ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
母との絶縁、義弟の自殺、夫の癌――。 写真家・植本一子が生きた、懸命な日常の記録。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
久々にハードカバーの本を一気に読みました。 最後まで悲しく苦しかった。 特に母親との確執は自分とも重なり胸が痛んだ。 悪気なく人を傷つける人は一番キツイ。 互いに傷つけるしかないのであれば離れるのも大切なこと。 でも少し母親の気持ちも聞いてみたくなった。 実家のちらし寿司、本当はみんなで食べたくて待...続きを読むっていたのでは?とか。私も「お手伝いじゃない」と叫んだことがあるので。 ご主人のことは病の恐ろしさとそれを受け入れるしかない家族の気持ちが赤裸々に書かれていて親の病を思い出していた。大切な人が病んでいるのを見るのは本当に辛い。 シッターの村上さんとの心の行き違いは似たもの同士だから起こる行き違いのようでこれまた苦しかった。著者は本質的にとても私と違う方なのだけれど、共感する部分も多くまた驚くことも沢山あり、一つの映画を観たような気持ちになりました。
ここのところ何ヶ月もかかって1冊読むことが続いてたが、夜更かししてまで数日で読んでしまった。そしてハマった。これは前作も最新作も、はたまた石田さんの本までも買う勢いだ。 この本に出会うタイミングも良かったのかもしれない。若い頃だったら、未婚だったら違ったかもしれない。今のこの時にはドンピシャだった。...続きを読む 本業の写真もとても素敵。(本には関係ないが、個人HPのTOP写真がグッときた) 何かと非難されてるようだけれど、取り立てて目くじら立てるようなことあったかな? これは日記だし、好きとか嫌いとか辛辣な言葉が、本音があって当たり前では。全てに共感はしないけれど、ほぼほぼ、あ〜わかる〜と思った。 こういうドロっとしたのみんな心に無いのかね?みんなそんなにピュアで優しいのか… でも不愉快に感じたり、合わない人もそりゃいるだろう。面白いよ!とこの本を勧めたところで、どこが?とか嫌な気持ちになったって言うであろう人が数人は思い浮かぶもの。。。 あー!とにかく、今の勢いで他の本も読みたい! すぐに手に入らない環境でイライラするほど笑!!
ーーー絶対に、死なれてはならない。ーーー またとんでもない本が一冊この世に産声を上げた。 家族最後の日、と題された本書は、三人の家族との最後をそれぞれ記している。 母、義弟、そして夫の石田さんだ。 それぞれ何が「最後」なのかも形が全部違っている。 SNSをフォローしているので、あのときのツイート...続きを読むの裏面でこんなことを考えていたのか、こんなことが起きていたのか、と、彼女のその時の心情を思うと、とても、かなしくなったりした。 誰かに対して何かをおもうことについても、日々、日常生活で自分も誰かを無意識に傷つけたり傷つけられたりしているのだろう、といろんなことを考えさせられる。 表面上こうだったからって、人間の心情がそうとは限らない。そんなアタリマエのことをまっすぐに書いている。 石田さんのことで「どうしよう」と思っているのに、石田さんにメールしそうになったり、 お母さんに泣きつきたいとおもったり、TwitterやInstagramのフォロワー数だけが伸びていったり、よくないのにたくさんのいいねをもらったり、でもそこは書けなかったり、ほんとうにほんとうに、植本さんは文章で、写真で、生きる痕跡を残していく。 石田さんのネタで稼ごう!死ぬ前に一花咲かせよう!という発想など、笑けてしまう。 下の娘(えんちゃん)の「とにかくちからをあわせなきゃいけない」など。 石田さんの音楽仲間たちや、シッターをしてくれている仲間たちの話も、ただただありがたかったり、え、とおもったり。 生きているし、生きていく。 ヘビーだけど光がある。
実母との絶縁、義弟の自殺。夫への突然のがん宣告。 「かなわない」から事態は急転する。 手術後、ICUにいる石田さんを見舞った帰り道、疲れて、弱って、誰かに吐き出したいがその相手が見つからない。筆者はふと石田さんにメールしそうになる。そして、気づく。石田さんの携帯はいま、自分が持っている。貴重品は家...続きを読む族が預かることになっているから、今朝から持たされたのだ。 「石田さんにはいま、どうがんばっても届かない。届けられなくなる日が来るかもしれないと思うと、涙が出そうになった。……p.164」 この箇所で何回も泣いてしまう。「かなわない」では泣かなかったのに、これはダメだ。 石田さんはいいとして、親父や義弟や実母のこと、シッターの村田のエピソードなどは、ここまで赤裸々に書いちゃっていいんだろうかと心配になる。が、書いておかないといけない、書かずにはいられないという植本さんの気迫が文章を通して伝わって来る。
・昔読んでいて、再読。 ・やっぱり非常に面白かった。どんどん読めた。読みたい。 ・何がこんなに面白いんだろう。ECD、植本一子、二人が好きな表現者という事はもちろんある。 ・心の中で起こった事をつぶさに取り上げる。それがこんなにエンターテイメント(と言うと不謹慎になってしまうかもしれないが)になるな...続きを読むんて。先に好きな表現者と書いたけど、全然知らない普通の人でもこれくらい心に向き合った日々を書いた物があれば、やはり面白いのかも。中々出来ないと思うけど。 ・植本さんは文章がうまい。
一気に読み終わった。 前作 かなわない より、一子さんが家族としっかり向き合っていることを感じた。 あまりにも現実で、自分自身も体のどこかがおかしくなるかもと暗くなった。 でも、前回なかった写真も多く、私はこの人の生き方に励まされる部分も多く、いつかお会いできたらと強くも思う。 ただものではない、日...続きを読む記である。 子どもたちの様子、日々の食事、仕事の方々との関わりも、面白いのである
思ったことを書く。 簡単なようでとても難しいことじゃないだろうか。 作者に共感はしなかったし、どうしてそこまで白か黒かで物事を考えようとするのか分からないと思うことがあった。 でも、心をざわめかせるほど真っ直ぐな言葉で書かれた本、しかもエッセイというのはほとんどない。 まさに他の人の人生をのぞき見て...続きを読むいる生々しさ。
すごく頭の悪そうに思える部分もあれば、はっとして鳥肌が立つ部分もあり、いろんな面が合わさってひとりの人間なんだなあと思った。
著者のバックグラウンドがわかっていないのもあるかと思うが、周囲の特定人物(特に親父)に対するアタリの強さには正直、理解不能な部分がある。 あと、フリーランスの人達ってのは独特の人脈命綱社会というか、普通の人が会社等の組織に頼ってる部分を仲間や友達に支えてられて特別負担にも思わない文化なんだな、と。こ...続きを読むれだけ人を頼るのは俺には無理!と感じましたね。
前回の「かなわない」に比べ、夫のECDさんが癌になったことで家族で向き合うきっかけができたのは良かったのかな。 自分が今まで自由でいられたのはECDさんのおかげだったのだと気づき、改めて大切さがわかった様子。 相変わらずお母さんとの仲が険悪なのが残念だが、親子は大なり小なりいつになっても反発し合う面...続きを読むはあると思う。 ある程度の年齢になったらある程度の距離を置くことも大切なのではないだろうか。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
家族最後の日
新刊情報をお知らせします。
植本一子
フォロー機能について
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
愛は時間がかかる
かなわない
試し読み
降伏の記録
コロナ禍日記
「植本一子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲家族最後の日 ページトップヘ