作品一覧

  • iOSビジネス年鑑

    iOSビジネス年鑑

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 iPad/iPhoneをビジネスで活用するためのノウハウ 現在ビジネスの世界ではかつてないほどモバイル化が進み、iPhone/iPadをはじめとするスマートフォンやタブレットを積極的に導入する企業が増えています。 また、企業には「働き方改革」の実現が求められ、業務効率化や場所にとらわれないワークスタイル、生産性の向上のためにテクノロジーの活用が必要不可欠です。 ただし、PCを前提とした従来の形からビジネスの現場をシフトするのは決して容易なことではありません。 iPhoneやiPadを導入したものの活用の仕方がわからない、ITツールの選定に迷ってしまう、実行しても効果が見られない、現場とマネジメントの意識のズレがある…等、さまざまな問題が生じます。 iOSという新しいプラットフォームであるがために、導入の参考となる事例が少なく、ベストプラックティスが確立していないのもその1つの原因と考えられます。 しかし、iPhone/iPadは正しく活用しさえすれば、ビジネスと社員の働き方をトランスフォームすることができますし、実際に導入を成功に導き、成果を出している企業は多くあります。 本書は、iPhone/iPad導入の成功事例の数々と、Appleテクノロジーの活用のヒント、そして最新の企業向けiOSソリューションをまとめたものです。 労働時間の削減、テレワーク・リモートワークの実現、社内コミュニケーションの活性化、ワークライフバランスの実現、意思決定スピードの向上、従業員の意識変革…等々、iPhoneやiPadで働き方を変えたい企業と働く人すべての人に参考となる情報に詰まった1冊です。
  • 任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代

    任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代

    小説・文芸

    4.3
    1巻968円 (税込)
    カリスマ経営者・山内博の右腕として、「ゲーム&ウオッチ」「ゲームボーイ」など黎明期の任天堂のほとんどのヒット作を生み出した伝説の天才開発者・横井軍平の生涯を描く。斬新な発想の陰にあった苦悩とは? ※本書は2010年6月に小社より刊行された単行本『ゲームの父・横井軍平伝任天堂のDNAを創造した男』を加筆修正、改題し、新書化したものです。
  • Googleの哲学

    Googleの哲学

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻693円 (税込)
    「グーグルグラス」や「グーグルドライバーレスカー」など、常に注目を集め、世界に影響を与え続ける企業・グーグル。その根底にある圧倒的すぎる考え方の謎を明らかに! シンプルに「正しいこと」をし続ける。すべての「伝統的なやり方」を疑う。「自分がほしいと思うもの」をつくる。その考えや行動を、私たちは学ばなければならない―。
  • 進撃のビッグデータ

    進撃のビッグデータ

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻628円 (税込)
    ここ最近「ビッグデータ」という言葉がメディアに登場しない日はありません。 それはビッグデータが、ビジネスはもちろん、日常生活や社会までも変えてしまうポテンシャルを持っているからです。今後10年で、ビッグデータを活用できない企業は“淘汰”されていくことになります。ですが、まだ多くの方が具体的にビッグデータがどういうものなのか、ぼんやりしているのではないでしょうか。それも当然です。「ビッグデータとは、こういうものだ」という明確な定義が、専門家の間ですらまだ確立されていないため、ビッグデータの正確なカタチは、まだもやもやしているのが正直なところです。10年後、ビッグデータを理解していない人は、価値のある仕事はできなくなっているでしょう。本書をお読みいただいて、この“もやもや”をできるだけはっきりとさせ、頭の中でビッグデータのカタチをはっきりとさせることができれば、ビッグデータ活用の道が見えてきます。
  • 情報は貯めるだけ貯めなさい―クラウド時代の逆転仕事術

    情報は貯めるだけ貯めなさい―クラウド時代の逆転仕事術

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻628円 (税込)
    これからの情報管理は「捨てる」から「貯める」へ。エバーノートとスマートフォンを利用したデジタル管理で、悩まず楽に情報活用。 ■CONTENTS 【第1章】情報管理は「捨てる」から「貯める」時代へ/【第2章】クラウド仕事術を理解する/【第3章】クラウド仕事術に必要なもの/【第4章】クラウド仕事術の基本/【第5章】クラウドで各種「書類」を管理する/【第6章】クラウドで「情報」を管理する/【第7章】クラウドで「行動」を管理する/【第8章】クラウド仕事術を成功に導く9つのステップ ■著者 牧野武文(マキノタケフミ) ITジャーナリスト。ITビジネスやIT機器について、ビジネス的な観点からだけでなく、消費者や生活者の視点からやさしく解説することに定評がある。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

