冨田恭彦の作品一覧
「冨田恭彦」の「アメリカ言語哲学入門」「科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏 科学がわかる哲学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「冨田恭彦」の「アメリカ言語哲学入門」「科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏 科学がわかる哲学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「省察」を丁寧に解説してくれており、デカルトの論旨をトレースすることができ解像度がぐっと上がった気がします。自然科学領域にも業績のあるデカルトに対し、第一哲学としての形而上学の面にフォーカスしてるのも、自分の興味とマッチしていて楽しく読み進めることができました。
「コギト・エルゴ・スム」がデカルト哲学の到達点とばかり思っていたけど、明晰明証的な「私」=「心」を始点として、徹底的に疑うことで一旦は存在を否定した神の存在、物質の存在を明らかにしていくところまで証明しているなんて知らなかった。気づけたのは、本書が「省察」を大局的に扱ってくれているおかげです。
P175:
人間が間違いを犯すのは、「
Posted by ブクログ
冨田さんの本、ほんとめちゃ面白い
バークリーの分かり易い解説。
驚くべき観念論の豊かさに驚く。驚きつつ、違和感、疑問を拭えない。
そんで、バークリーへの批判として、そうそう、だよね、そこがずっと気持ち悪かったよ、というところを指摘してくれる。
でも、それでもバークリーの観念論の魅力を話す
が、最後、明るい観念論としてのバークリと、暗い観念論としてデカルトの懐疑の果ての我と観念だけ、という孤独を紹介したのち、どうしてこんなに暗い観念論は魅力的なのか、となる
え!デカルト本だったっけか?と思うのだけども、そうでなく、明るい観念論から暗い観念論に転じてしまわないようにね、暗い観念論は魅力的なので
Posted by ブクログ
これはめちゃくちゃ面白かった
なんで、デカルト、スピノザ 、ライプニッツといって、フランシス・ベーコン、ジョン・ロック、ときたこのタイミングで、バークリに行かずまたデカルトに戻ったのかと言うと、この著者のロックの本がめちゃくちゃ面白かったから。
なんだけども、ここで一旦、またデカルトに戻ったのはとても良かった。
デカルトとフランシス・ベーコン、この2人はそれぞれにとても重要だから、一周して戻ったことは大事だった。
デカルトの本は難しくないので、いくつか読んでみるべきと思うけども、そうすると、疑問がめちゃくちゃに湧いてくる
えぇ?となるとこが割といっぱいある
でも、こんなに有名な人なんだ