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貧しく純粋なイスラム教徒が、やむにやまれぬ思いに駆られてテロに走る――。自爆テロにはしばしば、こうした「美しい物語」が付いて回る。しかし、これは真実だろうか。現場を歩いてみると、自爆テロが「貧困」とも「イスラム教」とも関係がなく、「中途半端な若者たちの自分探し」の結果だった姿が見えてくる。「テロリスト」に対する甘い幻想を全て打ち砕く、画期的ノンフィクション。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ] 貧しく純粋なイスラム教徒が、やむにやまれぬ思いに駆られてテロに走る―。 自爆テロにはしばしば、こうした「美しい物語」が付いて回る。 しかし、これは真実だろうか。 現場を歩いてみると、自爆テロが「貧困」とも「イスラム教」とも関係がなく、「中途半端な若者たちの自分探し」の結果だった姿が見え...続きを読むてくる。 「テロリスト」に対する甘い幻想を全て打ち砕く、画期的ノンフィクション。 [ 目次 ] 第1章 移民二世ザック「自分探しの旅」 第2章 スラムの勝ち組 第3章 モスクの外、刑務所の中 第4章 テロリストの妻たち 第5章 哀しき改宗者 第6章 乗っ取られた村 第7章 劣等感がテロリストをつくる [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
各国各地で続発しているテロ。 テロリズムの宗教的・政治的背景は深遠ですが、 この本には、実際に自爆テロを行った人達、行うに至った経緯が克明に書かれています。 そこには、妄信的であったり、イスラムのイマムによって扇動されたりと、 民族のアイデンティティや国や信教を蹂躙され、聖戦に燃え立つ、というより、...続きを読む お坊ちゃま達の社会不安と、差別への憎悪がパレスチナなどの悲しい現状と自己を猛烈に重ね合わされて、殉教を選んでしまう という、聖戦とは程遠い自爆テロの根源が見えます。 情熱ばかりが先立ち、コーラン(聖典)への造詣の浅いテロ実行者達が多いのは、イマムは若者達を爆弾くらいに しか思って無く、またその様に教育しているからでしょう。 なぜ・・・ 日本人の多くは、そう感じていると思います。 そして、多くの事を知ったとしても、その問いはきっと消えないと思います。 なぜなら、大多数の日本人にとって、理屈では解っていても、実際には一神教は理解しがたいからです。(キリスト教徒や、イスラム教徒は多数いるけども) 何が、誰が、どこが正義で、悪なのか・・・宗教問題に於いては、個人的には、どこにでも悪はあっても、正義はどこにも存在しないと思っていますが、 日本人の史観ででも見極めておいた方がいいのかもしれません。この本は、その一助になるかもしれません。
印象に残ったのは、オウムの事件が仏教人のテロでないように、イスラム教人のテロとは言えない。それほど彼らの教義も?ということ。
かなり偏りがあると思うけど、政治的な感覚でしか物事を判断していない時はミクロの視点やジャーナリズムの視点に立つために読んでみる価値ある本だと思う。
人間は系統で判断し、ステレオタイプを抱く。確かに傾向は生まれるかもしれないが、それはとっても怖いことなんだ。
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