作品一覧

  • SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか
    値引きあり
    4.3
    1巻550円 (税込)
    記憶の書き換え、意識のデータ化、潜在能力の活性化……SFに描かれる「脳の未来」は実現するのか? 第一人者が大真面目に検証!
  • 最新の睡眠科学が証明する 必ず眠れるとっておきの秘訣!
    4.3
    睡眠学会の第一人者が、初めて著す、よく眠れるための必読の書。 今までの睡眠法、睡眠本があまり役に立たないのはなぜか、必ず眠れるとっておきの方法をわかりやすくご説明! 今までの方法はなぜダメなのか、画期的な必ず眠れる方法をお教えします。 そもそも、人はなぜ眠らなければならないのか。そのとき脳では何が起きているのか。 眠りにまつわる不思議な生理現象や症例を通して、最新の脳科学の知見から、我々が生きる上で不可欠な“睡眠”の謎を、将来のノーベル賞候補と言われる、睡眠学会の第一人者が解き明かす。 <目次> 1章 巷には睡眠神話が溢れている 神経神話と睡眠神話 その睡眠の話、本当? 「睡眠は90分周期」ではない ノンレム睡眠とレム睡眠は「深い眠りと浅い眠り」ではない 「レム睡眠は体の休息で、ノンレム睡眠は脳の休息」でもない 睡眠に「ゴールデンタイム」はない 「7時間睡眠が寿命を伸ばす」の真実7 時間睡眠最善説が全員に当てはまらない理由 睡眠への過大評価がかえって眠りを妨げる 2章 人はなぜ眠るのか 睡眠ってなに? 寝ないと生きられない 進化の過程で睡眠をなくせた動物はいない 11日間起きていた人 慢性的に睡眠不足が続くと 睡眠学習の本当の意味とは? 睡眠はなぜ必要なのか 3章 睡眠をつくりだす脳、覚醒をつくりだす脳 ノンレム睡眠とレム睡眠、脳はまったく違う活動をしている 起きる数時間前から起きる準備をはじめている 目覚まし時計が鳴る前に目が覚めるのは? レム睡眠中の脳がおかしな夢を見せている 夢のなかの自分はクリエイティブ? 金縛りが起こるのは必然 寝ながら料理? 寝ながら運転? なぜ夜眠くなって、朝起きるのか? 使った部分ほど、深く眠る 睡眠中にシナプスの整理をしている? ノンレム睡眠中に脳内洗浄が行われている? 睡眠をつくりだすシステムと覚醒をつくりだすシステム 覚醒のスイッチをオンに保つ「オレキシン」 オレキシンが不足すると? 眠れなくなる時間帯がある 興奮、ストレス、空腹があると眠れない 4章 より良い睡眠をとるためのTIPS なぜ、不眠が慢性化するのか? 1 眠りにこだわりを持たない 2 寝室を眠ること以外に使わない 3 15 分眠れなかったら居間に戻る 4 必要以上に早く寝ようとしない 5 適切な時間に眠気が起こるような生活を 眠りに効く食べ物はあるのか 6 朝、光を浴びて体内時計をリセットする 7 昼寝の理想は20分 8 睡眠薬は「眠れる」体験を得られたら卒業する 9 睡眠の評価は睡眠自体で行ってはいけない 10昼間に適度な運動を 11自分にとって最適な睡眠時間を知る 5章 睡眠薬を飲む前に知ってほしいこと 不眠症でも睡眠薬が必要な人は少ない ベンゾ系睡眠薬はなぜ不自然なほど眠れるのか ベンゾ系睡眠薬を長く使うと“眠れない脳”になる ベンゾ系と非ベンゾ系はほぼ同じ 2つの新しい睡眠薬「メラトニン受容体作動薬」 「オレキシン受容体拮抗薬」 オレキシンをブロックして自然な睡眠状態をつくる ラメルテオンはすぐに効果が切れる? ベンゾ系を長く使っている人へのアドバイス 6章 眠りのギモン Q 忙しくて寝る時間が取れないときには? Q ショートスリーパーになれる? Q 徹夜明けはどう過ごすべき? Q シフトワーカーは不眠になりやすい? Q 二度寝は良くない? Q 寝酒で眠れるようになる? Q 手足が冷たくて眠れないときには? Q「ブルーライトが眠りを妨げる」は本当? Q 眠りが浅いから夢を見る? Q そもそも夢とは?
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」
    値引きあり
    4.1
