渡辺努の作品一覧
「渡辺努」の「インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ」「物価とは何か」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡辺努」の「インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ」「物価とは何か」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
世界と日本に起きているインフレーションについて、両者の相違点を含めて、豊富なデータを元に考察された書。
素人にもとても分かりやすい語り口で、行動変容と同期、将来への期待と実現のスパイラル、物価と賃金に係る企業と労働者の間の鶏と卵の関係など、つくづく経済は人々の気持ちと行動に大きく影響を受けるんだなぁ〜、と感じました。
また、中央銀行が取りうる政策手段が需要サイドに働きかけるものであるのに対し、目下の物価上昇が主に供給不足(サービス経済からモノ経済への移行、労働力不足、脱グローバリゼーション)に起因しており、過去50年間の政策を十分に活かせない状況にあることも、よく理解できました。
刊行された2
Posted by ブクログ
かのオイルショックの際、狂乱物価と称された物価高に国民は悩まされました。
では、その狂乱物価の原因は何か?
実は、原油の高騰であるという説の因果関係は否定されており、真相は、日銀による貨幣の過剰供給であり、市中にお金の量が増えることによって希少性が下がったため物価が上がった、ということだそうです。
しかしその後、物価はバブル景気の際にもさほど上昇せず、バブル崩壊後の90年代以降、日本は長い長いデフレ状態に突入し、物価は上がらない、ということが常態化してしまいました。
インフレ、デフレを語る際、そして経済を語る際に物価は必須なのですが、物価が決まるメカニズムは非常に複雑です。
各国の政府や中央
Posted by ブクログ
黒田日銀総裁によるアベノミクスの金融政策、異次元金融緩和をもってしてもデフレ脱却ができなかった日本社会。しかし、パンデミック後の2022年から、輸入資材の高騰や人手不足による人件費増のコストを企業が価格に転嫁し始め、賃金も春闘により3年連続でベースアップが実現するなど上昇傾向が見られ、デフレからインフレへの転換が確認されたのではないかと著者は考える。ただし、長きにわたり物価も賃金も上がらないことが常態化し、デフレマインドにどっぷりと染まってきた日本社会では、再びデフレへと歯車が逆回転する恐れがあるという。それは今後の日本社会にとって何としても阻止しなければならないと著者は主張する。
では、その