。
なんか気になってしまう人。
人生をずっと見せてくれてる近くにいて遠い友人のような感覚。
Posted by ブクログ
私にも深刻に受け止めていないトラウマがあると思う。自分を粗末に扱ったり、扱われたりしたと思う。まずはこれまでの人生のグラフを書くところから始めてみよう。
Posted by ブクログ
自分を変えたい、もう少し生きやすくなりたい__過去のトラウマに向き合うためのカウンセリング記録。時間が経って、立場が変わった今だからこそ理解できることもある...あれは愛だったのだと。
Posted by ブクログ
人の人生の大事な宝物を読ませてもらってる気持ちになります。素直に感情を表現されているので、自分が同じ状態にあったときにすごく救われました。
本筋と全く関係ないけど、植本さんの本を読んでいるとお腹が減ります。すごくおいしそうに描かれるので、夜中に読むのはおすすめできません。
Posted by ブクログ
3ヶ月にわたるトラウマ治療の記録。
治療を重ねるごとにパートナーとの向き合い方が変わり、その心の動きが手に取るようにわかる、読みやすい本だった。
突飛な言い回しや表現はなく、平易でシンプル。だからこそ、作者がまるで自分の身近な人かのような親近感もあった。
トラウマ治療の手法や経過は興味深いものだった。光の点を目で追うことで脳を刺激することで、トラウマの原因になっている情景を思い出し、新たに捉え直すというもの。現在起こっていることに対する対症療法ではなく、過去に向き合い直す根本治療。そういう治療が世の中に存在すると知っておくことは、心のお守りになった。
Posted by ブクログ
カウンセリングに通い、何を感じたかを日記でまとめている内容。
あくまで日記なので等身大で飾らず、ありのままを書いている。
カウンセリングで自分の弱さと向き合う体験がどのような感じなのか著者の視点がわかります。