ユーザーレビュー

  • 任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代

    Posted by ブクログ

    ★横井軍平

    ★枯れた技術の水平思考

    牧野 武文
    消費者ビジネスの視点でIT技術を論じる記事を各種メディアに発表。近年は中国のIT技術に注目をしている。著書に『Googleの正体』(マイコミ新書)、『任天堂ノスタルジー』(角川新書)など。中国の最新技術とそれらが実現させる最新ビジネスをレポートする『中国イノベーション事情』を連載中。

    「「私は天才と呼ばれるのが嫌なんですよ。みなさんがそういってくださることはありがたいと思うんですけど、私は天才じゃありません。むしろ、落ちこぼれなんですよ」「私は落ちこぼれ」というのは横井の口癖のようなものであり、事実、学校の勉学に熱心でなかった横井の成績は優秀とはいえないものだった。 1965年に同志社大学を卒業して、任天堂に就職した横井は、同級生に対してそのことを恥じていたようだ。横井の専攻は電子工学。同級生はほとんどが大手の電機メーカーに就職していた。任天堂は今でこそ日本を代表する企業だが、当時の主力製品は花札とトランプで、電子工学の知識に出番などはほとんどなかった。企業とは名ばかりで、職人が花札を手作業で貼り合わせて作っているような地方の町工場の臭いが漂っていた。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「「あるとき、怖い形相をした団体さんが任天堂に乗りこんできましてね。うちらの賭場をどないしてくれんじゃと、おまえらの作った花札のせいやぞと。そんなことしょっちゅうでしたな」と、横井は私に教えてくれた。それは横井一流の話を面白くするための創作だったかもしれない。しかし、横井が入社した当時、花札の製造工程に問題が発生していたのはほんとうだろう。横井が原因を調べてみると、糊の攪拌機に問題があり、複数の種類の糊がよく混ざらなかったため、接着力が低下していたことがわかった。横井は、攪拌機の改良を始める。「簡単な仕事でした。攪拌機の羽根の形状に問題があることはすぐわかりましたから、すぐに図面を引いて、新しい羽根を作りました。こんなことは、子供のときからずっとやってきましたから得意中の得意だったんです」」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「自称「発明好きのただのおっさん」「落ちこぼれというのが言いすぎというのであれば、私はどこにでもいる普通の人です」と横井は言葉を続けた。「天才だとか言われるよりも、どこにでもいる普通の人が努力を積み重ねてきたから、世間から認めてもらえる仕事ができたと言われる方がよっぽどうれしいんです。ほんとに私はたいした人間じゃありません。私にだってできたんだから、みなさんなら努力さえすれば、もっと素晴らしい仕事ができますよと言いたいんです」  横井の仕事の半分は努力の積み重ねであることは事実だが、あとの半分は着想の面白さだ。「そんなことよく思いつくな」と感嘆させる技術と工夫が、横井の仕事には詰まっている。私はこの横井の言葉にすら疑問を感じた。横井の内面にある謙遜と美学が言わせている台詞にすぎず、やはり横井には天才の一面があると感じていたからだ。そして、私は今から思えば実に失礼な言葉を横井にぶつけてしまった。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「横井は、もの作りが大好きだったが、家に閉じこもったままの内向的な少年ではなかった。子供時代の写真は、後の横井からは想像できないほど体格がよく、しかもどの写真もカメラの方をしっかりと見て写っている。内向的な子供にありがちなはにかみや不安げな表情はひとかけらもなく、瞳には好奇心の輝きだけがともっている。  横井はエスカレータ式に同志社大学工学部に入学したため、受験勉強をする必要もなく、高校、大学時代は大いに遊んだという。横井のアルバムを捲ると、上品なテニスウェアに身を包んでコートに佇む写真や、「 G Y」とイニシャルの入ったウェットスーツでダイビングに興じる写真が目に飛び込んでくる。石原裕次郎主演の映画『太陽の季節』で当時の流行語ともなった〝太陽族〟を地で行くような青春を送ったのだろう。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「「もの作りが好きな人の中には、そのメカニズムや発想にのめりこんでいく研究者タイプの人と、自分が作ったものを他人に自慢して喜ぶガキ大将タイプの人がいるように思えますが、横井さんはご自分をどちらだと思いますか?」  即答だった。「ガキ大将ですね」。前者の研究者タイプは、日本の戦後のもの作りを支えてきた人たちである。会社に夜遅くまで残り、ひとつの技術を追い込んでいく。現代の職人たちだ。一方で、後者のガキ大将タイプは、現在の任天堂やソニー・コンピュータエンタテインメントといったゲーム関係の企業人、米国のアップルやグーグルといった I T企業人、あるいはビートルズや U 2といったロックアーティストたちだ。横井は明らかにこちらに属した人間だったが、不幸なことにそのようなもの作りを当時の日本は要求していなかった。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「ウルトラハンドは自分の遊びで作ったものを商品化したんですけど、ウルトラマシンは初めから商品化する目的で作ったものです。ウルトラマシンを作ったときは、実は私は野球のやの字も知らなくて、むしろ野球が嫌いだったんです。中学、高校のときに金持ちの悪友がいまして、おもちゃは何でも買ってもらえる奴がいた。ところがいつ行っても、彼は人にピンポン玉を投げさせて、それを竹の物差しで打つ。こんなのがなんで面白いんだ、いっぱいおもちゃを持っているのにと、すごく印象に残りました。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「横井は人前で自慢めいたことを口にするのを嫌っていて、いつも「私みたいな落ちこぼれが……」という話の切り出し方をする人だが、この時代についてだけは「懸命に勉強した」と言い切っていた。どんな勉強をしたのかと質問しても「大学時代サボりにサボっていたので、教科書を勉強し直した」という答えしか返ってこなかったが、実は大学では教えてくれない量産化、商品化のノウハウという開発マンに必須の知識を、自分で学び取っていたのではないだろうか。  