作品一覧

  • ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠景
    5.0
    1巻2,970円 (税込)
    ロシア国境からわずか八〇〇メートルの最果ての村,首都キーウ,虐殺の地ブチャ,包囲された街,犠牲の爪痕――戦闘と日常が交差する銃後なきウクライナ.新聞社で欧州報道を長らく担当してきた記者が,現地で見た光景を記録するとともに,この戦争で問われた課題を,豊富な取材経験を元に遠距離から見つめ考察する必読書.

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  • ポピュリズム化する世界
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    今、世界中で「ポピュリスト旋風」が吹き荒れています。 2016年11月に実施されるアメリカの大統領選挙における共和党のドナルド・トランプ候補、 民主党から出馬したサンダース元候補、フランスの右派政党「国民戦線」の党首である マリーヌ・ルペン、前大統領のサルコジ。さらにEU離脱の旗振り役だった「連合王国独立党」の 元党首ナイジェル・ファラージ、元首相のブレア、サッチャー、ギリシア左派政権の指導者ツィプラス、 南米ベネズエラの左派政党を率いた前大統領のチャベス、日本では元首相の小泉純一郎など…… 数えればきりがないほどポピュリストが溢れています。なぜ、元々はマイナーな存在だった ポピュリストたちが今、支持を拡大し始めているのでしょうか。 一体、ポピュリズムはどのようにして起こったのか、ポピュリストとはどのような人たちなのか、 ポピュリストとどのようにつきあっていくべきなのか。 朝日新聞GLOBE編集長が、この世界的なテーマに挑みます。 【目次より】 ◆第1章◆なぜポピュリストが世界で跋扈するのか ◆第2章◆冷戦後の新秩序はまだ固まっていない ◆第3章◆着ぐるみ民主主義の時代 ◆第4章◆トランプが大統領になる日 ◆第5章◆サンダースの謎を探る ◆第6章◆国民投票の罠に落ちた英国 ◆第7章◆右翼が守る欧州文明 ◆第8章◆プーチンはなぜ80%の支持を得るのか ◆第9章◆ポピュリストが政権を握る時
  • ミシュラン 三つ星と世界戦略
    4.8
    1巻1,144円 (税込)
    「グルメのバイブル」として圧倒的な影響力を誇ってきたミシュランガイド。しかし、その権威は「食の国際化」の中で揺らぎ始めている。近年、アメリカ・日本・香港とガイド発行国を増やしてきたのはなぜか。その背景には、どのような経営戦略があるのか。トヨタ自動車とも比せられる「偉大なる地方企業」の内幕を、関係者への徹底取材で詳細に描き出す。

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  • ポピュリズムと欧州動乱 フランスはEU崩壊の引き金を引くのか
    4.0
    1巻770円 (税込)
    格差、難民問題を解決できず、党派争いを繰り返す既成政党。その一方で、トランプと同じように「国益第一」を掲げ、国民の不満・不安を吸収して大きく成長してきたポピュリズム勢力。すでに一過性のブームという段階を超え、政権を担える実力を蓄えつつある。 目前に大統領選挙を控え、ルペン・国民戦線の躍進に揺れるフランスを中心に、歴史の転換点にいるヨーロッパのいまを描き出す。
  • 世界の未来 ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義
    3.3
    1巻760円 (税込)
    資本主義とグローバリズムが民衆を収奪し、ポピュリズムと分断、憎悪が世界を暗雲のように覆う……。民主主義が機能不全を起こす中で、歴史的転換期に入った現代社会。不確実な未来を見通すための確たるビジョンを提示する。これが「世界の知性」の答えだ!
  • 自爆テロリストの正体
    3.4
    貧しく純粋なイスラム教徒が、やむにやまれぬ思いに駆られてテロに走る――。自爆テロにはしばしば、こうした「美しい物語」が付いて回る。しかし、これは真実だろうか。現場を歩いてみると、自爆テロが「貧困」とも「イスラム教」とも関係がなく、「中途半端な若者たちの自分探し」の結果だった姿が見えてくる。「テロリスト」に対する甘い幻想を全て打ち砕く、画期的ノンフィクション。

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ユーザーレビュー

  • ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠景

    Posted by ブクログ

    これは…すごい本でした。
    国内はもちろん、できれば世界中で読まれて欲しいです。
    特に、丹念な取材でキーウ近郊の虐殺事件に迫る第5章「戦闘と平和のはざま―イワナフランカ」が圧巻。淡々とした筆致に凄みがあります。
    極限状態における人間の愚かさとそれをユーモアにできてしまう強さ、両方に打ちのめされました。

    0
    2024年02月23日
  • ポピュリズムと欧州動乱 フランスはEU崩壊の引き金を引くのか

    Posted by ブクログ

    経済学者のダニ、ロドリックの政治的トリレンマは示唆深い

    グローバル化、民主主義、国家主権

    このうち2つしか実現できないことに皆気づきつつあるのだろうか?

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    2019年03月23日
  • ポピュリズム化する世界

    Posted by ブクログ

    最近読んだ中で一番読みやすかった~オススメ。著者の私見もだいぶ交じるけど、その分おもしろかった。名前が出てくる政治家にも興味がわいた。

    0
    2017年03月07日
  • ミシュラン 三つ星と世界戦略

    Posted by ブクログ

    【そのマーケティング、星3つ】世界有数のタイヤ製造メーカーでありながら、フランスを始めとする世界各地のレストランを格付けしたミシュランガイドを発行していることで知られるミシュラン。知られざるその企業の内幕やミシュランガイドの歴史を記すことにより、特にフランス料理を中心として、食文化の在り方までをも考えていく作品です。著者は、朝日新聞社のパリ支局で長く務められた国末憲人。


    最初に手に取った際は、ミシュランだけでどうやってここまで分厚い本をかけるのだろうと思ったのですが、読んでみれば食文化の歴史やそれにまつわるトリビアが満載で非常に興味深く読み進めることができました。特に、ミシュランガイドの星

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    2013年05月06日
  • ミシュラン 三つ星と世界戦略

    Posted by ブクログ

    ミシュランのレストランガイドの成り立ち、レストラン調査の手法や体制、星の上げ下げがもたらす影響やインパクトなどを丁寧に書いた本。記述も平易で、時にミシュラン社の成り立ちにも触れつつ、実にわかりやすく、興味深いエピソードを交えて解説する。最近読んだ本の中で最も面白かった。食に興味のある方には是非一読をお勧めしたい。

    0
    2011年11月20日

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