作品一覧

  • ウクライナ危機後の地政学
    3.0
    ウクライナ危機で揺らぐ冷戦後の世界体制。 大国同士がせめぎ合う中、日本は生き残れるのか。 元内閣情報分析官が読み解く目前の脅威! 【目次】 第一章 揺らぐ冷戦後の国際体制 第二章 世界はグレート・デプレッションに向かう 第三章 内戦のリスクが高まる米国 第四章 少子化と不動産バブル崩壊で衰退する中国 第五章 群雄割拠の時代を日本は生き残れるのか おわりに ロシアとどのように向き合っていけばよいのか
  • 地球温暖化理論の嘘 「脱CO2推進勢力」に祭り上げられた日本人ノーベル賞学者の正体
    4.7
    1巻1,683円 (税込)
    いまや「CO2による地球温暖化説」は常識であり、近年の異常気象もみな温暖化が原因とされている。しかし、かつて日本の気象研究者たちは「気候変動の主要な原因は太陽活動の変化にあり、異常気象は寒冷化の証左だ」と考えていた。皮肉なことに日本の長年の学問的蓄積を根絶やしにしたのは、日本人ノーベル物理学賞受賞者の真鍋淑郎だった。 真鍋氏が提唱したシミュレーションモデルは1979年に「真鍋1次元モデルはfudge(でっちあげ)」として否定されている。否定された真鍋モデルの上に構築された気候モデルを信頼してもよいのだろうか。 石化発電から再生エネルギーへの移行は脆弱な日本のエネルギー供給体制をさらに深刻な状況にし、ガソリン車からEV車へのシフトは自動車産業の競争力低下を招く。日本の国力自体を大きく毀損させている脱炭素化の基軸理論である真鍋モデルの欠陥を暴き、それが日本と世界の経済に与える悪影響を検証する。
  • シェール革命の正体 ロシアの天然ガスが日本を救う
    3.7
    1巻1,500円 (税込)
    「シェール革命時代」のプレーヤーが揃った。まずは、石油・天然ガスともに、シェール革命で国内生産が膨大に増え、エネルギー不安から解放されて沸き返るアメリカ。工業化の進展や、国民生活の向上によってエネルギー需要が増大、世界最大のエネルギー輸入国となり、焦る中国。アフリカでのエネルギー開発など、シェール革命の逆風を受け、欧州離れを模索するロシア。そして、シェール革命による世界エネルギー地図の書き換えによって、エネルギー戦略の見直しが必須となる日本。これらの、4大プレイヤーが、これからの時代にどのように動くかを、各々の持つ事情から探った、日本のエネルギー問題のエキスパートによる一冊である。サブタイトルにもあるように、日本の最も取るべき戦略として、ロシアから天然ガスパイプラインをつなぐことを強く勧める。各国の国益が複雑に絡み合う、過渡期である今のエネルギー世界地図を明快に読み解く。

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  • 南海トラフ M9地震は起きない 「想定外逃れ」でつくられた超巨大地震の真実
    3.8
    1巻1,485円 (税込)
    地震の発生原因は、地球内部の熱移送であり、大地震発生前には必ずその周辺で熱移送と火山性群発地震が起きています。プレート説に基づいて地震予知研究をしているのは日本だけ。活断層が動いて直下地震が起きると思っているのも日本だけ。ほとんど信仰と言っていいプレート説を真剣に見直す時期が来ていると思います。
  • 次の「震度7」はどこか! 熊本地震の真相は「熱移送」
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    「地震のリスクが低いから」という理由で、熊本は多くの企業の重要な生産拠点となっていた。にもかかわらず、大被害を伴う群発地震が起き、今なお続いている。気象庁や地震学者たちやマスコミは、「前例のない群発地震」と喧伝するが、これはおかしい。1965年に、今回とよく似て、しかも思い出すのも恐ろしい群発地震が日本で起きているのだ。有感地震だけで62,826回というとてつもないものである。なぜ、これに、誰も触れようとしないのか? 本書では、地質学者として地震研究を行なってきた角田史雄氏の唱える「熱移送説」から、地震のメカニズムを説き明かすとともに、地震予知について「プレート理論が信仰されている」のも「活断層が動いて直下型地震が起きると考えられている」のも日本だけであることを明かし、日本の地震研究の「引きこもり体質」を暴く。そして、「熱移送説」による、説得力にあふれた地震予知のあり方を、具体的に示す。