しかしそんな生活に横井は充実を感じていた。  あの頃は会社にいくのが楽しくて楽しくて。だって、大好きなもの作りを好きなだけやらせてくれて、材料費も出してくれて、その上給料までくれると言うんですから。休みの日に家にいても、会社に行きたくて行きたくて、かえってストレスがたまってしまうんですよ。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「自分の才能が世の中で必要とされているものであり、しかも大きな富を生み出すものであることを知らされた。任天堂の中でも一目置かれる存在となり、経済的にも豊かになり、さらには有名人との社交も始まる。  横井の人生にとって、もっとも幸せな時期だったに違いない。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「横井はピアノが上手かった。リチャード・クレイダーマンが好みで、少し練習するだけですぐにコピーして弾けるようになったという。横井自身も「身体の動きを模倣するのは得意なんです」と言っていた。だから、横井はゴルフも上手かったという。ゴルフはきちんとしたフォームで打てば、球は真っ直ぐ飛ぶので、スコアも崩れることはない。社交ダンスも上手かった。上手な人の身体の動かし方を見て、それをすぐ自分の身体で再現することができるのだ。横井がもの作りに熱中したことと無関係ではないだろう。もの作りの基本はねじ回しを使うことだ。しかし、このねじを回すということは意外に難しい。きちんとねじの軸方向に適切な量の力を入れて回さないと、すぐにねじ頭の溝が削れてしまうのだ。その他、ハンダごてを使う、紙やすりをかけるということも、簡単なようでコツがある。使う道具の特性を考えて、うまく手先を使って、その道具の特性を活かす使い方をしなければ仕上がりが汚くなるのだ。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「ラブテスターに話を戻そう。ラブテスターには、横井を語る上ではずせない概念が含まれている。それは「枯れた技術の水平思考」という言葉だ。  横井はマスコミに出たがらないうえに、任天堂は一人の開発者に世間の注目が集まるのを嫌った。製品は多くの人が関わって作るもので、一人の功績として扱われたくはないからだ。そのため、横井軍平の名は、その功績のわりに世間ではあまり知られていない。しかし、「枯れた技術の水平思考」という言葉は、意外に多くの人が知っている。開発や商品企画を考えるときには重要な概念だからだ。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「技術者というのは自分の技術をひけらかしたいものですから、すごい最先端技術を使うということを夢に描いてしまいます。それは商品作りにおいて大きな間違いとなる。売れない商品、高い商品ができてしまう。  そして、自分の商品作りは、最先端技術が普及をして、枯れてきたところにあるという。  私がいつも言うのは、「その技術が枯れるのを待つ」ということです。つまり、技術が普及すると、どんどん値段が下がってきます。そこが狙い目です。  このラブテスターは「枯れた技術の水平思考」を体現した最初の製品となった。その意味では、横井の開発者人生は新しい局面を迎えることになる。そして、この「枯れた技術の水平思考」の発想で、再び新たな鉱脈を掘り当てることになるのだ。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「ゲームボーイに使われたのは、「枯れた技術」となった液晶モニタだった。使い慣れた液晶なので、横井も油断していたのだろう。シャープ側から液晶の試作品ができたというので見にいき、特に問題がなかったので「あ、これでいいね。うまくいったね」と言って帰ってきた。その横井の判断を元に、シャープは 40億円をかけて専用の液晶工場の建設を始めてしまった。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「横井は何度となく、「向こうが碁を考えたら、こちらは将棋を考える」という言葉を口にしていた。つまり、ゲームが面白いかどうかが重要で、その表現である画質は二の次だという意味である。横井は面白い遊びを考えることこそが自分の仕事だと考えていた。ファミコン、スーファミ、 NINTENDO 64と進化する中で、ゲームそのものも複雑化していった。シリーズ物のゲームでは、パート 1を遊んだユーザーがパート 2を買ったとき、新しい要素がなければ飽きられてしまうという不安から、ゲーム開発者はゲームの内容を複雑にしていく。しかし、 1を知らずに 2を初めて買う新しいお客さんたちにとっては、複雑なゲームにしか映らないだろう。こんなことをやっていたら、いずれ画面作りが上手なところ、マニア向けゲームを作るのが上手なところが、ゲーム業界を引っ張っていくことになる。任天堂は画面作りやマニア受けが上手な企業ではなく、新しい遊びを提案できるところに強さがあるとも、横井は考えていた。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「新しい要素がなければ飽きられてしまうという不安から、ゲーム開発者はゲームの内容を複雑にしていく。しかし、 1を知らずに 2を初めて買う新しいお客さんたちにとっては、複雑なゲームにしか映らないだろう。こんなことをやっていたら、いずれ画面作りが上手なところ、マニア向けゲームを作るのが上手なところが、ゲーム業界を引っ張っていくことになる。任天堂は画面作りやマニア受けが上手な企業ではなく、新しい遊びを提案できるところに強さがあるとも、横井は考えていた。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「もちろん、山内は、横井の退社をよくは思っていなかっただろう。あたり前だ。ドル箱開発者がいなくなるのだから、面白いはずがない。横井が、自分の会社を立ちあげて、玩具を開発することもわかっていただろう。それが任天堂にとって脅威となるとは考えていなかったと思うが、なにしろ横井が率いる会社だ、なにかと目障りな存在になることも明らかだ。山内にしてみれば、横井の退社は、人としても経営者としても、腹立たしいことであったことは間違いない。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著