    1巻550円 (税込)
    人は悲しいから泣くのか? それとも泣くから悲しいのか? これは脳科学においては、昔から論争が続いている根源的なテーマです。実は人間の行動は「頭で考えたこと」に従うよりもはるかに、「情動」によって支配されています。情動がなければ、私たちは永遠に意思決定できない場合もあります。いったい情動とは何なのか? それはどこから起こるのか? 最先端のテーマについて、世界のトップランナーが興味津々に解説します!
  • サクッとわかる ビジネス教養 睡眠の新常識
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★シリーズ累計100万部突破!★★ 「サクッとわかるビジネス教養」シリーズに「睡眠の新常識」が登場! 日本人は諸外国と比べて睡眠不足です。あるデータでは、およそ10人に1人が不眠症に悩んでいます。とくにビジネスパーソンは自覚のない睡眠不足から不眠症へと発展することもしばしば。そんな時代を受けてか、快適な寝具、サプリメントや睡眠のアプリなど睡眠にまつわるビジネスが急成長しています。その市場規模は2024年に約6兆円、2030年には14兆円超になると推測されています。 そもそも睡眠は、体の休養だけでなく、脳の再構築や免疫の調整などに必要なもので、睡眠不足は健康にも仕事のパフォーマンス、ひいては国の経済力にも悪影響を及ぼします。日本人一人ひとりが適正な睡眠時間をとるよう心がければ、数十兆円規模の経済損失を防げる可能性があります。 また、睡眠負債(=寝不足)を解消するためには眠ることでしか返済できません。大切なのは平日の睡眠負債を少しでも減らすことです。つまり、いつもより30分早く寝ることが大切なのです。 本書の監修には令和7年度科学技術賞を受賞した、筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS) 副機構長の櫻井武氏が初監修。 本書は今までの睡眠の常識が間違いだった「睡眠のシン常識」をイラストで解説します。
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか
    値引きあり
    3.7
    1巻550円 (税込)
    人はなぜ眠らなければならないのか? いまだに科学が解明できていない疑問に、覚醒をつかさどる物質「オレキシン」を発見した著者が挑んだ名著『睡眠の科学』の改訂新版。脳は睡眠時に洗浄されてアルツハイマー病を防いでいるという新研究、世界で初めて日本が発売した画期的な不眠症治療薬、寝不足でたまる「睡眠負債」とは何か、どう返せばいいのかなど、この6年余りでの最新の研究成果を大幅加筆!
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ
    値引きあり
    3.6
    1巻451円 (税込)
    ときに「魔物」となる食欲の謎に第一人者が迫る! 脳は体重を一定に保つべく、食欲を巧妙にコントロールしている。しかし、ヒトはときに自分の食欲を制御することができなくなってしまう。食欲を「魔物」に変えるのもまた、脳なのだ。脳内で食欲がつくり出されるしくみを脳生理学のトップランナーが解き明かし、「ヒトの食欲」のメカニズムに迫る。(ブルーバックス・2012年10月刊)
  • 睡眠の大研究 しくみと役割をさぐろう
    -
    1巻2,999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 脳が発達した生き物の多くは、外敵に対して無防備になる睡眠をとり、睡眠がとれないと死に至ります。なぜ、命がけで睡眠をとるのでしょうか。睡眠中、脳では何が起こっているのでしょうか。眠くなるしくみと睡眠の役割、睡眠中の脳と体の状態、睡眠と成長・運動能力・記憶との関係などを、最新の知見にもとづいて解説。睡眠不足になりがちな小学校高学年から中高生に、睡眠の大切さをわかりやすく伝えます。 〈目次より〉第1章 睡眠とは? なぜ眠くなるのか?……動物の睡眠/眠らないと、どうなる?