川村裕子の作品一覧
「川村裕子」の「はじめての王朝文化辞典」「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川村裕子」の「はじめての王朝文化辞典」「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
素敵!
川村裕子氏の著作はいくつか読んでいます。
どれも共通するのは、
優しく穏やかな語り手がいること。
まるで平安時代の物語に出てくる女房に案内されている気分になります。
たくさんの説明で疲れているときにも、
励ましてくれる、
あたたかでやさしい王朝文化への入門書なのです。
さて、この本は、
平安時代に当たり前のように出てくる言葉や風習、物、場所を解説した本です。
解説といっても、心配いりません。
とてもとてもわかりやすくガイドさんが案内してくれます。
最初は寝殿造などの建物のお話から。
ほんとうに、一緒に建物を見て回るような気分になれます。
平安貴族たちの暮らしは、結構忙しく、
Posted by ブクログ
川村先生の本は、古典とその著者に温かなまなざしを向けられていて、読んでいるとほっこりします。
内容は
竹取物語
うつほ物語
伊勢物語
大和物語
源氏物語
枕草子
土佐日記
蜻蛉日記
和泉式部日記
紫式部日記
更級日記
の、有名な古典のあらすじと解説です。うつほ物語ははじめて触れたのですが、長い物語を簡単に分かりやすく紹介していて良かった。
前に寂聴先生の『わたしの蜻蛉日記』を読んだのですが、寂聴先生の解説は道綱母に辛口でした。でも、実際、それは当たりだろうなと思うのです。それで、道綱母ってかなり面倒ないやな女じゃないか、と思ってしまいました。一方、川村先生の解説は、蜻蛉日記に限らないのですが