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  • 石油を読む<第3版>
    4.0
    1巻946円 (税込)
    原油価格は低迷が続いていたものの、16年後半の原油減産合意は価格反転の機会にもなりうる。アメリカ新大統領のトランプはエネルギー業界に深く入り込んでおり、インフラ投資を推進するとしている。日露の接近でパイプライン開発はどうなるか、影響力が低下する中東は……。その背景と将来像に踏み込む。 本書は、石油に対する固定観念(枯渇するのではないかなど)をくつがえし、なぜ原油価格が乱高下するのかを経済的に冷静に解説することを主に、その石油市場を動かす各国の最新事情を解説するもの。 原油の価格はいまや、多くの会社、投資家にとって重要な金融ファクターでもある。金融市場で重要視されるその指標について予測する。 著者は資源エネルギー庁や内閣官房に在籍していたエネルギー関連のエキスパート。市場に詳しいと同時に、地政学にも通じており、バランスのよい記述となっている。

ユーザーレビュー

  • 地球温暖化理論の嘘 「脱CO2推進勢力」に祭り上げられた日本人ノーベル賞学者の正体

    Posted by ブクログ

    内容については100%同意する!
    ノーベル賞を受賞した真鍋淑郎がインチキ野郎である事も含めて!
    地球温暖化、脱炭素限らないが何事も長くなると利権化する!
    著者が元内閣官房内閣情報分析官という事なので、是非とも高市政権に働きかけて貰いたいと強く念願する!
    #脱脱炭素
    #再エネ賦課金廃止

    0
    2025年11月19日
  • 地球温暖化理論の嘘 「脱CO2推進勢力」に祭り上げられた日本人ノーベル賞学者の正体

    Posted by ブクログ

    トランプ氏が大統領になってから「CO2削減運動」が少し覚めてきたと思っているのは私の気のせいでしょうか。地球温暖化が騒がれ始めた20年ほど前に、気象学者の本を読んだのですが、温室効果の高いガスは二酸化炭素よりも「雲=水蒸気」という内容に驚いたのを今でも覚えています。

    今日(2025.7.13)も熱くて熱中症が心配な毎日が続いていますが、地球全体としては「寒冷化」が進んでいるとも学者は言っていますが、その声は小さいです。この本の著者は、この内容を本にせずに多くの学者のように迎合していれば、おそらく多くの団体から研究資金をもらえて安定した研究者生活ができるであろうに、素晴らしい決断をして「本来の

    0
    2025年07月13日
  • 南海トラフ M9地震は起きない 「想定外逃れ」でつくられた超巨大地震の真実

    Posted by ブクログ

    南海トラフ地震が懸念されている地域に暮らす私は、小学校のころから避難訓練や防災訓練をやってきた。
    自治体全体で取り組んできたため、地震に対する意識が他県の人に比べると高いと思うし、体に染み付いていると言った感じ。
    地震予知も不可能であると言った説の本は読んだことはあるが、本書ではそれとはまた違った視点で南海トラフに地震について書かれている。
    3.11の悲劇を目の当たりにして、実際に起きてみないとわからない「想定外」のことは起きると思い、『備えあれば憂いなし』と日々生活している。

    0
    2025年05月28日
  • 石油を読む<第3版>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シェールオイル、天然ガスといろいろあっても、結句、エネルギーを調達してくるというスキームは変えようがないのだという前提はしっかりとそのまま。この人でないと書けないところは多い。今こういうものを書く30代から40代の人はどこに発表するんだろう。本じゃない気がする。

    0
    2017年05月13日
  • シェール革命の正体 ロシアの天然ガスが日本を救う

    Posted by ブクログ

    非常にロシア寄りの内容なので、最初は「利害関係者では?」と思ってしまう程だったが、非常に説得力のある内容で提案も具体的。
    思えば、一時期メドベージェフが北方領土に上陸して緊張していた二国間関係が、最近はすっかり友好ムード一色で、本書の指摘には頷かざるを得ない。

    0
    2014年02月01日

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