/睡眠の役割/睡眠をつくるしくみ(1)体内時計/睡眠をつくるしくみ(2)睡眠圧/なぜ、眠れなくなるのか/Q&A/コラム:7時間睡眠がみんなを健康にするわけではない 第2章 睡眠時、脳で何が起こっている?……睡眠と覚醒の関係/ノンレム睡眠とレム睡眠/ノンレム睡眠の役割/レム睡眠の役割/なぜ夢を見るのか?/成長・運動と睡眠/記憶と睡眠/Q&A/コラム:睡眠と覚醒に向け体を調整するホルモン 第3章 よい睡眠とは? よく眠るには?……なぜ、眠れない日が続くのか/代表的な睡眠障害/「よい睡眠」の条件/よい睡眠をつくる(1)毎日の生活/よい睡眠をつくる(2)眠るところ/Q&A/コラム:いびきが大きい家族には受診をすすめて
  • 睡眠と覚醒をあやつる脳のメカニズム ~快眠のためのヒント20~
    -
    1巻1,045円 (税込)
    ◆著者 櫻井武(さくらい たけし) 筑波大学医学医療系教授、国際統合睡眠医科学研究機構副機構長。医学博士。 研究テーマは「神経ペプチドの生理的役割」、とくに「覚醒や情動に関わる機能の解明」「新規生理活性ペプチドの検索」「睡眠・覚醒制御システムの機能的・構造的解明」。 筑波大学大学院在学中に、血管収縮因子エンドセリンの受容体を単離。テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンターに移り、柳沢正史教授とともに、ナルコレプシーの発症にかかわるオレキシンを発見。冬眠様状態を誘導するQニューロンを発見、マウスやラットに人工冬眠様状態を惹起することに成功。睡眠研究の第一人者。 著書に『「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」』『睡眠の科学 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか 改訂新版』『SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか』(すべてブルーバックス)など ◆覚醒をつかさどる物質「オレキシン」を発見した睡眠研究の第一人者が解説!  日本では長く〈眠り〉がおろそかにされてきた。  ビジネス界隈では「いや~昨日、寝てなくて」と自慢げに話す人や、「限られた人生、眠っている時間がもったいない」と語る人も少なくなかった。  しかし、ここ数年で大きく状況は変わった。人々が睡眠に強い関心を抱くようになり、 「睡眠の質」がことさら指摘されるようになった。マットレスや枕などの素材にこだわっ たり、スマートデバイスで睡眠をスコア化してマネジメントしたり、それは、もはや「ブーム」といえる状況だ。  しかし「ぐっすり眠りたい」という期待値の高さから、間違った部分に解決策を追い求めてしまう場合も多い。睡眠の問題は人それぞれで非常に多岐にわたるので、万人に効果のある快眠の”秘訣”は存在しない。  ただ、「睡眠は生物の体に備わったシステムによって制御されている」「睡眠は脳内で つくり出される」という原点に立ち返ると、快眠のためのヒントは見えてくる。そして、 それらは要素に還元してみると意外にシンプルだ。  その要素とは1.光環境 2.環境温度 3.睡眠圧 4.感情 である。ここに食事や嗜好 品などの要素をプラスαとして理解すればよい。  本書で紹介する20のTipsは決して特別なことではない。けれどある意味、難しい。 現代社会には馴染まないこともあるし、生活習慣にかかわることが多く、意志をもって変 えなくてはいけないからだ。しかし、だからこそ、実践し継続すれば、必ず眠りは変わっ ていくはずだ。 (はじめに、より) 「あなたの”睡眠知識”、間違っているかも!」 ・せめてスマホはベッドに持ち込まない ・休日の寝坊はプラス90分までに ・「いい昼寝」は14~15時の30分以内 ・「早寝早起き」はよい習慣とは限らない ・翌日早起きしたいときも、早く寝なくていい ・「楽しみで眠れない」と「心配で眠れない」の根っこは一緒 ・睡眠にゴールデンタイムなどない ・「朝食は体にいい」とは限らない ・後天的にショートスリーパーにはなれない

