作品一覧

ユーザーレビュー

  • ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ごんぎつねが好きだったなと思い出し、改めて読んでみることにした。どの話にも、童話だから当然教訓や真理が織り込まれているのだが、押しつけることがないのが傑作である所以だと思う。作者と同じ気持ちを、あるがままに伝えてくれる。

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    2025年11月23日
  • 新美南吉童話集 ごんぎつね・手ぶくろを買いに など

    Posted by ブクログ

    こちらは文庫本より大きく、文字も大きく挿絵もある。
    個人的には挿絵なしの文字だけで読める文庫本の方が、堪能できる気もしたけれど、「貝殻」の詩は大きな頁で読むのも良いなと思った。

    傑作選には載っていない作品もあり、最後にそれぞれの作品解説があるのもまたよかった。

    「去年の木」と
    「牛をつないだ椿の木」、
    「一年生たちとひよめ」が
    とくによかった


    どれも素敵で、繊細で、それでいてまっすぐな、新美南吉さんの心そのもののようなものを感じた。

    「牛をつないだ椿の木」は亡くなる前年
             一九四二年(昭和一七年)作

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    2025年11月21日
  • ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫)

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    「ごんぎつね」と「でんでんむしのかなしみ」が有名な新美南吉さんの傑作選

    どれもよかった

    自然描写が繊細で美しく、一つひとつの葉や風や川の流れに惹き込まれる。

    そうしてはじまる、いろいろな物語の、ふとした隙に「お母さん」というものが出てくる。

    ちよっと気を抜いて読んでるときにふと、あーここでも出てきたなとなる

    胸がキュッとなるような苦しさ、せつなさ
    なにがしかの喪失を感じる


    新美南吉さんの年表史を読み、4歳でお母さんを亡くされたことを知る
    その後もいろんな悲しみを経験し、悲しみを受け入れ、死をも受け入れていく、そういう新美南吉さんだからこそ、こういった童話が生まれたんだろうなと思っ

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    2025年11月23日
  • ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「ごんぎつね」「手袋を買いに」は小学校の頃、教科書で読んだきりだったが、時を経て大人になって読むと、美しく情景が思い浮かぶ豊かな表現と、哀しみや切なさをしみじみと味わえる。手元に置いてまた読み返したい。
    「でんでんむしのかなしみ」皆かなしみを背負っていることがわかりあえたら、きっと自分にも人にも優しくなれるはず。

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    2024年09月24日
  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

    Posted by ブクログ

    赤とんぼと少女の友情のはなし。最後に少女が東京に帰り赤とんぼとお別れする場面は切ない。
    少女が切ない顔で話と絵とマッチしていて癒される。

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    2024年08月16日

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