天藤真の作品一覧 「天藤真」の「逢う時は死人~昭和ミステリールネサンス~」「雲の中の証人」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 陽気な容疑者たち 3.5 小説 / 国内ミステリー 1巻440円 (税込) 伯父の経理事務所に勤める私は、顧客の鉄工所経営者が会社解散を決意し、組合側と対立する真っ只中に飛び込んでしまった。その上、経営者がトーチカのような堅牢強固な蔵の中で急死するという事件に遭遇する・・・・・・!?「推理小説には持ちこみ難いユーモアや機智を、それとは目立たぬ程度に配分しつつ、綿密な密室事件を作り上げている」と、大下宇陀児が激賞した著者の長編第一作。 試し読み フォロー 死の内幕 3.0 小説 / 国内ミステリー 1巻440円 (税込) 柏木啓子を中心にした内縁関係を続ける女性たちのグループは、メンバーの小田ます子から、長く付き合っていた愛人を過って殺してしまった、と告白される。彼らは架空の犯人をでっち上げたのだが、たまたまそっくりの人間が実在したことから、事態は思わぬ方向に向かい始める……。斬新な設定と、ユーモラスな展開、そして意外な結末――天藤真の真骨頂! 試し読み フォロー 鈍い球音 4.0 小説 / 国内ミステリー 1巻550円 (税込) 万年最下位のプロ球団・東京ヒーローズをリーグ優勝に導いた桂監督が、ベレー帽とマスク、そしてトレードマークの虎ひげを残して、東京タワーの展望台から消えた。折しも日本シリーズ開幕直前。東日新聞社の若き無冠の帝王たちが極秘裏に謎を追う一方、球団はヘッドコーチを代理監督として対大阪ダイヤ戦に挑む。武運つたなく三立てを喫し後がないヒーローズを襲う、更なる打撃!事件の陰に潜む陰謀とは?手に汗握る野球ミステリの傑作! 試し読み フォロー 大誘拐 4.6 小説 / 国内ミステリー 1巻550円 (税込) 【日本推理作家協会賞受賞】刑務所の雑居房で知り合った戸並健次、秋葉正義、三宅平太の3人は、出所するや営利誘拐の下調べにかかる。狙うは紀州随一の大富豪、柳川家の当主とし子刀自。身代金も桁違い、破格ずくめの斬新な展開が無上の爽快感を呼ぶ、捧腹絶倒の大誘拐劇。天藤真がストーリーテラーの本領を十全に発揮し、映画化もされた第32回日本推理作家協会賞受賞作。「週刊文春」ミステリーベスト10/20世紀国内部門第1位。 試し読み フォロー 遠きに目ありて 3.9 小説 / 国内ミステリー 1巻550円 (税込) 成城署の捜査主任真名部警部は、とある縁である少年と知り合うことになった。岩井信一、年齢からいうと高校受験期ぐらいの少年である。彼は重度の脳性マヒだった。だが、親しくなるにつれて、この少年の予想外の聡明さに驚嘆するようになる。ある時、約束していた映画鑑賞を突発事件のためすっぽかしてしまったお詫びにと、その事件の経緯を話して聞かせたところ……!~ 安楽椅子探偵の歴史に新たな一ページを書き加えた連作推理短編の傑作であり、不可能犯罪や奇抜なアリバイ・トリック等を満載した、著者の本格推理分野での代表作と言えよう。 試し読み フォロー 死角に消えた殺人者 4.0 小説 / 国内ミステリー 1巻660円 (税込) 帰らない母を案じて眠れぬ一夜を明かした塩月令子は、後ろ髪引かれる思いで出社し針谷警部から凶報を受ける。駆けつけた千葉県銚子の霊安室で令子を待っていたのは、変わり果てた姿で横たわる母と耳を掩いたくなるような事実だった。その朝、屏風浦で数十メートルの断崖から海に落ちた車が見つかり、同乗四名の遺体が収容された。その一人が外ならぬ母であり、現場の状況から単なる事故ではなく謀殺に違いないというのである。懸命の捜査にも拘らず被害者間の交友関係は確認できず、容疑者はおろか動機すら判然としない。いったい誰が、何のために? 令子は自力で真相を追うが……。 試し読み フォロー 殺しへの招待 3.8 小説 / 国内ミステリー 1巻660円 (税込) わたしはあなたがよくご存知のある男の妻です。ひと月以内にその男の死亡通知が届くでしょう。彼は実は殺されるのです。そして殺すのはわたしです。こんな殺人予告状が夫とその四人の知人宛に送られてきた。受け取った五人の男は、自分が手紙の中の条件に合致しているのに衝撃を受け、疑心暗鬼になりながらもなんとか対処の方策を得ようと知恵をしぼる。はたして標的とされているのは、この自分なのだろうか。だが、事態は二転三転。ユーモラスなタッチで描く、ひねりの利いたプロット。出色の長編推理! 試し読み フォロー 大誘拐 4.5 小説 / 国内ミステリー 1巻682円 (税込) 「身代金は百億円だ。念をおすと1の後には0が十個つく。そして事件の進行は、すべてテレビで生中継せよ!」スゴい要求が犯人から出された。さらわれたのは、大阪府ふたつ分の山を所有する紀州在住の超大富豪のおばあさん。このウルトラ誘拐事件に一番あわてたのは、全国中継の番組は開局以来初めてというローカルテレビ局。犯罪史上前代未聞のユニークさを誇るこの事件は、一歩一歩と成功へ近づいていくが……。第32回日本推理作家協会賞受賞の傑作長編推理。 試し読み フォロー 星を拾う男たち 3.5 小説 / 国内ミステリー 1巻774円 (税込) 1963年に第2長編『死の内幕』を上梓した天藤真は、第3長編『鈍い球音』が刊行される71年までの8年間、中短編のみを発表することになる。