ユーザーレビュー

  • SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか

    Posted by ブクログ

    現在の脳科学でどこまでSF作品の脳に関する技術を実現できるかという内容でした。

    取り上げられている題材の中でも「コンピューターに心を持たせられるか」が特におもしろかったです。
    この章の冒頭で心を「感情と意識から成る、生物種の繁栄のためのシステム」とする考え方が気に入りました。
    コンピューターに心を持たせるうえで感情は実現できそうに思いますが、意識(自己)の実現が想像できません。
    『膚の下』(神林長平)で、コンピューターの自己の範囲(無線通信でつながっていても自己の範囲)が人の感覚よりも広く困惑する場面を思い出しました。

    読み終えたあと索引を見て、まだまだ読んでいないSF名著がたくさんあるこ

    0
    2025年07月07日
  • SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか

    Posted by ブクログ

    SF小説・SF映画を素材に、脳科学などの知見から実現可能性を探る思考実験のような書。
    幾つか興味深い記述はあるが、脳は身体なくして意識活動を維持することは難しいらしい。
    これは「唯脳論」などというタイトルの本を書いた養老孟司が、実は身体の重要性を説いていることにも繋がることだろう。
    また、量子論でいう多世界解釈を、人間の意識のありようと結び付けて論じるところも印象的であった。
    私の記憶が確かならば、「神星記ヴァグランツ」では、多数のパラレルワールドを認識可能な超AIが登場していたが、この超AIが出てくるエピソードについて本書の著者の解説が聞きたいと思う。

    0
    2025年02月15日
  • SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか

    Posted by ブクログ

    SFを導入にして脳科学の知見から何がどこまで可能か考察した本。各章それぞれ1冊の本になりそうな内容だが、簡易に読みやすく説明してくれている。

    【目次】
    第1章 サイボーグは「超人」になれるのか(『二重太陽系死の呼び声』ニール・R・ジョーンズ)
    第2章 脳は電子デバイスと融合できるか(『攻殻機動隊』士郎正宗)
    第3章 意識はデータ化できるか(『順列都市』グレッグ・イーガン)
    第4章 脳は人工冬眠を起こせるか(『夏への扉』ロバート・A・ハインライン)
    第5章 記憶は書き換えられるか(『追憶売ります』フィリップ・K・ディック)
    第6章 脳にとって時間とはなにか(『TENET/テネット』クリストファ

    0
    2025年02月09日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

    Posted by ブクログ

    さすがブルーバックスだけのことはあり、脳の構造から始まり、情動や記憶の仕組みについてわかりやすくまとまっていた。ストレス反応一つとっても具体的であり、ホルモンもどんな作用があるのかだけでなく、きちんと構造式から説明されていた。それなりに読み応えがあるため、心理学や脳科学についての素養があるとより一層面白く読むことができる。感情を分類する3つの要素(valence, arousal, dominance)は覚えておきたい。

    0
    2025年01月06日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

    Posted by ブクログ

    良く眠れる方法は?的な本ではなく、睡眠について学術的に考察を進めていく内容です。
    睡眠やその対をなす覚醒などについて、脳内の働きなどを交えながらメカニズムを解説。
    脳神経系の説明などやや難解な部分はありましたが、とても知的好奇心をそそられる一冊でした。
    レム睡眠とノンレム睡眠の違いやその作用、著者が発見した覚醒を司る「オレキシン」の話など、睡眠と覚醒について理解を深めたい方は必読です。

    0
    2025年01月02日

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