殺しへの招待

殺しへの招待

660円 (税込)

3pt

3.8

わたしはあなたがよくご存知のある男の妻です。ひと月以内にその男の死亡通知が届くでしょう。彼は実は殺されるのです。そして殺すのはわたしです。こんな殺人予告状が夫とその四人の知人宛に送られてきた。受け取った五人の男は、自分が手紙の中の条件に合致しているのに衝撃を受け、疑心暗鬼になりながらもなんとか対処の方策を得ようと知恵をしぼる。はたして標的とされているのは、この自分なのだろうか。だが、事態は二転三転。ユーモラスなタッチで描く、ひねりの利いたプロット。出色の長編推理!

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殺しへの招待 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ストーリー設定が面白いので、自然とその中に入ることができた。登場人物同様、手探り状態で第一章を読み終えると、次章では展開がガラリと変わる。構成も非常に巧く、ラストのサプライズまで退屈せずに一気読み。手の込んだトリックにも感心させられたが、事件の合間に時折出てくるそれぞれの夫婦関係の変化に、作者の優し...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月24日

    うおおぉ。ぐいぐい読ませる作品でした。内容について語るとネタバレせずにはいられないので、詳しく書けないのがもどかしい。
    夫婦の秘密、濡れ場、人間の裏の顔といった、毒気も振りまきつつ、一方では、夫婦の愛の復活や友情などちょっと救いも入れての絶妙なバランスでした。面白かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    おぉー...1973年。この時代にして、このスピードで
    モダンな文体。凄いなー。
    ややクドいかな?とも思えるくらいな細かい伏線と
    その収拾の丁寧な作業により、犯人がごく自然に
    分かるという、なんと丁寧なミステリーなんでしょう。

    適度なユーモアや適度な毒も凄くバランスよく
    味付けされてして、読んでい...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年10月17日

    巻措く能わず、とはこのことなのかと今回実感した。
    全343ページを5日で消化したのは近来にないハイペースだったと思う。平均にして68~69ページを1時間で読むのだからやはり速い。島田荘司氏の『アトポス』は1日100ページぐらい読んだ記憶があるが、あれとクーンツ以外には思い当たらない。
    いや、しかし、...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年08月20日

    よい小説とは必ずしも現実的である必要はなく、ただ作者の作った虚構の中で物語の進行に矛盾や違和感のないものであれば良質なエンターテイメントとなりえます。

    その意味で、この小説はミステリーとはかくあるべしという模範例です。

    ただし、小さな穴はあります。(以下ネタバレあり)

    共通の知人という設定です...続きを読む

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