田中靖浩の作品一覧
「田中靖浩」の「じつはお金の本質が学べる落語の話」「会計と経営の七〇〇年史 ──五つの発明による興奮と狂乱」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
会計の歴史が物語風に書かれていて分かりやすく学べた。会計の概念はイタリアよりバンコの登場と簿記による帳簿から始まり、オランダで初の株式会社・証券取引所が誕生。
イギリスでの蒸気機関車の登場とその後鉄道の時代で減価償却/収益の概念が生まれ、アメリカでの世界恐慌により投資家保護の考え(ディスクロージャー)、会計ルールの整備、その後のグローバル化による国際会計基準の誕生のなどを経て、19世紀以降は経営者のための会計として過去の会計ではなく未来予測行う管理会計とファイナンスの誕生などなど…
約500年に渡る会計の歴史をその時代を生きる実際の人物や文化的背景を交えて学ぶことが出来て面白かった。
Posted by ブクログ
イタリアからイギリス、アメリカへーー会計の歴史500年の旅。
3つの名画、
3つの発明、
3つの名曲
を切り口に、エピソードを交えながら、会計の歴史を楽しくおもしろく学ぶことができます。
レオナルド・ダ・ヴィンチやレンブラント、メディチ家に始まり、
スティーブンソンやハドソンといった産業革命の立役者、
さらにケネディ、スタンフォード、カーネギー、ロックフェラー、J•P•モルガン、ゴールドマン、リーマン、マッキンゼーといった時代を動かした人物たち、
そしてルイ・アームストロング、プレスリー、ビートルズ‥
数々のアート、経済、音楽界の有名人がでてきて、引き込まれました。
時代ともに、会計も「帳簿を作る(簿記)」から「決算書を読む(財務会計)」、そして「未来を描く(管理会計&ファイナンス)」へと進化していく流れがとても興味深いです。
「私たちは歴史を学ぶことによって、あらゆる物事が『普遍的、絶対的な存在ではない』ことを知ることができます。」
常に、今あるものが当たり前だと思わずに、変えるべきところについては『変える勇気』」をもつ大切さに共感しました。
Posted by ブクログ
「不自由であることは創造を生み出す土壌」
絵画に限らず万物への名言だと思う。
ただ、悲しいかな画家の力量があってもゴッホのように時代や商業に乗れないと成功できない。
カトリックの宮廷画家として成功したルーベンスとプロテスタントのフリーランスとして没落したレンブラント、対照的な二人の画家だけど、レンブラントの絵の方が好きだ。
自分の描きたいものと世間が描きたい商業作品の板挟みになりちな作家だけど、ルノワールはどちらも両立させた世渡り上手だと思う。
ターナーの「蒸気機関車」と産業革命の下りが現代のAI時代と一致する。産業革命時のイギリスは、庶民は機械化した工場での長時間労働と不衛生な環境によって平均寿命が15歳までに縮んだ。まるで蒸気機関車に追いたてられる野ウサギのように、社会の変革期には小さくか弱い存在が犠牲となる。
写真が登場した産業革命は、画家たちにとっても試練の時代だった。それでも、写真で表現できない「色彩」を突き詰めた印象派の画家たちや、見えないものまで描こうとターナーが挑んだ研鑽に敬意を抱く。
AIという新技術が市場を席巻しても、人が魂をこめて創作する執念は機械を凌駕するはずだ。