    「遠藤:カラオケでもプリクラでもデカラケでもそうなんですけど、日本のテクノロジーって、実はものすごく突き詰めることって苦手なんですよね。サイエンスの世界で、強い組織力で一気呵成に成果をだすということが米国ではありますけど、あれ、日本は苦手なんですね。組織力というのがなくて、どちらかというと、一人の発想力に富んだエンジニアがいて、太っ腹の部長がいて彼を遊ばせている。そういうところから、思いもしなかったものが生まれてくる。日本の 70年代、 80年代はまさにそういう部分があったのです。まじめに大勢でコツコツやっている一方、そういう茶目っ気のある発想ができるのが日本のよさであって、横井さんはそれを体現している人なんですね。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「牧野:それともうひとつ重要なのが、横井さんはイノベーションのつもりではやっていなかったと思うんですね。遠藤:まあ、イノベーションを起こすと口に出してやっているやつに、ろくなやつはいません(笑)。牧野:横井さんのやっていることは、横井さんが子供のころ遊んで楽しかった遊びを、今のテクノロジーをつかって再現しているということなんですね。だから、遊びのなにが面白いかという本質は、テクノロジーが違ってもちゃんと生きている。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「遠藤:いや、横井さんがすごい人であることはほんとうですよ。でも、『横井軍平ゲーム館』の企画を承認するときは、僕も横井軍平さんの名前を知らなかった。「ウルトラハンドならおれに語らせろ」といいたくなるぐらい、あの時代の玩具やエレクトロニクス機器は大好きだったんだけど、横井さんのことは知らなかった。玩具の世界には、すごい人がたくさんいるんですね。とんでもない発想をし、とんでもない玩具をつくる。玩具作家ってアルキメデスみたいな人がたくさんいる。でも、ほとんどの人が歴史の中に埋もれていっちゃうんですね。だから横井さんという人を顕在化させたのが、『横井軍平ゲーム館』を担当した編集者の榎本と著者の牧野さんの二人じゃないかと。歴史ってそういうものなんですよね。だれかがたくさんの面白い事象の中から、いくつかを発掘して、それが固定化されて歴史になって、後の人がそこからいろいろ学んでいく。それの繰り返しが歴史だと思うんですね。だから、横井さんは玩具作家の代表みたいな人であって、他にもたくさん横井さんのような人がいたと思うんですね。僕は、その姿がとても日本のテクノロジーのあり方を表していると思う。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「山崎:玩具メーカーが集中している東京から離れているということが大きいのだと思います。周りに玩具メーカーがあると、真似するつもりはなくても、気になって影響されてしまう。京都にいると、そういうノイズが入ってきませんから、自然に独創的になっていく。遠藤:オムロンとか京セラもそうなのかもしれませんね。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