4時起きで仕事に向かう勤勉な拾い屋コンビが出くわした朝一番の収穫は、二階屋の窓から落ちてきた死体だった――表題作「星を拾う男たち」のほか、旧〈宝石〉終刊号を飾った“史上最も完全な予告殺人”を描く「極楽案内」や、シリーズキャラクターのひとり、中央探偵社の仙石達子部長が登場する「密告者」「重ねて四つ」など、短編集成2巻目となる本書には、63年~66年発表の11編を収める。【収録作】「天然色アリバイ」「共謀者」「目撃者」「誘拐者」「白い火のゆくえ」「極楽案内」「星を拾う男たち」「日本KKK始末」「密告者」「重ねて四つ」「三匹の虻」 試し読み フォロー 天藤真推理小説全集 3.6 小説 / 海外ミステリー 1巻880円 (税込) わたしが結婚し、そしてこの手で殺した男は、背が高くて東大出だった――高学歴かつ高収入、長身の彼とゴールインし、少女時代からの夢を叶えたわたし。ところが結婚生活はあまりに散文的で、理想と現実の逕庭は蔽うべくもない。台風の迫る山荘の一夜を経て、衝撃的な手記を綴ることになろうとは……表題作「背が高くて東大出」のほか、実体験に材を得、長編化もされた「日曜日は殺しの日」や、殺人の目撃者捜しが二転三転、意想外の結末にもつれこむ「死神はコーナーに待つ」など、短編集成五巻目となる本書には、七一年~七六年発表の十編を収める。/【収録作】背が高くて東大出/父子像/背面の悪魔/女子高生事件/死の色は紅/日曜日は殺しの日/三枚の千円札/死神はコーナーに待つ/札吹雪/誰が為に鐘は鳴る 試し読み フォロー 雲の中の証人 4.3 小説 / 国内ミステリー 1巻880円 (税込) 弁護士事務所へ出向勤務を命じられた探偵社員の「私」は、製薬会社の会計課員がアパートで殺され、保管していた三千万円余りが奪われた半年前の事件を担当する。弁護すべきは、当時被害者の部屋に居候していた倒産寸前の工場主。絶対的に不利な条件下で雲を摑むような証人探しを拝命した私は――表題作『雲の中の証人』のほか、三幕の法廷コント『公平について』や、物真似殺人を企てた男の物語『赤い鴉』、恋に燃える女子大生と助教授の悲喜劇『あたしと真夏とスパイ』など、短編集成四巻目となる本書には、六二年~七二年発表の九編を収める。【収録作】「逢う時は死人」/「公平について」/「雲の中の証人」/「赤い鴉」/「私が殺した私」/「あたしと真夏とスパイ」/「或る殺人」/「鉄段」/「めだかの還る日」 試し読み フォロー 逢う時は死人~昭和ミステリールネサンス~ 3.0 小説 / 国内小説 1巻935円 (税込) 探偵社に入社間もない私の仕事は、面倒な客の依頼を断ることだった。ある日の客は見とれるほどの美しい女性で、会社の金を横領して自殺したとされる弟の事件を再調査してほしいという。警察の捜査を蒸し返すのはタブーだが、女の頼みを断り切れない私は、個人的に依頼を受けることに……。(表題作) 独特のユーモアと巧緻なレトリックで魅了する中短編を8話収録! 試し読み フォロー 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 天藤真の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 大誘拐 小説 / 国内ミステリー 4.6 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ おばあちゃんが頼もしくて面白い 序盤はただ優しくて大人しい性格かと思いきや……^^; 登場人物達のキャラクターも良く、最後まで飽きずに読み進められました☆ 0 2025年09月23日 大誘拐 小説 / 国内ミステリー 4.6 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ 人情味溢れる誘拐劇といった感じです。 大富豪で人望のあるお婆様が誘拐された! その誘拐までのプロセスも面白いし、いつの間にやら誘拐された本人が仕切る。その流れがとても良く、人がとても優しいし読んでてハラハラもするけれどとても楽しく読むことが出来ました。 確かドラマにもなってなかったかなぁ? 秋に舞台で大誘拐を観るので予習です! 0 2025年07月14日 大誘拐 小説 / 国内ミステリー 4.6 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ 素晴らしい。古い作品というのもあり途中ちょっと読みづらい部分もあったけど、面白かった。 特にオチというか最後の方が好みだった。すっきり楽しい読書体験。 0 2025年07月04日 大誘拐 小説 / 国内ミステリー 4.6 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ 少し昔の文章がの為、序盤は読みづらかったが、中盤以降そんなのは気にならないくらい面白かった。 奥域が深くてかなりリアリティがあるなと感じた(実現は不可能だけど)。 適度にコミカルというか、茶目っ気もあって、そこもお気に入りポイント。 0 2025年01月10日 大誘拐 小説 / 国内ミステリー 4.6 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ 年明けの一冊目に相応しい作品だった。刑務所から出所した三人が大金持ちの老婆を誘拐するも、なぜか老婆に「どうせなら百億円を要求せんかい!」と発破をかけられ、それが警察だけでなく日本を巻き込んだ大騒動になっていく、ユーモアに溢れながらも緻密に立てられた計画や登場人物たちの心境の変化、目が離せない展開など最後まで面白かった。ホワイダニットとしても意表を突かれた。 0 2025年01月02日