作品一覧

  • 悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト―パガニーニ伝―(新潮新書)
    4.4
    1巻836円 (税込)
    ニコロ・パガニーニ。全身黒ずくめの姿で繰り出す超絶技巧で人々を熱狂させた、空前絶後のヴァイオリニストである。「悪魔ブーム」をブランディングに用い、巨万の富を築いた守銭奴にして女好き。「無神論者」の烙印を押され、遺体となっても欧州をさまよった彼には、「幽霊となっても音楽を奏でている」との伝説も生まれた。十九世紀に鮮やかな刻印を残した「西洋音楽史のメフィストフェレス」、本邦初の伝記。
  • リベラルアーツ 「遊び」を極めて賢者になる(インターナショナル新書)
    4.0
    1巻880円 (税込)
    大学などの授業でも取り上げられるリベラルアーツ。だが、真のリベラルアーツとは、その歴史をひもとけば、授業で教えられる教養のようなものではなく、より深い「遊び」の精神であるという。本書は、リベラルアーツの本質を個人個人がどのように活かし、生きやすい未来へつなげていくべきか、その方針を提案する、まったく新しいリベラルアーツ本。
  • 138億年の音楽史
    3.8
    1巻880円 (税込)
    「われわれは、どんな過去にさかのぼっても音楽に出会う」。ビッグバンから始まった「宇宙の音楽」の歴史では、ベートーヴェンもビートルズもちっぽけな砂の一粒に過ぎない。鳥や鯨の「作曲術」から人体という楽器が奏でる音楽まで。ピタゴラスの天球の音楽からアボリジニのソングラインまで。「音」と「調和(ハーモニー)」をキイワードに壮大なスケールで描く、これまでにないユニークな書。
  • ベートーヴェンと日本人(新潮新書)
    3.5
    1巻902円 (税込)
    幕末から明治にかけての日本人には「耳障り」だったクラシック音楽は、「軍事制度」の一環として社会に浸透し、ドイツ教養主義の風潮とともに「文化」として根付いていった。そして日本は、ベートーヴェンが「楽聖」となり、世界のどこよりも「第九」が演奏される国となっていく――。明治・大正のクラシック音楽受容の進展を描きながら、西欧文明と出会った日本の「文化的変容」を描き出す。
  • 「超」音楽対談 オーケストラに未来はあるか
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ~~~~~ 山田 今日もすぐ終わりますよ。「オーケストラに未来はあるか?」 「ない!」で終わり(会場爆笑)。 浦久 そういわれてしまうと、もう身もフタもない(笑)。 ~~~~~ 浦久 指揮者から見た理想のオーケストラとは? 山田 自分のイメージというか、アイディアを具現化してくれるオーケストラが、 理想のオーケストラということになると思うんですよ、ふつうはね。 浦久 では、そのイメージを持っていない指揮者の場合はどうなるのかな? 山田 ほらきた(会場笑)。 ~~~~~ 山田 観客のみなさんがちょっとかわいそうって思うこともある。 浦久 緊張感を強いられて? 山田 指揮者が棒を下ろすまで拍手はするなとか。あれ、やめてほしいですね。 だからぼくは、あえて指揮棒をずっと上げておこうかなって(会場笑)。 ~~~~~ 浦久 日本では、みんなで歌って踊って、わいわいいう音楽のほうが、 はるかに長い歴史を持っていた。 山田 なるほど。日本人は劇場から飛び出して、盆踊りをしよう(笑)と。 ~~~~~ 日欧の文化を知悉し、コンサートプロデュースや文筆でユニークな活動を続ける文化芸術プロデューサー・浦久俊彦と、現在もっとも多忙な音楽家のひとりとして世界中を飛びまわりながら、日本の音楽界にラディカルな問いを投げかける指揮者・山田和樹が、「クラシック音楽の明日」についてガチンコ対談。 山田が実演家として現場的・実践的疑問を提示すれば、浦久が古代から現代までの音楽思想や人文科学の知識を総動員してガチで答え、浦久が大風呂敷の「音楽文化改革案」を提示すれば、山田がカリスマ指揮者の余裕で全肯定! 抱腹絶倒の対話は、コロナ禍にあえぐクラシック音楽界への福音となるのか!?
  • フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか
    -
    1巻990円 (税込)
    リサイタルという形式を発明した「史上初のピアニスト」フランツ・リストは、音楽史上もっともモテた男である。その超絶技巧はヨーロッパを熱狂させ、失神する女たちが続出した。聴衆の大衆化、ピアノ産業の勃興、スキャンダルがスターをつくり出すメカニズム……リストの来歴を振り返ると、現代にまで通じる十九世紀の特性が鮮やかに浮かび上がってくる。音楽の見方を一変させる一冊。

ユーザーレビュー

  • 悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト―パガニーニ伝―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』が面白かったので、こちらも手に取った。
    やっぱり面白い!

    音楽史でもなく、ただの歴史でもない。
    切り口が斬新だし、愛ある分析だなぁと思う。

    0
    2022年10月27日
  • リベラルアーツ 「遊び」を極めて賢者になる(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    人生の目的は何か? 私ごときでも時々そんなことを考えます。
    今のところ、私自身が最も腹落ちする答えは、『人生とはヒマつぶしである』です。
    この本は、人生とは遊び続けることである!!と訴えます。
    遊び続けるために、リベラルアーツが必要だと。目からうろこ。

    0
    2022年08月11日
  • 138億年の音楽史

    Posted by ブクログ

    水は答えを知っているという話が出たときはえ?と思ったけど、圧倒的な知識を背景に音楽とは何なのかということを書いていて大変勉強になった。宇宙、神、政治、権力、感情、理性、芸術、大衆、自然、人間のそれぞれという音楽。
    自分にとって当たり前になっているCDなどのメディアを通じて音楽を聴くことが最近になってのことであって、歴史の中ではほんの少しの期間でしかないこと。

    0
    2019年02月16日
  • 悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト―パガニーニ伝―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

     かつてビートルズはフェノメノンであると言われた時代があった。本書の主人公であるパガニーニも百数十年前のヨーロッパを席巻したフェノメノンだったと言えるようである。

    0
    2018年11月23日
  • 悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト―パガニーニ伝―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    日本人によって書かれた唯一のパガニーニ評伝ということで貴重な本である。

    私がこれまでに目にしたことがある日本人によるパガニーニ伝と言えば、2002年に出版された石井宏氏による「誰がヴァイオリンを殺したか」の「第三章 "悪魔のヴァイオリン弾き"パガニーニ」くらいであった。同書の65ページ分を使って書かれたパガニーニの生涯は魅力的でとても興味深いものだったが、本書でもパガニーニの物語の面白さはうまく引き出されている。著者が学者ではなく、文筆家だったのが功を奏したのであろう。非常に読みやすい文章も好感が持てる。

    今まで私が読んできたヴァイオリンの本や、クラシック音楽関係の本の

    0
    2024年11月08日

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