    「山崎:玩具メーカーが集中している東京から離れているということが大きいのだと思います。周りに玩具メーカーがあると、真似するつもりはなくても、気になって影響されてしまう。京都にいると、そういうノイズが入ってきませんから、自然に独創的になっていく。遠藤:オムロンとか京セラもそうなのかもしれませんね。」

    —『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)』牧野 武文著

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    2025年11月17日
  • Googleの哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界中の図面をすべてスキャンしたくなりました。
    不可能を健康的に無視する…ごく当たり前に不可能なことを目標においてしまえという志向に感銘をうけます。

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    2020年01月07日
  • Googleの哲学

    Posted by ブクログ

    日常生活の中で、グーグルのサービスに散々お世話になっていながら、会社としてはあまりいいイメージを持っていませんでした。
    それでは、なぜ、この本を読んだかというと、著者の牧野武文さんの他の本を読んだことがあり、それがおもしろかったからです。
    この本も大変読みやすくおもしろかったです。
    グーグルがどういうことを考え、何をやっているのかがよくわかりました。
    グーグルのすべての考え方に賛同するわけではありませんが、参考にすべきところも多かったです。
    グーグルやシリコンバレーでITの起業家を目指す若者たちには悪い人がいないという話が、意外にも説得力がありました。
    彼らは「パイは無限大に大きくなっていく」と信じていて、他人の足を引っ張ることよりもアイデアを共有することによって、新たな発見やチャンスが巡ってくることを大事にしているそうです。
    日本は人口が減少して、さまざまな分野が縮小傾向にありますが、これからは狭い世界での足の引っ張り合いではなく、みんなの力を合わせて広い世界に飛び出していく彼らのような姿勢を見習うことが大事だと感じました。

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    2020年03月29日
  • Googleの哲学

    Posted by ブクログ

    シンプルな企業理念を持つというのは難しい。仕事だけでなく生きる上で自分の矜持は一言でいうと何かを年末に考えたくなった。確かにわたしの周りでもできる人ほどいい人。というか自慢話ヤローは出来てるんだろうが「で!?」となるだけか。最初からシンプルな理念も矜持も作れない。削ぎ落しながら、修正しながら、でも一つ決めてみる。そこからかな。広告の出方に関してはGoogleが好きでYahooは嫌い。

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    2019年12月19日
  • Googleの哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実は、生きている人は皆消費者であり、お客さんなんです。その事さえ忘れなければ、仕事をする時わざわざお客さんの視点に立ったなどと言う思考実験をしなくても、当然のごとくお客さんの視点でビジネスを考えていけるはずです コストダウンがただ経営数字を改善するだけのものになっているのだとしたら最悪です 徹底した学歴主義と、徹底した人物主義をうまく組み合わせたのが、Googleの採用基準なのです 大きな成功は、そんな小さな成功を積み重ねて、育てていくことによって初めて到達できるものです Googleは、文字通り食物を餌にして、社員に共有スペースを使うように促ししています Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々があくせくできて使えるようにすることです

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    2018年03月03日

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